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関西・中国ツーリング part2

2019年 06月19日 09:48 (水)

さて!復路のツーリングですが、昼過ぎには出発する予定だったんですよ。
ところが、OHを完了したキャノピーエンジンを車体に載せたらエンジンは掛かるが
アイドリングしない。
エンジンは完璧に仕上げたので、原因はそれ以外ですから
まずはエアクリのスポンジとキャブのOHを行いました。

スポンジは結構ボロボロ。
かっさん手持ちのターボフィルターを純正と同じ大きさにカットして取り付けました。
キャブは詰まっている様子はありませんでしたが、フロートチャンバーの底に
砂が少し溜まっていたのでクリーナーで清掃。
それでも症状は改善しません。

残りは電気系か排気系です。
エンジンOH前にエンジンが掛かったとのこと、そしてフライホイールの装着には
一番時間を掛けて完璧に作業したので電気系はまず大丈夫。
怪しいのはマフラーです。
本当は他のマフラーを取り付けて試すのが良いのですが無い。
そこでわざと途中で排気漏れするように装着部のボルトを緩めて少しズラしました。
すると無事にエンジン始動!
原因はマフラー詰まりですね。

社外、純正に限らず2stの排圧タイプマフラーは距離を乗ると詰まることがあります。
原因はオイル燃焼時のカーボンです。
特にホンダ純正オイルを使うと数万kmで詰まります。
バイク屋さんで聞いたところ、ヤマハ車は詰まることは殆ど無いそうです。
ノーマル車両ならDIOやジャイロ等のホンダ車に乗っている人は
ヤマハの青缶に変えるだけでマフラー詰まりを防止できます。

そして、ジャイロのマフラーはエキパイ部と本体の2分割式です。
装着手順を間違うと高確率で排気漏れします。
特に台湾製や中国製の社外マフラーは注意が必要です。
まずはシリンダーとエキパイを繋ぐ部位とエキパイと本体を繋ぐ部位を手締めで
仮留めします。
先にエキパイと本体を繋ぐ部位を位置を合わせて締め、
次にシリンダーとエキパイの部位を締めます。
最後にマフラー後部のボルトで固定して終了です。
物によってマフラー後部は穴が合わないなんて粗悪なマフラーも多いです。
特に中国製は無理やり着けないと装着できない物も多いですね。

ちょっと話がズレたので戻ります。
そしてテレビの突撃取材が作業途中で入ってしまったので出発が夕方に成ってしまいました。
取材の様子は7月3日eo光のピタペディアで放送されるそうです。
ネット配信の番組なので後日視聴も可能らしいですから、よかったら観てください。

後半へ続く
ということで、夕方にジャグリングショップMDFを出発したわけですが
暗くなってからの走行では景色も楽しめないので、とりあえず神戸のネットカフェを
目指すことにしました。

MDFから神戸へ

国道7号線で神戸に出る山越のルートです。
ところが、結構苦労しました。
出る前にセンターSPを2stクレアに変えたのですが、熱ダレでスピードが出ない。
きつい所ではメータ読みで50km/hを下回るし、コーナーからの再加速出来ないしで
一般車両と同じペースで走れないんです。

あとでold_kpさんに聞いた話だと今のジャイロチューニングでは
クレアバネでは硬いそうです。
今回はかなり実感しましたね。
今まではM’sバネ(シンコーメタル柔バネ)で普通に走れていたので
熱ダレで困ることは無かったんです。

何とか遅い時間に成る前にネットカフェに到着。
疲れも溜まっていたので爆睡しました。

翌日は朝から天気が怪しく、天気予報では10m以上の風が吹くとのこと。
四国に渡る橋は平地の倍ぐらいの風速に成りますので、この日ジャイロで
四国入りは危険と判断して神戸にもう一泊することにしました。

そして翌日も同様の天気。
これでは帰りが大幅に遅れてしまうということでルートを変更することにしました。

神戸から自宅へ

変更前のルートは明石海峡を渡って淡路島から香川県と四国に入るルートでしたが
この大型低気圧の通過を待っていると翌日も橋を渡れないかも知れない。
なら、少しでも天気の回復が早い西に向かうのが得策と考えてしらなみ街道経由にしました。
出発は雨が止んでからと考え、翌日の早朝4時です。

かなりの距離がありましたが、日曜日の早朝ということもあって途中までは順調でした。
まあ、1/3は自動車専用道路で信号もあまり無いですからね。
これなら9時頃には自宅に着けるかも!なんて期待していたのですが・・・・・・

トラブル発生です!
しらなみ街道に入る前に休憩地点に到着目前のところです。
80km/hぐらいで巡航していて目の前は下り坂。
休憩地点は1kmほど先でしたので、アクセル全開でしらなみ街道を走る前の
エンジンテストも兼ねて速度を上げました。
すると100km/hを超えたところでエンジンが急停止。
幸い、自動車専用道路への入り口がすぐだったので、ジャイロを押して
専用道路を出ました。

P_20190616_081138.jpg

しばらくエンジンを冷ましてエンジンを再始動。
普通にエンジンは掛かるのですが・・・・・・
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アイドリングは問題無いのですが、アクセルを開けると今まで聞いたことが無いような
音がします。
クランクベアリングの破損?
去年の焼き付きテストで酷使したベアリングですからね。
そろそろ交換しないとって思っていたところなんです。

ここで途方に暮れていても仕方ないのでGoogleマップを観ると松永駅まで1.5kmほど。
ジャイロを押して歩きました。
この松永駅にはバイクも止められる無料の駐輪場が有ったのでそこに駐車。
とりあえず駆動系をチェックしてみることにしました。

P_20190616_085633.jpg

タイヤをジャッキ代わりに駆動系を空けてみますが、別におかしいところは・・・・・
あるじゃん!大ありですよ。

P_20190616_085726.jpg

???ベルトが2本?
ベルトの内側が剥離してしまい、セカンダリーに食い込んでエンジンが急停止したことが
判りました。

P_20190617_101231.jpg

ビックリですよね。
ベルトは新品交換したばかりで、慣らしはここまでの走行で十分なはずです。
プーリーとドライブフェイスは傷が着いています。

P_20190617_100918.jpg

傷は最大変速付近では無いので、新品のベルトが不良品だった可能性が大です。
まあ、腰下じゃ無かったのが不幸中の幸いですね。
とりあえずベルト交換をすれば帰れそうです。
ところがこの日は日曜日です。
バイク屋を探してベルトを注文しても手に入るのは火曜日に成ってしまいます。
そこで、前記事YouTubeに出演していただいた田中さんに連絡して、中古のベルトを
送ってもらうことにしました。

翌日の午前中にはベルトが届いて、交換。
昼前には、しらなみ街道走行出来ました。

P_20190617_120818.jpg

画像でも筋状の雲が確認できる通り、風は少し強かったものの良い天気でした。
そしてヘッド温度計の数字は今まで最高の235℃まで上がりました。
これはエンジン急停止でクランクの精度が落ちてピストンがシリンダーに
強く接している為だと思われます。
ピストンが首を振っているんですね。

クランク精度が規定値を超えると温度上昇するので焼き付き易く成るんです。
これでは腰下OHも必要ですね。
こんなこともヘッド温度計が着いているからこそ判ることです。

速度はベルト交換後は少し押さえての走行に成りましたが、午後には
無事に帰宅できました。
金曜日に帰ってくる予定が、3日遅れの月曜日に帰宅。
ロングツーリングでは初めての大きなトラブルも経験できました。

P_20190617_172130.jpg

全行程は600kmには届きませんでしたが、500kmを超える走行に成りました。
残念だったことは、クレアスプリングにせいで熱ダレしたのか?
ベルトが悪かったから熱ダレしたのか?判断出来なかったことです。
これに関してはもう一度検証する必要がありますね。
今年は九州ツーリングも予定していますので、その時にセンターSPの熱ダレテストを
行ってみようと思っています。

次回のブログですが、ジャイロのエンジンを降ろしてOHしないといけません。
足が無くなってしまうので代わりのスペアエンジンを組みたいと思います。
次回はスペアエンジン製作です。

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No title

2019年06月19日 18:49

いつも、ブログの更新楽しみにしています。
センタースプリングの件ですが、クレアスプリングでは硬いとの事でしたが、スクーピー辺りのスプリングが使えそうな気がするのですが、どうでしょうか?

それと、圧縮を上げたら腰下えの負担は大きくなりますか?
ベアリングとかクランクなどに。

今まで圧縮10キロで乗っていたのですが、クランク交換を機に9キロに下げたんです。

やっぱりパワーが無いですね~

2019年06月23日 18:27

シンコーメタルさんのやわバネは在庫ありますか?

Re: No title

2019年06月24日 07:48

MKさん

4stDIOのバネが良いとの噂を聞いています。

二次圧縮を上げると腰下に今までよりも大きい力が掛かるのは確かですね。
ボアアップも同様です。
より2stオイルの質が重要に成ってきます。

圧縮が1k違うと体感しますよね。
特に登坂は確実に違いますからね。


オーミヤさん

当店ではシンコーメタル商品は今のところ2stオイルのみです。
新型の柔バネが発売予定と聞いていますので発売まで待ってみてはいかがでしょうか。

ベルト

2019年06月29日 14:20

いつも勉強させてもらってます。
ベルトの剥離すごいですね。
そこで気になる事があります。

ベルトが剥離したのたスピードが100kmを超えた最大変速時なのでベルトに無理な負荷が掛かったからではないでしょうか?

プーリーに傷が付いたのはベルトが剥離したあとエンジンをかけてアクセルを開けて音を確認した時ではないでしょうか?

ベルトはセルギアに当たってないでしょうか?

Re: ベルト

2019年06月29日 18:27

けんさん

最大変速時ですからベルトに大きな力が掛かっていたことは間違いないです。
無理な負荷が掛かれば剥離では無く、通常は切れてしまうと思います。
ベルトの剥離ですが、慣らし不足やゴムの劣化で成ることが有るようです。

プーリーの傷が入っているヵ所は、変速途中でだいたい30~40km/h前後で使われる部分です。
エンジンを掛けてアクセルを開けた時なら、もっと内側に傷が入るはずです。

セルギアですが、無加工では少し当たるので加工してあります。
セルギアの加工は過去記事(かなり前)に書いた気がします。