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原付スクーターのギア比

2018年 12月29日 22:54 (土)

今年も残り僅かになりました。
毎年発表される今年の漢字は「災」だそうです。
この今年の漢字ですが、始まったのは1995年、丁度ライブディオが発売された年、
つまり2st全盛期に始まったそうです。
私的には今年は「挑=チャレンジ」の年でした。
新しいことを試したり、無謀なこともやってみたり。
それによってエンジンも壊しましたよ。
あれ?考えてみると「壊」かな?

思いついたのはオリンピックの高木姉妹を観てからです。
姉妹でメダル5個ですよ~
特にお姉さんの高木菜那さん。
出場した競技は、どの国の選手と比較しても一番小さいのに金メダル2つです。
殆どのスポーツは技術だけでは勝てなくなってきていますから、
体格(パワー)もある程度必要というのが常識です。
当然、体格が劣る日本人は不利なのですが、彼女はそれをやってのけた。
これって凄いことだと思い、私なりにいろいろ考えました。

私が出した結論は、考え方の違う妹がいたからです。
自分の考えだけでなく、違う考え方持っている人と話し合い、
融合してパワーを凌駕する技術を身に着けた結果では?

日本人、特に技術者は秘密主義です。
チャンバーやシリンダーの加工や製作などもそうですからね~
もっと技術者同士が、スキルを出し合っていれば海外の人達が
追い付かない物が出来上がります。

昔は有りましたよ。
技術力を結集して使ったのが「零戦」です。
飛行性能からエンジンまで世界最高レベルの戦闘機です。
世界を相手にすれば、秘密主義の日本人も団結出来るんですね。

この零戦の開発や製作に携わった人達の大部分は終戦後に
バイクメーカーに就職したんです。
だから、日本のバイクメーカーは戦後50年はレースでも殆ど負けることは無かったんです。
今は、また秘密主義の時代に逆戻り。
バイクも海外メーカーが肩を並べるように成っていますね。

もちろん、情報交換を積極的に行っている分野もありますよ。
例えば医療に関する分野です。
命に関わることですから、国内外で定期的に医学会を開いて情報交換しています。
戦後、一番進んだのは医療技術かも知れませんね。

私も、今年はいろんな人に会って話しを聞き、帰って自分で試してみる
なんてことをやっていた一年でした。
ブログに書けないような馬鹿な失敗をたくさんしましたよw

みなさんはどうでしたでしょうか?
それでは本題です。
前回はライブディオやジャイロのギア比について書きました。
じゃ~具体的にどうやってギア比を上げていくのか?
ジャイロなら方法は3種類あります。
タイヤの口径を大きくする、プーリーの変速域をワイドにする、ハイギアを入れる。

ライブディオの場合はタイヤを極端に大きくすることは出来ないので
2つと考えて良いと思います。

ジャイロの場合は一番に行うのが社外のホイールとタイヤに変えることだと思います。
スリーターのジャイロは一番目立つ部分ですし、見た目も良く成りますから当然です。
径の大きい物では46cmぐらいまで入れることが出来ます。
純正は38cmですからね。

どのくらいスピードに差が有るかと言うと、純正タイヤで60km/h出ている車両の場合
1分間に1km進みます。
38cmのタイヤの外周は0.38×3.14=約1.2m
1000÷1.2=834回転ぐらいタイヤの着いているファイナルシャフトは回っています。
46cmタイヤの外周は0.46×3.14=約1.45m
1.45×834=約1200m、1時間では×60=72km/h
約1.2倍のスピードが出せる計算に成ります。

実際にはタイヤでギア比を稼ぐのは一番パワーロスがありますので60km/hが目一杯の
車両であれば良いとこ65km/h出るか出ないかぐらい。
上り坂なら逆にノーマルタイヤより遅くなる可能性もあります。
もちろんパワーに余裕があれば計算通りの速度に成りますよ。
ただし、燃費は悪くは成っても良く成ることはありません。
例外は路面との接地面積が純正と同等もしくは以下に成るタイヤや
純正よりもタイヤとホイールの合計重量が軽量に成る場合です。

逆にお勧めなのがハイギア。
パワーロスが最も少なくて、メンテは5000~1万kmのオイル交換ぐらい。
ギア比もノーマルの1.2倍弱ですから大径タイヤとほぼ同じなんです。
一番楽で初心者向き、燃費も伸びる!なのに入れる人が少ない。
これは効率やスピードよりも外見を重視する日本人ならではかも知れませんね。
見た目ノーマルで乗る人には関係ないので、ぜひ入れて欲しいと思います。

上記のようにギア比を上げると発進が悪く成るのでは?って思う人も多いと思います。
でも、これはプーリー側で調節が出来るんです。
スクーターの駆動系は可変速です。
カタログデータを観ると無段階変速比 2.910~0.875と記載されています。
みんな最大変速比ばかり気にしますが、最少変速比の2.910の数字を大きく成るように
調整してあげることで今までと同様の加速を維持することが出来ます。
つまり、プーリー側のベルトの落とし込みってやつです。
ギア比が高く成った分、プーリー側でローギアにしてあげれば良いんです。

よくノーマルギア、純正タイヤでプーリーの落とし込みを行う人がいますが、
エンジン回転数が上がるだけで、実は遅くなっている車両が多い。
仕組みを理解していれば純正よりローギアで発進することは無意味なことだって
判るはずですからね。

最後にプーリーの変速域をワイドにするですが、落とし込みの説明は上記でやったので
今度は最大変速のギア比を上げる方法です。
これも要はパワーロスを以下に抑えるかが重要に成ります。
スクーターの駆動系はゴム製のベルトですから摩擦抵抗を受けるんです。
逆に摩擦抵抗が全く無いと、ベルトは滑ってしまい動力が伝わりません。
この摩擦抵抗は変速が広く成るほど増えていきます。
つまり、大きなプーリーを入れれば速度が上がるなんて単純じゃないんです。
この抵抗を落とさない限り、ベルトが外側まで回せる力が50ccのパワーでは無いんです。

スクーターの駆動系は仕組みを理解してスキルを上げない限りギア比を上げられない。
ハイギアや大径タイヤより、よっぽど難しいんですよ。
そこでお勧めしているのが、KOSOプーリーです。
過去に何度もブログで取り上げていますが、ジャイロではポン付けでは
60km/hぐらいしか出ません。
中級者で70km/h前後、上級者なら80km/hオーバーします。
スキルの違いがそのまま速度に影響しますからね。
最高速ならうちのチューニングプーリーよりも速いですよ。

ちなみに私のジャイロの場合、大口径プーリーとノーマルギアで80km/h弱。
これは動画でやりましたね。
大口径プーリーとハイギアの組み合わせでギア比が1.2倍に成りますから
95km/hに僅かに届きません。
KOSOプーリーとハイギアなら100km/hを超えるところまで行きます。
動画はDIOキャブに純正エアクリでしたので、ビッグキャブを入れたり
このギア比を回せるパワーアップが必要ですけどね。

それでは皆さん、良いお年を!

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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おおー

2018年12月29日 23:09

100km超えの動画みたい♪

No title

2018年12月30日 00:29

今年も一年親父さんのブログで勉強させて頂きました。

来年も、貴社の活躍期待しています。

親父さん含め、ジャイロ・ディオ仲間にとって良い年になりますよう願っています。

2018年12月30日 21:43

今年はいろいろとお世話になりました。
スペシャルエンジンですが年が明けてから組むことにします。そのときはよきアドバイスお願いします。
良いお年を。

2019年01月17日 14:40

早く100km または95km見せて下さい。妄想はもうお腹いっぱいです。

Re: タイトルなし

2019年01月22日 21:34

たくさん

もう2年以上前にブログで高速走行の動画を上げてます。
何度も同じことをやっても仕方ないので待っていてもやりませんよ。