FC2ブログ

11月 « 2018年12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 01月

ライブディオZXエンジンのSP仕様part2

2018年 11月29日 12:17 (木)

エンジンオーバーホールで入ってきたエンジンがやっと減ってきました。
今年の夏は激熱だったせいか夏場は仕事している時間より涼んでいる時間が
長かったのですが、反動で秋は大変でしたね。

オーバーホールが終わって必ず聞かれるのが次のOH時期です。
ジャイロの場合、ノーマルのミニカー登録車が一番寿命が短いです。
だって信号待ち以外はほぼ全開で走っていますからね。
エンジンを9000rpmで常時ぶん回せば寿命は短いです。

燃費も同じですよ。
ミニカー登録してるからって言っても60km/hで走るようには出来ていませんから
ノーマルは燃費悪い。
エンジンの傷みが少なく、燃費が良いのはハイギア車両です。
チューニングしたから傷みが早いとか、燃費が悪いなんて単なる勘違いです。

マフラーも同じですよ。
チャンバーだから音が五月蝿い!排圧マフラーだから静か!これも勘違い。
一昨年のスリミ仕様は純正と同等の音量でした。
音を抑えるのも、燃費を良くするのもチューニングです。

話題を変えて私のジャイロですが、50ccアルミシリンダーを組む予定でしたが、
エキパイが手に入らない。
近々、遠乗りする予定なので足回りのチェックをしてみました。
すると・・・・・・

P_20181119_125142.jpg

ひび割れが酷い。
このタイヤに変えたのって何時でしたっけ?
まだ1年半ぐらいだと思うんだけど・・・・・

P_20181119_124537.jpg

タイヤの減りは、残り4分ってところなので春に変える予定でいましたが、
このタイヤで高速を走るのはちょっと危険なので変えることに。
いくらグリップが良くても、2年足らずでひび割れるようじゃ、このタイヤ駄目ですね。

P_20181119_133711.jpg

サクッと外して、今度のタイヤはこれです。
今度はダンロップですから大丈夫でしょう。
ついでに各部のグリスアップとブレーキパットも変えることにしました。
パットは交換時期では無いのですが、ブレーキタッチがじんわり過ぎて
どうしても制動距離が伸びてしまうんです。
なので、カチッとした効きのパットに交換しました。

P_20181119_154013.jpg

右が今まで着いていた赤パット、左が取り付けるゴールデンパットです。
どちらもデイトナから出ている商品です。

タイヤとブレーキパッドを交換して走ったインプレですが、タイヤの方は
乗り心地は良いですね。
ブレーキング時の安心感もある。
グリップはかなり良いようですが、後は劣化と減りですね。
ブレーキパッドは思ったよりも差が無いように感じました。
これは片押しの1ポットのためだと思われます。
初動がコンマ数ミリ秒早いので制動距離は短く成りそうです。
ブレーキが鳴くこともないので初めからこちらを購入すべきでしたね。

ちなみにジャイロ純正のブレーキはドラム式ブレーキです。
ブレーキパッドを強化品に変えると初めは良く利きます。
でも、ドラムも減ってしまいます。
ドラムは後輪はハブ、前輪はホイールと一体化しているので交換不可です。
ですので、純正のブレーキはドラムへの攻撃性が弱い純正がお勧めです。
ディスクブレーキの場合はパットもディスクも交換すれば良いので
強化品を使える訳です。

それでは本題です。
バイクの2サイクルエンジンは80年代まで縦型が主流でした。
もしかするとホンダ2サイクルで横型はライブディオが最初では?ないでしょうか。
4サイクルは横型はありましたけどね。

縦型エンジンが横型に変わったのは、スクーターにメットインBOXのスペースを
確保するのが目的の1つだった訳ですが、ライブディオ以降のハイパワーな
2stスクーターは全部横型なんです。

縦型と横型の違いを理解しないとエンジンチューニングは出来ませんので
今回、少し書きたいと思います。
シリンダーが縦に着くか、横に着くかで違ってくるのはオイルの潤滑です。
縦型エンジンの場合、オイル潤滑で厳しいのが排気ポート付近です。
燃焼室内で一番高温に成るので、オイルが燃えてしまって潤滑不良に成り易い。
エキゾーストスカッフィングってやつです。
ところが、横型の場合はエキスカは殆ど起こりません。
(安いオイルを使っていれば別です)

オイルは液体ですから重力で上から下に流れるからです。
シリンダー壁面に着いたオイルは自然に下に、つまり排気ポート側に流れていきます。
だから、オイルが不足しやすいのは逆に吸気ポート側に成ります。
まあ、良いオイルを使っていればこれも問題無いです。

過酷な排気ポート側のオイル潤滑が容易に行えるってことは、高圧縮や
高回転に強いってことです。
だから、縦ディオより横ディオは高圧縮に成っているでしょ。

そして、ライブディオエンジンの特徴は吸気です。
シリンダーの真後ろに吸気口があるんです。
同じ横型のJOGは横からの吸気です。
シリンダーの真後ろに吸気があることで、クランクケースに入った混合気は
ダイレクトでピストンの裏側に噴出されます。
つまりダイレクトでピストンを冷やせるんです。
しっかり吸気出来ていれば15kg/㎠程度の高圧縮でも問題無いはずです。

ところが、ライブディオには弱点もあります。
長くて細いインテークマニーホルドです。
長いインマニはレスポンスが悪くて吸気量も減少してしまいます。
太くすれば混合気の量を増やせますが、吸気の勢いが弱くなってしまいます。

ちなみにJOGはサイドからの吸気ですが、インマニが短いのでレスポンスが良いんです。
吸気の勢いもありますから、いろんなチューニングシリンダーも出ていますね。
吸気が良いので何をやっても簡単に速く成るのがJOGです。

逆に速くするのが難しいのが横DIOですね。
せっかく吸気効率の良いエンジンなのにインマニが長いために
チューニングを難しくしています。
速いエンジンは後部吸気でインマニが短いこと!

ちなみに世界最速の2stスクーターエンジンはこれです!



動画は1ランク下のC-ONEエンジン(水冷)です。
観て欲しいのはインマニの長さです。
短いでしょ~
クランクのストロークも横ディオと同じです。
違うのはクランク容量と吸気系ぐらい。

キャブがずいぶん斜めに着いていますね。
これを搭載する車両はエンジンが斜めに着くので、少し前のめりに成りますが
問題無いレベルです。
でも、ライブディオだと完全に斜めってしまいます。
そして、キャブを平行に設置しようとするとリアタイヤに干渉します。
なので、インマニを伸ばして横にズラすしかない。

これを踏まえてライブディオ中期エンジンを改造していきます。
次回に続く

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

2018年12月01日 01:07

いよいよ私のエンジンが手元にくるのですね!
ワクワクとドキドキと恐怖感が入り乱れております。
正直、キャブのセッティングに不安感があります。しかし、ここまできたらヤンちゃ親父さんに右に習えです!最後まで付き合ってください。宜しくお願いします(__)

Re: タイトルなし

2018年12月05日 17:10

ナスティーさん

いやいや、セッティングは直接見ないと手助け出来ませんよ。
セッティング能力は経験に比例しますので、出来ないのであれば車両ごとお預かりしないといけません。
時間はたっぷりありますので、頑張ってみてくださいね。

No title

2018年12月06日 10:24

やんちゃ親父様、いつもお世話になっております。
コメントは、はじめてとなります。
セッティングですが、私も最初はキャブどころか駆動ケースのネジの1本も外したことが無いような状態でしたが、約3年前に親父様のSPエンジンに出会ってから始めたセッティングノートを見ると、アドバイス頂きながらセッティングだけで300回位走ってました。これでも少ないんでしょうけど、何とか満足に走れる様になりました。
触って走って考えてを繰り返してると、何となく判るようになってきましたが、エンドレスですね。