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駆動系メンテナンス part2

2018年 06月24日 01:51 (日)

シンコーメタルから発売された「RRカム」ですが、ブログでインプレを書いて欲しいと
要望がありましたので、近いうちにやりたいと思います。
テストはステージⅤプーリーと当店の大口径プーリーの2種類で2~3種類の
センタースプリングの組み合わせで行う予定です。

そして当店で販売を開始した2stオイルもお客様からインプレが届いています。
好評なのは良いことですが、「効果が体感出来なかった」などの批判的なインプレが
今のところ来ていません。
私はお客様の生の声を聴きたいので、遠慮無くインプレしてくださいね。

シンコーメタルは大企業ではありませんので、商品を全国の有名店舗に
卸すことは出来ませんが小企業だから出来ることがあります。
お客様の声を聞いて、それをすぐに商品にフィードバック出来ることです。
プーリーも月日を重ねてステージⅤまでバージョンが上がりました。
実はこの2stオイルも発売当時と内容が変わっています。
初期バージョンは沈殿物があったんです。

その沈殿物も今は全く無いです。
そして現バージョンは焼き付き時のダメージを最小限に抑えることに重点をおいた
添加剤配合に成っているとのこと。
じゃ~今までのオイルとどう違うのか?
これもテストしてブログで公開する予定です。

そして、最近は台湾製のキャブレターが販売されています。

SWR.jpg

ケイヒンのPWKのコピーですね。
これを今度製作するエンジンに着けてテストしたいと思っています。

っていうことで今年の夏はテスト三昧に成りそうです。
もちろん全てブログで公開しますし、動画は今までのFC2に加えて
YouTubuでも公開する予定です。

それでは本題です。
前回は駆動系をバラすところまでやりました。
今回はバラした部品を点検して戻すところまでやりますね。

まずはプーリー

P_20180519_145945.jpg

フェイス面の摩耗が均一に成っていればOK。
このフェイスは段付き摩耗していますね。
段付き摩耗している時はスムーズに変速出来ていませんから原因を探して
直してから組む必要があります。

P_20180519_150231.jpg

裏側を確認します。
スライドピースガイドに変摩耗や傷が無いか?
WRに変摩耗や傷が無いか?
プーリーボスの動きはスムーズか?です。
このプーリーはプーリーボスの動きが悪く、変速の妨げに成っていました。

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このぐらいスルスル動かないとベルトの圧力が掛かった時には動きが悪く成ります。
社外品のプーリーボスもDLC加工の物が増えてきました。
今後は駆動系チューニングには当たり前のチョイスに成ると思います。
ボスやプーリーのボスカラーは装着前にパーツクリーナーで綺麗にしておきます。

WRも汚れが付着すると変速に影響します。
プーリーのスライドピースガイド部とWR装着部も歯ブラシなどを使って
パーツクリーナーで綺麗に掃除します。

一昔前はWRに専用のグリスを塗りましたが今は行いません。
理由は、100kmほど走ればグリスは飛んでしまうし、飛んだグリスが
ベルトに付着して滑る原因に成るからです。
特にセンターSPを柔バネに変えたらプーリーグリスはNGです。
代わりにモリブデンドライスプレーを使います。
これをWRのガイド部にスプレーしておけばOK。

モリブデンドライスプレー

次にベルトですが、幅は必ず計る癖をつけましょう。
駆動系チューニングした車両は新品時は18mmのベルトで16.5mmぐらいが限度です。
ちなみに私の車両は17mm以下は使ったこと無いですね。
17.5mmぐらいで交換してしまいます。
あまり走らない車両でもドライブベルトはゴム製なので硬く成ったり、ひび割れたりします。
ひび割れはベルトを裏返しにすれば判断しやすいです。

P_20180624_005514.jpg

次にプライマリーフェイス(ドライブフェイス)。
フェイス面はプーリーのアルミ製と違って鉄なので変摩耗は滅多にありません。
錆に注意するぐらいです。
でも、何故か歪んでいる車両が多いんです。
特に強化ベルト使用してクランクが曲がってしまった車両はプライマリーフェイスも
歪んでいることが多いですね。

プライマリーフェイスが歪んでいると、いくら駆動系が上手くセッティングされていても
加速や最高速に影響します。
確認方法はベルトを外した状態でプーリー、ボス、フェイスをセットして
手で回して歪みを確認します。

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腰上の圧縮もありますし、フライホイールも着いているので回すのは硬いですが、
このフェイスは問題無いですね。

次にセカンダリーですが、通常はセンターナットを外さないで
クラッチシューの残りとフェイスの段付き摩耗が無いか確認します。
センターナットを外して確認する場合は、プーリーやセカンダリーの変摩耗や
変速回転数がおかしい時などです。
それ以外は弄らないで良いと思います。
バイク屋さんでは、まず弄らない場所ですからね。
組み付け時はクラッチベルとクラッチの当たり面をパーツクリーナーで
掃除してあげるぐらいです。

そうそう!クラッチが滑る場合はセカンダリー内部のグリスが
流失している場合があるのでバラして確認しますよ。
純正では殆ど無いトラブルですが、社外のセカンダリーは出来がイマイチです。
グリスが流失することもしばしばありますので、定期的なチェックが必要です。

私の所では変速拡大済みのセカンダーリーを販売していましたが、
今は休止中です。
その理由は次回のブログで書くことにします。

駆動系のメンテはこんなところです。
特に純正ドライブフェイスは在庫が品薄に成ってきていますから
(前期ジャイロ&前期ZXは終了)歪んでいたら早めに購入しておくのが良いと思います。

テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク

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