FC2ブログ

07月 « 2020年08月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 09月

駆動系メンテナンス

2018年 06月19日 02:06 (火)

梅雨の中休みで天気が良いとグッと気温が上がります。
今年も暑く成りそうですが皆さんは、どうお過ごしですか?
私の方は仕事の合間に私用でバタバタです。
とりあえず梅雨明けに親父の一周忌で東京に行けば落ち着くと思います。

記事を書くのが久しぶりのような気がします。
私のジャイロは小変更で夏仕様にしました。

P_20180617_140646.jpg

って言ってもクーリングファンをKOSOからUPSに変えただけですけどね。
前回、高速走行をした時に気が付いたのですが、今の仕様ではシリンダーヘッドに着けてある
ヘッド温度計の温度が180℃を超えないんです。
今までのテストで200℃オーバーでも焼付かないことが判っていますから
温度に余裕があるなら回転抵抗の少ないファンに変えればフリクションロス低減に成ります。
そして、結果はすぐに出ました。
エンジンを温めるために一回りしてきたらアイドリングが3000rpmを超えてました。
へ~こんなに効果があるものなんだ!って感じです。

P_20180617_140700.jpg

そしてファン交換の時に気が付いたのですが、シリンダーベース部からオイルが滲んでいます。
ベースガスケットはアルミ板から切り出した自作なのですが、横着して前回の使い回し。
紙ガスケットなら問題無いのですが、次回は作り直しましょう。
まあこのくらいなら一時圧縮にも影響が無いのでそのままにしました。

ヘッドボルトの締め付け不足ならシリンダーヘッドガスケットから先に
圧縮漏れが起こります。
特に私の車両は高圧縮で組んでありますから、その傾向は強いですね。

そろそろ次のエンジン製作を考えています。
春のスリミではサーキットを楽しめるような状態では無かったですから、
秋のイベントに向けて新しい仕様で走りたいですからね。
今決まっているのは50ccの純正シリンダーを使うことぐらいですね。

それでは本題です。
シンコーメタルさんから新しいトルクカムが発売されたようです。
カム形状はだいたい想像した通りでした。
これならうちのプーリーでもホンダ純正のセンタースプリングと合わせれば使えそうです。
まだ現物を診ていないのですが、写真を観ると落とし込み加工も不要みたいですね。
次の50cc仕様エンジンに使ってみたいと思います。

今回は駆動系のメンテナンスです。
このメンテナンスも怠ると、どんな良いパーツも宝の持ち腐れに成りかねませんから
しっかり覚えて頂きたいところです。
今回は私のジャイロを例にして診ていきますね。

ジャイロの駆動ケースを開けるには樹脂製のエンジンカバーやカバーステー、
後期エンジンでは二次エアー導入パイプ等も外さないといけません。
そして最大の難関は左のリアタイヤを外さないといけません。
脱落防止の割りピンを外して、中央のナットは前中期は22mm、
後期は24mmですが、これが硬い!
初めて外す人は、バイク屋さんで緩めてもらって、自分で緩められる強さで
再度締めていただいてくださいね。
外した割りピンは再利用出来ませんので、予めファイナルシャフトの太さに合う
Rピンを用意しておいた方が良いです。

慣れないうちは外したボルトやナット類は子袋に入れて外したパーツに
テープで止めておくなどしておいた方が無難です。

その他に燃料ポンプやIホース、IGコイルを止めているボルトもありますから
ジャイロはディオ系の4~5倍時間が掛かってしまいますよね。

これでやっと駆動ケースを留めているボルトを外すわけですが、
このボルトは3種類の長さが違うものが使われているんです。
そしてボルト穴はエンジンステーやエアクリBOXを共締めしている箇所もあります。
ですので、ボルトを外す前にケースにマジックで印をつけておきましょう。

P_20180619_005616.jpg

こんな感じです。
これで間違って共締めの穴にボルトを入れてしまい、後でやり直す手間が省けます。
つぎに3種類の長さのボルトですが、覚え方は簡単です。
一番長いボルトはエアクリを止めている2つのボルトの間にある穴です。
次に中くらいの長さのボルトですが、ダウエルピンが入っている穴に刺さります。

P_20180520_150808.jpg

後の短いボルトはみんな同じ長さですから簡単ですね。

次はプライマリー(プーリー部)とセカンダリー(クラッチ部)中央のナットを緩めます。
まずプライマリーですが、17mmのナットです。
このナットはクランクシャフトに直接着いていますので、気を付けないとクランクが曲がったり
クランクピンがズレて芯が狂ってしまいます。
原付のクランクは弱いですから不用意に電動インパクトで緩めると簡単に芯ズレしますよ。
専用のホルダーを使うのがベストですから、持っていない人は購入しましょう。
ジャイロやディオ系はフェイスにセルのギアがあるのでデイトナの31832が良いです。
アマゾンで探せば使い方の画像も載っています。

ここでナットを緩める前にひと工夫。

P_20180315_115649.jpg

マジックでシャフトとナットに印をつけておきます。
そうすると締める時にトルクレンチは必要ありません。
ただし、既定のトルクで締まっている必要があります。
セカンダリー側も同様にしておけばOK
慣れれば身体で締め付けトルクは身に着きます。

セカンダリーのナットは14mmです。
ジャイロはロックがしっかり掛かっていればホルダーは必要ありません。
ディオ系は後輪が一緒に回ってしまうので必要ですね。

これで、駆動系を手前に引き出せます。
そして次は各部のチェックとメンテナンスですが、長く成ったので次回に続きます。

コメントの投稿

非公開コメント