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ガソリンとオイルの進歩

2018年 04月08日 02:11 (日)

スリミまで1か月を切りました。
いつもは徳島からのフェリーで東京までワープするのですが、
今回はフェリーのプランの他にもう一つのプランを考えています。

松山から神奈川までの約900kmを大阪や静岡を経由して走ってみようってプランです。
もちろん、1日で走破するには無理があるので途中2~3泊したいと考えてます。
一番の問題は天気ですね。
雨の中を長距離走るのは嫌なので晴れが続くことが条件です。

ジャイロも小変更しました。
ファイナルシャフトのハブベアリングを交換しました。

P_20180404_155824.jpg

ディオ系エンジンではギアケースを割らないと交換出来ないベアリングですが、
ジャイロはCクリップを外せば外側から交換出来ます。

P_20180404_161527.jpg

左は外した純正、右が新しく装着するベアリングです。
純正は雨や埃でベアリングが傷まないような構造に成っています。
しっかりとシールドしてあるので回転抵抗が大きいのがデメリットです。
今度のベアリングは開放型のベアリングと同じ回転性能があります。
その分、雨や埃に弱いので寿命が短く成ります。

ちょっと走っただけでは体感出来ませんでした。
上りや最高速などに違いが出るかな???

それでは本題です。
え~今回はガソリンとオイルの話しです。
ここ20年ほどで2stのチューニングが大きく変わってきた訳ですが、
ガソリンとオイルも劇的に進化しています。

要因は排ガス規制です。
車両は排気ガスがクリーンに成るように改良が加えられて進化してきましたが、
ガソリンやオイルは添加剤の進歩が大きい。

たとえばガソリンは防腐剤を始め、さまざまな添加剤が入っています。
20年前のガソリンは半年もエンジンを掛けずにいると
エンジンが掛かりづらかったり、白煙が多いなどの弊害がありました。
1年もするとガソリンが腐って、キャブレターやタンクを掃除しないと
エンジンが掛からないなんてこともありましたね。

今は、1年エンジンを掛けなくてもバッテリーさえ上がっていなければ
普通にエンジンが掛かります。
つまり、添加剤の進歩でガソリンが傷まないんです。
昔みたいにキャブレターの中がタール状に成っていることは無い。
そしてガソリン本来の爆発力を落とさずに、燃焼時の有害物質が出さないように
成っています。

オイルの添加剤はもっと凄い。
車のオイル交換、皆さんガソリンスタンドやカーショップで行ったことがあると思います。
昔は3000kmとか5000kmで交換なんて言われていました。
グレードも私が若い頃はSFが最高グレードでしたね。
今はSNが最高グレードで、オイル交換は15000kmが推奨だそうです。
つまり、添加剤の進歩でオイル交換時期が3倍に伸びたってことです。

もちろん2stオイルも同様に進歩しています。
オイルの添加剤で有名で代表的な物に「ゾイル」があります。
1990年代に出て来たこの添加剤は、この時代には画期的でした。
「焼付いたエンジンに入れたら、調子が戻った」「焼付いた傷が再生される」なんて
言われたことも有りました。
金属に付いた傷が再生されるなんて有りえないことですが、性能が良いため
話しが大きく成ったと思われます。

今でもZOIL信者は多いのですが、現在の高級オイルには
このクラスの添加剤は普通に入っていると思います。
私も2年ほど前にワコーズの2CTにZOILを入れてテストしましたが、
体感できる物はありませんでした。
つまり、2CTにはこのクラスの添加剤がすでに入っていたのでは?
と思っています。

2stオイルも排ガス規制で大きく変わってきた訳ですが、
皆さんが2stオイルに求める性能はクリーンな燃焼性では無く、
耐焼き付き性能でしょう。

この耐焼き付き性能が優れているのは、昔は植物油ベースの2stオイルでした。
ところが、植物油ベースの2stオイルはガソリンと混ざりづらく、
1日経つと分離してしまいます。
レース用の車両はこの植物油ベースの2stオイルを混合で使うのが当たり前でした。
この手の代表的なオイルがカストロールですね。
昔は分離給油用の2stオイルもカストロールは植物油だったんです。

ところが、植物油は排気ガスがクリーンでは無いと言うことでカストロールは
分離給油用の植物油を止めてしまったんです。
それからは、分離給油用のカストロールは私の感想としては良くないですね。
クリーンな燃焼を意識し過ぎて、耐焼き付き性能が落ちてしまったのでは?
って思います。

それまでは高性能2stオイル=植物油だったのですが、排ガス規制で
合成油を使わざるを得なく成り、添加剤の競争に発展したと思われます。
そのおかげで、今の2stオイルは早々と開発を終えた純正を除いて
かなり高性能に成っています。

そのおかげで公道仕様でも新しいチューニングが試せるように成りました。
その一つにオイルポンプレス化があります。
2stスクーターのオイルポンプはクランクシャフトの回転を利用しているので
ポンプレスにするとパワーロスを大幅に減らすことが出来ます。

ポンプレスのデメリットは混合ガソリンが必要なことです。
昔は携帯缶にガソリンとオイルを入れ、振っている姿が一般的でした。
そして、作った混合燃料はその日のうちに使い切る。
つい最近も「えのもっちゃんの診察室」で混合ガソリンについて答えていました。

ところが、ガソリンとオイルの性能が向上したため、この常識が変わっています。

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これは私のジャイロから抜いたガソリンに現在発売中のシンコーメタルの2stオイルを
入れた時の実験動画ですが、観ての通りアッと言う間に溶けます。
昔なら大きなガソリン携帯缶とオイルを持ち歩いたところですが、
これならオイルの携帯ボトルだけで混合ガソリンが出来ます。
混ぜる必要すら無いんですよ。
冬場の実験で1か月は分離しないことが判っています。

今の75マロはオイルポンプと併用で使っていますが、トルクの無い
50ccチューニングにはポンプレスチューニングは効果抜群です。
こんなことが可能に成ったのもガソリンとオイルの進歩です。
手軽に出来て効果が高いチューニングってあんまり無いですよ。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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シンコーブレンドオイル

2018年06月08日 00:04

届きましたがまだオイルランプがつきませんので未使用です。ただ、片桐崇拝者なのでかなり期待してます!

Re: シンコーブレンドオイル

2018年06月09日 20:48

ナスティーさん

シンコーメタルの2stオイル良いですよ。
実はリファインして添加剤の配合が少し変わったんです。
そのうちブログで取り上げますね。

シンコーブレンドオイル

2018年06月22日 22:17

昨日シンコーメタルのオイルを入れました!
オイルランプが点灯後の入オイル(ニューオイル)だったのでワコーズとのブレンドオイルになりますが…
効果は的面でしたね!今は10年前のポン付けチューニングのディオですが、近いうちにスペシャルエンジンにて復活します!いずれは消え行く2stですが親父さんいる限りは2stは乗り続けていけますね!こちらはチューニングに関しては初級レベルですが自分なりに今のディオをノーマルレベルに戻す技量を身につけます!
たびたびメールしますのでこれからも宜しくお願いします。