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次のクーリングテストの前に

2018年 03月16日 14:47 (金)

まずはお知らせです。
マロッシのデジタルメーターとピストンリングをショッピングサイトに追加しました。

昨年末にクリスマス企画で1つだけ販売したマロッシのデジタルメーターですが、
お客様の要望で取り扱うことにしました。
駆動系のセッティングには欠かせないタコメーターですが、私のブログの影響からか?
ヘッド温度計を着ける方が増えてきました。
エンジンチューニングを行うと一番怖いのがエンジンの焼き付きです。
ヘッド温度計を取り付けることで、水冷のように温度を管理することで
焼き付きのリスクを大幅に減らすことが出来ます。

ところが、温度計とタコメーターが一緒に成ったデジタルメーターは
今まで販売されていませんでした。
私も別々に取り付けています。
それが昨年、マロッシから発売に成りました。
2つ別々に購入するなら、取付けスペースもコストも抑えられますからお得です。

そして、マロッシのピストンリングですが、マロッシのシリンダーは元々はレース用です。
ピストンリングの素材は柔らかく出来ています。
その為、減りが早いのが難点です。
特に当たりが付いていない新品時には減りが早く、慣らしが終わる頃には
美味しい時期が過ぎてしまうんです。

新品のマロッシを入れた頃は「パワーあるな!」と感じても慣らしが終わる頃には
「パワーに慣れてしまったかな?」って感じに成るんです。
新品シリンダーを組んだ時の美味しい時期は体感では200~300kmぐらいです。
もちろん、シリンダーに当たりが付けば減りは遅くなりますよ。
そこで、当店でマロッシを組んだお客様には慣らしが終わったらリングだけ
新品に変えてもらうようアドバイスしています。
高い部品では無いので、パワーダウンを感じたら変えてみてはどうでしょうか?

そして、前にブログで考案した初心者用のマロッシセットですが、
ご存じのようにクーリングテストで手間取っています。
シリンダー本体は届いているのですが、ファンもセットに付属する予定だったんです。
どうせなら良い物を販売したいので、もうしばらく待っていてくださいね。

それでは本題です。
次のクーリングファンのテストですが、いろいろ考えました。
一般道路での実走行が望ましいのですが、信号や交通事情はそのたびに変わります。
出来るだけ同一条件にしたいですよね。

そもそもクーリングファンを変えるのは出来るだけ冷やしたいからです。
じゃ~何故、冷やすのか?
シリンダーを焼きたくないから!これが最大の理由です。

じゃ~出来るだけ同条件で、焼き付きリスクがある過酷な状況でテストするのが望ましい。
ということで、こんなテストを考えました。

テストコース

ここは私がキャブセッティングをするのに使うコースで1周が約1.8kmあります。
「タクトZXさん」や「きゃのあさん」は一緒に行ったので知っていますね。
信号や一時停止は無く、交通量も極小。
外回りなら脇道は青丸の路地からのT字路のみ。
対向車や右折車に注意するのも一カ所だけです。
ここなら、全開走行を安全面を考慮して行えます。

このコースを全開で5周して、直後のヘッド温度とアイドリングで通常温度に
戻るまでのタイムを計測しようと思います。
ただし、5周以内にヘッド温度が200℃を超えたら安全の為にそこでストップ。
そして、そこからの温度降下を測定します。

5周すると約9kmありますからノンストップで走るのは道路事情を考えると
都心部では有りえないですね。
もちろん、カーブでは速度を落とすので峠を走ったシュミレーションに成るかも。
直線は450mぐらいあるので90km/h以上は出ると思います。
そこからの停止は信号で止まった時と同じ。
アイドリングに戻った時の温度降下を計ります。

このテストを4回行うわけですから、駆動系だけでもチェックしておかないと心配です。
キャブセッティングは、ほぼ終わっていますから200℃オーバーでも
焼けないように成っています。

ということで、ブレーキのクリーニングと駆動系のメンテを行いました。
駆動系のメンテナンスについては初回のブロマガでやろうと思っています。
実は、駆動系に少し不安を感じていたんです。
今は去年スリミに行った時のWRの重さより重いセットで組んでいるのですが、
変速回転数がかなり高いんです。
通常、WRは重いほど変速が早く進みますので変速回転数は低く成ります。
それが高く成ったのは駆動系の変速のフリクション(抵抗)が大きいからです。
そして、若干の変速ムラが出ています。

これは他の方に試乗してもらっても解からないレベルですが、
毎日のように乗っている私にはかなりの違和感を感じてました。

チェックしてみると短期間の間にプーリーのスライドピース部分に変摩耗。

P_20180315_120618.jpg

プーリーの支柱も同様でした。

P_20180315_120552.jpg

そして、セカンダリーのベアリングも傷んでいて、回すとゴロゴロ感があります。
このベアリングです。

P_20180315_124320.jpg

このレベルだとバイク屋さんでも気が付かないでしょう。
問題はなぜ、この2つが傷んだか?です。
この2つの問題を解決しても、原因を取り除かないと根本的な解決に成らずまた再発します。
バイク屋さんで修理しても必ず同じ場所に不具合が出るのは、これですね。

そこで、セカンダリーをバラしたところ、トルクカムでした。
済みません!写真撮り忘れました。
このトルクカムはKN企画の物を溝加工してあるのですが、摩耗が進んでいます。
材質が純正より柔らかい為だと思われます。
一応、修正して取り付けましたが、長距離は持たないと思います。
テストが終わったら交換です。

そこで新しいトルクカムを買うことにしました。
選んだのはNCYのトルクカム。
理由は直線溝の角度違いが2種類試せるからです。
これについては交換時にブログでレポートしますね。

直線溝のトルクカムですが、ホンダ2stのセンタースプリングを合わせると
回転上がりが出てしまいます。
センタースプリングの特性が縮めるほど固くなって変速しづらく成るからです。
直線溝のトルクカムに合わせるなら4stスクーピー用に変えてください。
希望があればテストした後、直線溝トルクカムとセットで販売しても良いですよ。

ついでにベルトの減りも計ってみました。

P_20180315_120346.jpg

これで走行2500kmぐらいです。
ベルトの減りが早いのも何処か不具合が有る場合だと考えられます。
私の車両だと1万kmで1mmぐらいの減りが正常です。
ノーマル車両だと1万kmで約3mm減り、丁度交換の時期に成ります。
90km/h以上出る私の車両が、なぜノーマルの3倍もベルトが持つのか?は
そのうちブロマガでやりましょうね。

次回は、いよいよクーリングファンのテストです。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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No title

2018年03月18日 00:01

こんばんは~

ウチのメンバーで
回転上がりを起こしてないのは
私の車体(3台)のみです。
最近、最年長HIDE氏がチューニングに目覚め
PE24を導入し、やっと焼き付きから
おさらばしようとしています。
HIDE氏の車体も回転上がりは防げそうです。

クーリングファン楽しみです。
試走コースは
私のホームコースとよく似ていますw

Re: No title

2018年03月18日 10:48

GUCCIさん、こんにちは~

阿波三輪改メンバーの車両は個性があって、私は好きですね~
今年も合えると良いな。

試走コースは海に近い所でないと、こんな場所は無いですね。
約8kmを4回走らないといけないのは結構大変です。

2018年03月20日 19:13

こんばんわ!

テストコース知ってます(*^^*)
トイレと事務所付き!

リング注文させて頂きました。
後、お借りしていた物も近日お送りしますm(._.)m

クーリングファンの記事・・・メチャ面白いです。
また、近況報告させて頂きます。
宜しくお願いします。

Re: タイトルなし

2018年03月21日 01:50

きゃのあさん、こんばんは

いや~結構大変でした。
リングも発送しますね~