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車両メンテナンスとオーバーホール時期

2018年 03月12日 01:15 (月)

え~実は風邪を引いて少し寝込んでいました。
その間、作業が出来ないのでブロマガを始める準備をしていたのですが、
ブログのヘルプを見ながら設定や何やしています。
読みづらく成っていますが、頑張って整理しますので少しお待ちくださいね。

私の子供の頃は風邪を引くと体温計で熱を測ったものですが、
今はデジタル体温計に変わっています。
前は水銀がガラス棒に入った体温計でしたよね。
どうやらガラスは割れると危険、水銀は毒性があるとのことで
使用を中止したようです。

そんなこと昔から解かっていただろうに、突然「危ない!」って言うのが日本人です。
測定精度は水銀体温計の方が上、デジタルは個体差があるようです。
そして水銀は液体金属の時は殆ど無害、気化した時に毒性に成るんです。
2stエンジンと同じ、いくら良い物でも突然「害がある」「危ない」って
言われて無く成ってしまうんですね。

さて、前回セカンダリーの2つワッシャーを抜きました。
すると、吹け切るのがかなり早く成ってしまったので
今度はクラッチオフセットワッシャーだけ装着しました。
う~ん、これなら良さそう。
しばらくはこれで様子を見る予定です。

問題の答えですが、上級者が解かっているようなので書かなくて良いですね。
初・中級者には必要ありませんから。

そして新品に取り替えたプライマリーフェイスの当たりが着いてきました。
変速回転数が変わってきました。
WRを6.5g×6から6.5g×3+7g×3に重くしたのですが、
今度は回転下がりが出てきました。
見直しが必要かも知れません。

キャブセッティングもだいぶ詰めてきています。
SJエアブリード付き52、MJ132、PJ40、カッタウェイ5番、ニードル下から2.5番目です。
あと、迷っているのはMJだけですね。130と132のどちらで行くか?
本題に入る前にKNセカンダリーが最大変速しないと相談がありました。
KNセカンダリーは今までたびたび仕様が変更されています。
当店に入ってくるロッドも、その時々で違います。

今回入ってきたのはトルクカムの溝形状が「への字」タイプ。
ジャイロやディオと同じ形状です。
そして、そのまま組むと変速が途中で終わってしまいます。

P_20180307_151349.jpg

落とし込み加工を行っていても、ここまでしか変速しません。
原因はこれです。

P_20180307_151209.jpg

センタースプリング上部の受けがトルクカムのカバーに引っ掛かり、下まで落ちないためです。
対策は上部の受けを外して組み付けるか、2~3mmカットして変速出来るようにするかです。

取り付け前に変速確認を行っていれば事前に防げるトラブルです。
こういった細かいことを確認しながら行うのがチューニングです。
部品のポン付けはタダの交換です。
チューニングは日本語に直すと調整や調律です。
変更した部品や各部の調整を行いながら組み付けていく癖をつけてください。

3月から4月に掛けては原付が一番売れる時期です。
近所のバイク屋さんも3月は休み無しで営業するそうです。
新たに2stスクーターを購入して、少しチューニングしてみようと
思う人も増えてくる時期です。

ところが、国産2stスクーターの販売は10年ほど前に終わっています。
1990年代の車種は部品の欠品も増えてきています。
何とかジャイロの後期型やライブディオの中期型以降は部品がありますが、
それもあと数年でしょう。
つまり、エンジンをオーバーホールして完全に新車状態に戻せるのは
あと数年しかありません。

数年前まではAF27,28の縦ディオ系やライブディオ前期エンジンも
新車状態にオーバーホールして売ることが出来ましたが、今では・・・・

そして、弱ったエンジンをチューニングして駄目にしてしまうケースも増えています。
おじいさんに高価なスニーカーやウエアーを着せても速く走ることは無理なんです。
じゃ~どの状態なら普段の足としても、チューニングベースとしても大丈夫なのか?

答えを先に書くと、ライブディオ系は新車で60km/hまでの到達時間は13~14秒です。
これが15秒以上掛かるようならメンテナンスが必要です。
時速60km/は1秒間に約15m強進みます。
2秒遅いと30m以上離される計算ですよね。
ジャイロは50km/hまで13~14秒、これも15秒以上掛かるなら要メンテです。

エンジンメンテナンスは主に駆動系。
プーリー、ベルト、セカンダリーの一式交換です。
そして、燃調系はピストンリング、エアクリーナーのエレメント交換ぐらい。
これで、駄目なら腰下とギアボックスのオーバーホールが必要に成ります。

現在、2st車両はバイク屋さんで整備や修理を断られることが多く成っています。
したがって、これから2stバイクを乗る人は最低限のメンテナンスを
個人で行わなければいけません。
幸い、今の時代はネットで情報が拾えます。
ある程度のことは工具さえあれば自分で出来ますので、
今後2stに乗り続けたい人は自分で出来るようにしてほしいと思います。

OHは自分でやらずに専門店に出してください。
最近、こんな質問がありました。
「ホンダドリームで腰下OHを行ったが、7千km走ったら、また調子が悪く成ったので
診てもらったら、また同じ個所が悪く成っているので腰下OHですって言われました。
クランクベアリングって7千kmぐらいで悪く成るものでしょうか?」
これって実際に多い相談なんです。

悪く成った箇所はクランクベアリングの摩耗ですが、原因はオイルポンプの不良なんです。
オイルポンプが弱っていてオイルの量が足りない。
潤滑不足で当然、ベアリングの寿命は短く成ります。
でも、オイルポンプは廃盤で手に入らないのでバイク屋さんでは
ベアリングの交換だけしか作業をしてもらえないんです。

バイク屋さんは悪く成った部品は交換してくれますが、
原因は直してもらえないことが多いです。
これは、修理だからです。

これは私個人の意見ですが、これから2stバイクを乗る人はエンジンが降ろせないようなら
状態を保持していくのは難しいと思っています。
上記のように近所のバイク屋さんでは、修理は出来てもレストアは出来ないからです。
エンジンを降ろすにはラチェットレンチがあれば可能です。
一番の問題はホイールナットとエンジンハンガーのナットが硬く締まっていることです。
このナットだけバイク屋さんに頼めば後は何とか成るでしょう。

当店では車体を持ち込める方のみ、エンジン以外のメンテも行いますが、
基本はエンジンを自分で降ろしていただいて送って頂きオーバーホールしています。
当店とお付き合い頂けるなら、最低限のメンテとエンジンを降ろすだけの
スキルを持っていただきたいです。

ブログもいよいよブロマガが始まります。
一般記事も同時進行で書いていきますね。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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