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前回の68マロ改について

2017年 11月07日 22:00 (火)

秋も深まってきて朝は少し寒いぐらいに成ってきました。
チューニング車両は夏に行ったキャブセッティングを見直す時期に来ています。
キャブセッティングは空気の密度によって変わってきますからね。

折角ですから空気の密度の話しを少ししますね。
空気の密度は暖かいよりも寒い方が密度が高く成ります。
雨の日より晴れの日の方が密度は高く成ります。
気圧が低いよりも高い方が密度が高く成ります。
上記を総合すると、冬場の寒く晴れた日、高気圧が近い時に平地でキャブセッティングを
行えば冬のキャブセッティングはOKってことです。

そうそう!慣らし中の私のジャイロですが、当初の予定では10kg/㎠まで
二次圧縮を上げる予定でしたが、現在の8kg/㎠でも十分にハイギアを
使い切れているので、このシリンダーは外してあるメインエンジンに載せようと思います。

今搭載しているサブエンジンには当店で販売中の50ccを載せる予定です。
したがって、68マロは春までお預けに成ります。

話しは変わりますが、最近は脱中級者の方の車両トラブルが多発しています。
夕べ入ってきたエンジンは焼き付きを起こしたライブディオZXのエンジン

P_20171107_115129.jpg

ヘッドを開けると良い感じの焼け具合。

P_20171107_115307.jpg

ところが、シリンダーを抜こうとしても固着していて抜けません。
CRCを噴いてしばらく置いてから、ねじるようにして固着を外してからシリンダーを抜きました。

P_20171107_115526.jpg

赤丸の横傷が固着した部分です。
溶けたアルミがシリンダーに、くっ付いているんですね。

P_20171107_115601.jpg

こちらは排気側。
吸気側よりは軽傷ですが、やはり深い傷があります。
2stオイルを切らしたために焼付いたんですね。

P_20171107_120117.jpg

シリンダー側にはピストンのアルミが付いています。
この場合、走行中にリアタイヤがロックしたはずです。
何せ、キックも降りない状態でしたからね~
心配なのがクランクシャフトです。

6000~8000rpmで回っているクランクがロックする訳ですから
酷い時にはクランクが曲がって終了します。
幸いこのクランクは今年、新品を入れたばかりで経年劣化が無かったため
少しの芯ヅレで済みました。
次回、オーバーホール時に芯出し修正しましょう。

ピストンはかなり重症ですが、シリンダー・ピストン・リングの3つを
何とか修正・補修する予定です。

それでは本題です。
前回のブログで動画を公開しましたが、問い合わせも増えたので
今日は多かった質問について少し書きたいと思います。

Q:このシリンダーですが、素人の人が組んでも80km/h出ますか?
A:今のジャイロチューニングは年々進化しています。
今は70~80km/hは50ccで狙える速度ですので、当店50ccの補修用シリンダーで十分です。
今回のシリンダーは90~100km/hを狙う方向けのシリンダーです。

Q:前回の75マロとの違いはどんな感じですか?
A:68ccと75ccですが、排気量の違いから出足は75ccの分が有ります。
SS1/32mileを計れば、たぶん0.2~0.3秒ぐらい75マロが速いですね。
ピークパワーは殆ど差が無いと思います。

そして同じマフラーでも排気音量が違います。
トルク型にセッティングされた75マロは静かですが、68マロはかなり五月蝿いです。
これは点火時期や、圧縮による爆発速度の違いです。

Q:動画ではメーターの針がウインカーライトの壁に当たる所までは解かり易かったのですが、
そこからはエンジン回転も上がらず伸びていない印象でした。
駆動系の変速はどの辺りまで続いていたのでしょう?
A:動画を観ていただくと判るように変速回転数は8000rpm弱にしてあります。
このセッティングだとメーターの針が振りきれてから5km/h上がった85km/hぐらいで
変速が終わります。
現状の仕様では、そこからの回転の伸びは殆どありません。
理由は2つ、1つは慣らし中なのでキャブセッティングが濃い目にしてあること、
もう一つは、街乗り仕様ということでPE20という小さ目のキャブを使っていることです。

このエンジンを作る時のコンセプトが街乗り用マシンでしたのでPE20を使ったわけですが、
思ったよりも混合気をぶち込める腰上に仕上がりました。
そのため、PE20では高回転時の燃料が足りないのでセッティングが合っても
速度の伸びしろは僅かだと思います。
逆にPE24に変えればもっと速度は伸びますが、街乗りなら80km/h出れば問題無いですね。

Q:発売はいつ頃ですか?
A:マロッシシリンダーの入荷が11月の中頃なので入荷次第、ショッピングサイトにアップします。

このぐらいですかね?

ジャイロに乗っている人の多くはミニカー登録をしています。
ところが、最近はジャイロのミニカー登録を受け付けてくれない県もあるようです。
大阪では新規のミニカー登録は✕らしいですね。
だから、ニコイチにして軽二輪登録にするのかな???
他の県でも検討している所があるようなので、ミニカー登録が難しく成るかも知れませんね。

ミニカー登録の最大のメリットですが、チューニングに関しては太いタイヤが履けることです。
(道交法のメリットではありません)
軽二輪登録では太いタイヤを履くとフェンダーが必要ですが、ぶっといタイヤ用の
フェンダーが市販されて無いんですね。
逆に軽二輪登録の場合は、排気量を上げられるのでエンジンチューニングの幅が広がることです。

よく太いタイヤのフェンダーについて聞かれるのですが、
それ以前に太いタイヤでは雨の日は走れないと思ってください。
40km/hで走行していても水たまりに入れば簡単にハイドロプレーニングを起こします。
怖い思いをした人も多いのでは?
ですので、通勤に使う車両の場合はノーマルタイヤをお勧めします。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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No title

2017年11月13日 00:46

やんちゃ親父さま、こんばんは~

焼付きによる
クランクへのダメージは大なり小なりあるでしょうね。
今日、HIDE氏がWRを交換しようとすると
ランププレート(ステージⅤ)が噛みこんで外れなかったようです。
これも数度の焼付きの原因でしょうか?…
彼も新品台湾クランク導入にて
腰下OH済みですが、
焼付き7・8回も重ねると
相当のダメージがあると思われます。

Re: No title

2017年11月15日 03:58

GUCCIさん、こんばんは

焼き付くのは原因があるので、原因を取り除かない限り同じことの繰り返しに成ると思います。
台湾クランクはサイズが僅かに違うので駆動系も純正では起こらないトラブルは出やすいですね。