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ジャイロ新エンジン製作

2017年 09月14日 15:15 (木)

今日、バイク屋に部品を頼みに行ったので、少し話しを聞いて来ましたが、
かなり酷い状況みたいですね~
お客さんが来ても買いたいバイクは全て販売終了という有様です。

アドレス125、モンキー、エイプ、リトルカブ、ズーマー、VOX、BW'Sなど
人気車種は軒並みです。
そうそう、ジャイロキャノピーも6月で終了しているそうです。
(最新情報ではジャイロは仕様変更して9月22日発売予定)

排ガス規制をヨーロッパの基準に合わせたようですが、
私的には間違っていると思います。
それは排ガス規制って排気量に対して基準が決められているからです。

単純計算でも250ccのバイクは50ccの5倍二酸化炭素を出しているんです。
だったら、「小排気量車両に乗り換えましょう」て言う方が二酸化炭素を減らせるはずですよね。
今までも、排ガス規制をクリアするために燃料を絞り、排ガスを減らす試みが行われてきました。
当然、馬力は落ちますから原付二種に乗り換える人が増えたわけです。
だから、実際に排出される二酸化炭素量は減っていないと思うんですよ。

もちろん、地球温暖化の問題は対処しないといけないと思います。
でも、二酸化炭素を出す量を減らすのでは無く、緑化して樹木を増やす努力の方が重要では?
すでに、先進国では緑化が進んでいます。
後はアマゾンの森林伐採や中国の開拓を止めれば二酸化炭素は減らせますよ。

私は専門家では無いので、本当のところは解かりませんが、
大気中の二酸化炭素の量は0.3%程度です。
本当に温暖化の原因は二酸化炭素なの?って感じですね。

それでは本題です。
前記事で少し触れたジャイロのボアアップシリンダーですが、
詳細はテストが始まってからにしますね。
まずはテストの為のエンジンを作らなければ成りません。
ベースは春に高速道路を1時間全開走行したエンジンです。

まずはオイル交換です。

P_20170912_130628.jpg

室内で交換するので、箱にラップを敷いてオイルを抜いたのですが、
思ったより汚れが酷いので、分解洗浄することにしました。

P_20170912_132139.jpg

画像では確認が難しいと思いますが、かなり鉄粉が出ていました。
灰色のはモリブデンですね。
ギアはシンコーメタルの2丁UPハイギアですが、このエンジンのギアケースはあまり良くない。
ギア鳴りが出ていました。
現在、ギア鳴りを抑える加工を模索・テスト中ですが、しばらく掛かりそうです。

ベアリングとオイルシールは無交換で洗浄だけして組み付けました。
オイルはワコーズのプロステージSの0W-30を350cc、添加剤にベルハンマー50ccです。

続いて腰下です。
開けたら、とても過酷な走行を行ったエンジンとは思えないぐらい綺麗で
ベアリングも新品同様でした。
今までは社外の2mmロングクランク12mmピン仕様でしたが、純正クランクに組み替えました。

P_20170913_105026.jpg

このクランクは、元々メインエンジンに着いていたバランス加工済みの物ですが、
歪みが酷く、外していました。
それを叩いて修正芯出しして再利用です。
ベアリングは一度外すと再利用出来ないので新品交換、オイルシールは再利用です。
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今回はベアリングのセンター出しと共にクランクのセンター出しも行いました。
クランクウエイトとベアリングの隙間は左右共に25/100mm±2/100ぐらいです。
この隙間はベアリングのセンター出しが出来ていないと発生しません。
新車時には無い隙間ですし、街のバイク屋さんでオーバーホールしても出来ない隙間です。
気持ち悪いぐらいクルクル回ります。

芯出ししたクランクの組み付け後の精度は駆動系側が3/100、
フライホイール側が4/100ぐらい針が振れましたので、1.5/100~2/100mm程度の
クランク精度です。

よくオーバーホールしないでチューニングを始める人がいますが、ライブディオは20年
ジャイロは15年前のエンジンです。
くたびれたエンジンをチューニングするのは、老人にスニーカーを履かせて走らせるようなもの。
速く成らないどころか、各部が傷んでダメージが大きく成ります。
その時にオーバーホールしても元のスペックに戻る可能性は低く成りますので
永く楽しみたいのであれば購入したら、まずオーバーホールですね。

P_20170913_121314.jpg

腰上は、今回テストする新品のマロッシ改です。
シリンダーヘッドは純正温度センサー付きです。
プラグはスペーサーを入れてハイブリッドを入れる予定。

駆動系は当店の大口径チューニングプーリーに変速拡大済みセカンダリーを合わせます。

P_20170913_152209.jpg

センターSPはクレアの紫。
クラッチは購入して押し入れで眠っていたステージ6にしました。

P_20170913_125210.jpg

初期セッティングはウエイト全部入れ、ウインナーSPは弱い白にしてみました。

P_20170913_130436.jpg

2種類のスプリングが付属していて、バネレート調整は下記の写真部分で行います。

P_20170913_130804.jpg

このメモリを合わせることで全てのスプリングレートを同調させるんですね。
良く出来ています。

P_20170913_153341.jpg

ベルトは純正新品です。
プーリーやトルクカムは会社によって角度が微妙に違います。
ベルトは前に着いていたプーリーやセカンダリーの角度で馴染んでいます。
変更したらベルトの残量があっても新品に交換しましょう。

その他は、フライホイール側はピックアップ突起を4mm削ったもの。(4度弱進角)
フライプレート350g、純正空冷ファン。
オイルポンプは増量して、ワコーズV2Rを使います。
吸気系はKN黒マニにPE20を合わせて自作エアクリを合わせる予定です。

P_20170913_155307.jpg

そして完成!う~ん、速そうです。
来週にはエンジンを積み替えて慣らし&セッティングに入ります。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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2017年09月18日 23:47

やんちゃ親父さま
ご無沙汰しています!

ブログ楽しく拝見させて頂いております。

新シリンダー・・・かなり気になります。
もう少し50ccに拘って、その後マロに進もうと思います。
質問なのですが、50ccの場合ポートを下げるのと上げるのとでは、どちらがパワーが上がる可能性が広がるでしょうか?

Re: タイトルなし

2017年09月19日 22:01

きゃのあさん、こんばんは。

ポート加工ですが、排気ポートについては、上に上げれば高回転型のエンジンに成りますし、
下げればトルク型のエンジンに成ります。
ですが、パワー自体はあまり変わらないですね。

パワーは混合気の爆発力ですので、爆発力を上げればパワーは上がります。
爆発力を上げるには幾つか方法がありますが、手っ取り早いのは混合気量を増やすことです。
限られた燃焼室内に出来るだけ多く混合気を入れるんです。
燃調を濃くするのとは違いますよ。
車のターボやスーパーチャージャーが、これにあたります。

2stの自然吸気で混合気を増やすのは簡単ではありません。
エアクリーナーから掃気ポートまでバランスを考えながら加工する必要もあります。