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ジャイロの仕様変更

2017年 08月10日 23:30 (木)

暑い中、皆さんどうお過ごしですか?
早い方は、もうお盆休みに入っている方もいると思います。
そろそろブログ記事の整理を始めますので、拍手の少ない記事は観られなくなります。
ご了承宜しくお願いします。

最近はBIG2stの腰上レストアの記事が多くなってきてます。
今日は昔のBIG2stの歴史や技術について少し書きますね。

BIG2stの開発、市販化は1960年代から本格的に始まりました。
当時、2stは「理論上、4ストロークの半分の排気量で同等のパワーが出せる」
と言われていました。
だったら、もっと大きな排気量で作れば速いバイクが出来るという考えで
開発が進められたのが、ロードスポーツ車のBIG2stです。

ところが排気量を上げれば、熱、冷却、燃費などの問題が壁と成って、
実際に市販化されて成功というレベルで売れた空冷2stのBIGバイクは
世界中で日本のメーカーだけだったんです。

そのメーカーは、スズキ、カワサキ、ヤマハです。
実はホンダは空冷BIG2stは発売していないんです。
「出せるものはすべて出せ。出ていないものもすべて出せ」と激を飛ばした本田誠一郎率いる
世界のホンダでさえ市販マシーンでの空冷BIG2stは難しかったわけです。

私のブログで記事にしているBIG2stの腰上レストアは、並列3気筒ですが
実はこれが、凄く私の2stスクーターのチューニングに似ているんです。
シリンダーが横に3つ並んでいると、真ん中のシリンダーの冷却が厳しく成ります。
風が当たりづらく、冷却フィンも左右のシリンダーより小さいですからね。
しかも、排気量は原付の10倍の500ccまで市販化されていた訳ですからね~
発熱量は原付の比では無いはずです。

この技術を理解し習得できれば、「強制空冷の50ccをボアアップしようが、
二次圧縮を上げようが、焼付かないで運用できるはず」
これが私の2st原付スクーターのエンジンチューニングの考え方です。

私のジャイロは50ccから75ccに1.5倍の排気量に成り、圧縮は13~14kg/㎠で組み
1時間の高速道路全開走行から、長距離ツーリングまでこなしました。
燃費はツーリング時には30km/ℓを楽に超えます。
そして排気音は社外排圧マフラーよりも静かです。

でも、チューニングって終わりが無いんですよ~
今は少しづつ仕様を変更して更なるチューニングの可能性を探っています。
後半はMYジャイロのチューニングについてです。
暑い中、私のジャイロの仕様を少しづつ変更しています。

今まで、キャブレターはPE24でセッティングしてきましたが、この時期は
ボコ付きやすく成り、吹き返しも多いので思い切ってPE20にダウングレードしました。
結果は0発進は速く成りましたね~

75cc程度の排気量だとアクセルの開け始めはキャブレターの流速が上がらないので
PE24の場合、出足はマッタリしてしまいます。
流石に高回転では大量の混合気を送れますからPE24に分がありますが、
出足の良さとセッティングの容易さから考えるとPE20の方が私的には良いですね。
街乗り仕様なら燃費もPE20が上でしょう。

そして、サブエンジンの75マロと同じように掃気ポートの高さを揃えてみました。
これ、思った以上に効果がありました!
と言っても、スピードが極端に変わったって訳ではありません。
今までベストだと思っていたキャブのジェッティングが変わりました。

アクセルの開け初めでボコ付くように成ったんです。
って言うことは、今までは第三掃気ポートが低すぎて低中回転では
あまり機能していなかったってことです。
今回、ポートの高さを揃えて、低かった第三ポートがしっかり機能していることが
体感出来た訳です。

今度やってみたいのは、第二、第三ポートは揃えて、第一ポートだけ少し低くした
シリンダーを試してみたいですね。
狙いは、第一掃気ポートからの新気は負圧が発生した排気ポートに流れ出やすいですよね。
開くタイミングをわざと遅らせることで、それを少しでも防げればパワーアップと高燃費を
両立できるかも?って感じです。

そして、シリンダーヘッドをシンコーメタルの高圧縮ヘッドに変えてみました。
これを装着すると純正より2kg/㎠ほど圧縮が上がります。
温度上昇の変化を見たいのですが、温度センサーを埋め込むスペースが無い。
私のエンジンは純正ヘッドでも大丈夫なようにチューニングしてあるので
他のエンジンより効果は薄いのかも知れません。

一番変わったのが排気音量です。
音量は少し大きく成りました。
純正ヘッドの方が数mm後方にオフセットされているので、その分かな?
プラグの点火位置は純正ヘッドの方が合っているようです。

すでにシリンダーヘッドを変えて1か月以上経ちますが、変更した頃から
点火信号がミスっているようで息つきしたり、タコメーターが一瞬消えたりします。
CDIなのか?IGコイルか?又は途中断線によるものか?
原因を探らなければいけませんね。

実はCDIも試してみようと数種類用意があるし、IGコイルもKN企画の物を
入手済みです。

その他、エアクリーナーの見直しを考えています。
今のエアクリは容量も大きく、静かで気に入っているのですが
キャブからの吹き返しも多いのでエアフィルター型からパワーフィルター内蔵型に
変更してみようと思っています。

取付けなど詳細はそのうちブログで公開しますね。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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