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今と昔、チューニングの違い

2017年 06月23日 04:35 (金)

まずは皆さんにお知らせです。
たびたびブログで書いてきましたが、私の父親は去年の4月から入院していて
現在は延命治療中です。

最近は体力も落ちてきて、先週は最後の父の日を一緒に過ごしました。
夕方に帰宅したのですが、その後、危篤状態に成り再び病院に呼ばれました。
何とか山を乗り切って現在は落ち着いていますが、意識が戻らないんです。
きっと危篤時に血圧が下がって脳への血流が滞った為でしょう。

そこで、私は現在行っている人工透析を止める決断をしました。
透析を中止すると約一週間で毒素が身体に回り亡くなります。
先生からは前から勧められていたのですが、人の命を決める決断ですので
迷っていましたが、私が次の世界に旅立つ手伝いをしなければいけないと思い
今回の決断を致しました。

週末に家族を呼んで最後のお別れをしてもらいます。
父親は7月の初旬に旅立ちますので、業務に支障が出てしまいます。
現在、オーバーホールや加工でお預かりしている物については
出来る限り早く仕上げるように頑張りますが、
作業が多少遅れることをご考慮頂ければ幸いです。

前回、記事で書いた「AF27スーパーディオのオーバーホール」ですが、
オーナーさんと話し合った結果、新たにAF28ZXのエンジンを仕入れて
新車時の状態までレストアして積み替えることにしました。

縦ディオのZXエンジンは約30年前のエンジンで素性の良いエンジンは
殆ど無くなっているので最近はチェックしていなかったのですが、
ヤフオクを観ると良さげなエンジンが出品されていました。

AF28ZX1.jpg
AF28ZX2.jpg

何と価格は9800円!
ヤフオクでエンジンを探す場合、出来るだけ白錆が多く、汚いエンジンを探します。
良いエンジンの条件は
ケースの歪みが少ない。走行距離が短い。改造されていない。

上記に当てはまるエンジンが白錆が酷いエンジンなんです。
白錆が出ているってことは油分が付着していないってことですから
ケースの精度が良い可能性が大きいですし、長期間乗られていない可能性も大。
サイドカバーの掃除もしていないなら駆動系もノーマルで乗られた可能性が高いんです。

今は解体屋も出来るだけ高く売るためにスチーム洗浄や簡単な汚れは落としますから
オイルまみれのエンジンは比較的簡単に綺麗に成るんです。
ところが、白錆のエンジンは綺麗にするのが大変なんですよ~
綺麗にしないと高く売れないから最低落札価格も安く設定するんです。

ちなみに綺麗なエンジンは3倍出しても落札出来ないぐらい人気があるんです。
まだ手元に届いていないので私の予想が合っているか分かりませんが、
きっとオーナーさんがビックリするようなエンジンに成ると思いますよ。

それでは本題です。
2stエンジンと4stエンジンの違いですが、
レスポンスが良く小排気量でも高出力が出せる2stエンジン。
燃費が良くトルクが大きいのが4stエンジンの特徴です。
ですので原付は車重が軽いため2stエンジンが採用されることが多い。
荷物を運ぶスーパーカブなどはトルク型の4stを採用していますね。

90年代の2stは主に原付スクーターや小排気量のスポーツモデルに採用されていました。
この2st最盛期に盛んにチューニングされていた訳ですが、現在の最先端のチューニングとは
少し違いがあります。

どんな風に違うのかというと、昔の2stチューニングはエンジン特性の4stより優れた部分を
より伸ばして市販状態よりも少し性能をアップさせるものでした。
現在のチューニングでは良い部分はそのままで、4stに劣る部分の性能を底上げする
チューニングが主流に成ってきています。

分かり易く例えてみますね、
ある受験生がいます。
偏差値が少し足りない時には、苦手な教科よりも得意な教科の学力を伸ばして
あげれば合格できますが、今の偏差値よりかなり高い偏差値の学校を受ける場合は
得意な教科の学力を落とさずに、苦手な教科の学力を上げてやる必要があるんです。
これなら分かり易いでしょ。
現在の2stチューニングは後者のチューニングに成っているってことです。

就職する時には、その職業に特化した知識が必要です。
バイクに置き換えればレース車両ですね。
クローズドコースを走るレーシングマシンはライダーもスペシャリストですので、
そのエンジンのメリットを最大限に伸ばすチューニングを行います。
このマシンを公道で走らせたら乗りづらくて一般の人には扱えません。
渋滞ではカブってしまい市販車両より遅いんです。
でも、これが90年代のチューニングで、今でも公道を走っている
チューニング車両の殆どがこれにあたります。

最新のチューニングでは、2stエンジンの良さを損なわずに欠点を底上げしている訳ですが、
本来の2stエンジンの特性は苦手な教科と得意な教科が混ざっている状態。
例えると通知表だと各教科の点数が2と4が混ざった状態ですね。
それを市販マシンに仕上げる時にはメーカーが味付けをして、
通知表をオール3にしてある訳です。
欠点が無く、誰にでも乗り易い公道用のマシンですね。
これをオール4、又はオール5にするのが現在の最新のチューニングです。

乗り易くて、高性能なので誰が乗っても安全で速く走れるマシーンです。
原付はリミッターによる速度規制などで市販されませんでしたが、
実は現在の最新チューニングの元に成っている車両が
2st廃止前にはメーカーからも中型車両で発売されていました。
チャンバーを初めから装備されていてレーシングマシーンに近い市販車。
ホンダのNSRやヤマハのTZRです。
TZRの前車種のRZシリーズと比較しても馬力は変わりませんが、
誰が乗ってもRZより安全で速く走れますよね。

今年のスリーターミーティングに私のジャイロも、この最新のチューニングを意識したのですが、
スリミはクローズドコース専用マシーンも多くて、最新のチューニングを行っている車両は
私の他に1台だけでした。
その車両は「ぇっちん」さんのG悪ニコイチのジャイロXです。
私のジャイロと同じようにスリミでは目立つような車両ではありませんが、
公道なら渋滞でもストレスを感じることなく走行出来ますし、シグナルGPなら
250ccのビッグ4stスクーターには負けることはまず無いでしょう。

前にも書きましたが、「ぇっちん」さんは個人でありながらもチューニングは
超上級者ですからね~
ついでなので書きますが、「ぇっちん」さんの装着しているKNのアルミセンターリブシリンダーは
今まで国内で販売されている社外シリンダーでは一番の出来です。
一番の特徴は、各掃気ポートの高さが微妙に違います。
このことは中級者までなら気が付きませんし、上級者でもこのポートを
活かしたチューニングはなかなか出来ません。
チューニングショップでもこのシリンダーの能力を出して組めるショップは僅かでしょう。
「ぇっちん」さんは54mmロングクランクとポートの高さを活かして、
このエンジンを最新チューニングで仕上げましたから超上級者ですね。

前記事でステージⅤプーリーについて少し触れましたが、
このプーリーはトルクが無い車両には不向きだと思います。
つまり、一昔前のチューニング車両では上手く走らせられない。
このプーリーを活かすには、2stエンジンの苦手なトルクを出してあげる
今の最新のチューニングが必要に成ると思います。
このトルクを出していくには、どうすれば良いかは近いうちに書きますね。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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No title

2017年06月30日 01:16

やんちゃ親父さま、こんばんは。

東京から松山へ来られた理由も聞きました。
今までの仕事も聞きました。
親孝行されましたね。
今は安堵感や開放感もあるでしょうが、
そのうち、色んな思い出が思い出されるでしょう。
私達の年代は、両親も高齢期。
言葉は悪いですが、
順番通りなら自然の摂理だと思います。
ご愁傷さまです。

No title

2017年06月30日 01:19

コメントする記事間違えました。
すみません。
そして、片桐さん(あえて本名で)
お疲れ様でした。

こんばんは~

2017年07月01日 04:14

GUCCIさん

いや~、少し肩の荷が下りたと思ったら今度は母親が一緒に住もうと言い出しましたw
介護施設に入って半年で根を上げられても困りますよね。

ここ1年ぐらいは夢に父親が出てくることが多いんです。
以前は友人が多かったんですけどね。
これも私が齢を取った証拠ですね。

妹は更年期障害が出てきています。
私達も今のうちに楽しみましょう!