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ライブディオZXスペシャルエンジン

2017年 06月05日 00:00 (月)

当店のショッピングサイトには、サービス価格で出している商品がいくつかあります。
大口径チューニングプーリーもその中の一つです。
おかげさまで作ればすぐに売れてしまうのですが、暇がないと製作できません。
出来るだけ良い物を安く提供出来ればと思い、採算度外視で価格設定してあるためです。
ところが「安かろう、悪かろう」って思われ不思議と売れない商品もあるんです。

ドライコーティング純正シリンダー

このドライコーティング純正シリンダーもその一つで、パワーは純正以上
高回転でブン回しても、ちょっとやそっとでは焼付かないようにした高性能の腰上ですが
1年経っても売れ残っていました。

今年は50ccのチューニングにも力を入れていくので
このシリンダーを使って新しいエンジンを組むことにしました。
エンジン本体は高速道路全開ツーリングで使った2丁UPハイギアと
2mmロングクランクが入っているエンジンです。
組み合わせると排気量は52ccですので、今の軽二輪登録のまま行けますしね。

えっ?純正シリンダーで2丁UPハイギアが回せるかって?
やったことが無いのでハッキリとは言えませんが、このシリンダーを
ポート加工すれば無加工のマロッシシリンダーに近いパワーが出せるはずですから
何とか成るのでは?って思ってます。
秋には純正シリンダーで高速道路走行なんて行けるかも知れません。

あっ!そうそう!上記のコーティングシリンダーは今後も販売予定ですが
現在の12960円から30000円に価格改定します。

それでは本題です。
横ディオ系のエンジンは今まで200機以上組み上げ研究してきましたので
他の機種のエンジンよりも開発が進んでいると自負しています。
そこで素性の良い当たりエンジンだと感じた時にはチューニングベースに最適な
スペシャルエンジンとして数年に一度販売しています。
このスペシャルエンジンについての問い合わせが多く成っているので
記事にすることにしました。

横ディオ系のエンジンは吸気で直接ピストンを裏から冷やせる構造の為
他の車種よりも高圧縮で組まれています。
ジャイロや縦ディオは二次圧縮が約8kg/㎠に対して横ディオは10.5kg/㎠です。
高圧縮は大きなトルクを生むことが出来る代わりに、圧縮抵抗が強いため
高回転が回りづらい欠点があります。
ですので、リミッターを外しても思ったより上が回らないと感じている人も
多いのではないでしょうか?

そこで、スペシャルエンジンは二次圧縮が高くても高回転が回るように、
ケース内の一次圧縮を落したエンジンに成っています。
ピストンは一次と二次の圧縮が上下運動の抵抗に成っていますので
片方を落とすことで通常のエンジンよりも高回転が回る訳です。

具体的にはクランクシャフトのクランクウエイト部を肉抜きするのですが、
純正クランクを加工するとクランクのウエイトバランスが崩れて上が回りません。
そこで、あえてウエイトバランスの悪い台湾クランクを良いバランスに成るまで
肉抜きしてあります。

これでエンジンは高回転までスムーズに回るように成る訳ですが
一次圧縮が低いため、しっかりと吸気してあげるチューニング技術が必要に成ります。
ですので、上級者向けのエンジンなのです。

前回スペシャルエンジンを購入した方も初めは7500rpmほどしか回せず
かなり苦労していました。
仕様変更を行うたびにメールでレポートを送ってくださるので紹介しますね。

スペシャルエンジンレポート

今回のレポートはスペシャルエンジンにデイトナのボアアップキットと
ハイギアを組み込んで慣らしが終了してからのレポートです。

注目して欲しいのは駆動系のセンタースプリングです。
当店の大口径チューニングプーリーにクレアスプリングを組み合わせています。
パワーが上がるとセンタースプリングを柔らかくし過ぎるとベルトが滑るという
報告がたまにあります。

でも、これだけパワーがあるマシーンでも油分が着かなければベルトは滑りません。
私のジャイロはクレアよりもっと柔らかいセンタースプリングを組み合わせています。
ベルトが滑る場合はプーリーやセカンダリーのグリス等が付着している可能性が
高いのでクリーナーでベルトを綺麗にして組んでみてください。

スペシャルエンジンですが、希望があれば製作します。
価格はベースエンジンの仕入れ価格で変動しますが大体11~12万円ぐらいです。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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勉強になります。

2017年06月05日 12:52

私も似たような組み合わせなので非常に勉強になります。私もPJを入れるとまた印象が変わるかもしれないですねぇ。
その前に早く500㌔慣らし運転を終わらせなければ!
続報をお待ちしております。

Re: 勉強になります。

2017年06月06日 04:09

せんべいさん、こんばんは。

ブログの車両はクランクは違いますが、同じボアアップキットが組まれています。
デイトナのボアアップキットはメーカーから補修部品も出ていて手頃な価格、性能も良いんです。
ただ、ピストンクリアランスが狭めなので焼き付き易いデメリットがあるのですが、
私の所ではクリアランスを再調整して組んでありますので耐焼き付き性能もUPしています。

ライブディオは吸気が弱いのでPJを入れるよりもビッグキャブの方が効果が高いです。
ビッグマニ&PE20でボアアップキットの性能を十分出せますよ。

慣らしはしっかりとシリンダーに熱を入れてあげることが重要です。
最初は短時間のアクセル全開から、徐々に全開時間を増やしてあげてください。
おとなしく走っていると何時までたってもシリンダーの残留応力が抜けずに
慣らしが終わりません。

続報ですか・・・・書きましょうね。

ウオタニ(+o+)

2017年06月06日 11:23

現在、オヤジさんの腰下エンジンで快適に通勤してます。
どなたか、お知恵を拝借したいのですが。
 
以前、ウオタニを購入したのですが、ディオに取り付け
る場合のベストな位置、取り付け方法で悩んでいます。

ジャイロ系の情報、画像などは目にするのですが…
よろしくです。

2017年06月06日 19:17

こんばんは〜
いつも、ど素人の私にアドバイス頂きありがとうございます。

50cc+ロングクランク+2丁UPですか〜楽しみですね早く結果が知りたいところです。
私のジャイロXはミニカー登録なので、ロングクランクは無理ですかね、純正クランクでは2丁UPは力不足でしょうか?

しかし、チューニングって終わりが有りませんね。
少しずつ楽しみますね(^。^)

ウオタニ

2017年06月07日 18:54

SNB様
私も非常に悩みました。ステーを付けたりノーマル穴のステーを曲げたり色々試しましたが、ベストかどうかわかりませんが、私はメットインに穴を開けメットインの前側のボルトの穴を利用し固定してin、outのラインは穴から出しました。メットインに固定してもフルフェイスも入りますし、まずまず気に入ってます。

Re.ウオタニ

2017年06月07日 20:18

ライブディオですが
燃料タンク左後ろのあたりにつけてました
ステーの加工は必須となります
参考になれば幸いです

No title

2017年06月07日 23:24

せんべいさん えっちんさん

アドバイスありがとうございます。

参考にさせていただいて、自分なりに試行錯誤
してみます。

皆さんこんばんは~

2017年06月08日 00:17

SNBさん

エンジンが快適で何よりです。
ウオタニはポン付けが難しいですからね~
他の方の意見を参考に着けてみてください。


amedioさん

う~ん、人によって考え方はまちまちですからね。
たとえば、RZ250は247ccですが現在走っている車両は殆どホーニングやボーリングして
オーバーサイズピストンが入っています。
1mmのオーバーサイズピストンを入れると256.4ccに成りますから厳密にはナンバーも変わりますよね。
でも、ナンバー変更している人は10人に1人居ないのでは?
KH400やマッハの750などはヘタをすると50ccぐらい排気量が増えてしまう。
それに対して、陸運局や警察が五月蝿く言うことはありません。
ボアアップもマロッシぐらいじゃ五月蝿くないですよ。
速度違反も10km/h以上オーバーしないと捕まえないでしょ。
もちろん、上記は厳密に言えば全て違反ですからね。

私的には2mmぐらいのロンクラならミニカー登録のままで良いのでは?って思います。
今は昔と違い、2stチューニングは大人の遊びです。
大事なのは安全ですから、出来るだけ安全運転してチューニングを楽しめれば良いのでは?


せんべいさん、ぇっちんさん

情報ありがとうございます。
きっと参考に成ると思います。