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ジャイロ後期エンジンのレストア2

2017年 05月24日 23:37 (水)

いや~なかなかブログ更新が出来なくて済みません。
私のジャイロも秋に向けて新たなチューニングをしようと思っていますが、
忙しくて手を付けていないんです。

一応、考えているのは50cc&ハイリバ仕様と、68マロッシとハイリバ仕様の
2つを考えています。
50ccは高圧縮で2丁UPハイギアで80km/h仕様なんて面白いのかなぁ~
68マロは高回転仕様で2.5丁UPと合わせて高速走行エンジンが良いかな?
100km/hぐらいは出るんじゃないかと思っているんですがどうかな?

なんか最近はディオ系のチューニングよりジャイロ系のチューニング中心に成っています。
というのも、ディオ系のチューニングは、かなり進んでいるんです。
Yahooの知恵袋などを観ても、昔の記事・昔のチューニングで80~95km/hに向けての
質問や回答が多いのですが、私の所で最新のチューニングでは50ccで90km/hオーバー、
ボアアップして110km/hオーバーまできています。

ディオでNSR50がカモれちゃうんです。
発進から最高速まで勝っているので影すら踏ませません。
これ以上はブレーキやサスを強化しても公道では危険が増すだけ。
現にお客様はチャンバーからノーマフにデチューンして乗っている方もいます。
昔と違って原付2stスクーターに乗っている人は40代以上の方が多いんですよ。
私のブログの読者さんも40代~50代が大半ですからね~

なので、ディオはここまでのチューニングで、これからはチューニングより
メンテナンスなど整備技術を高めていく方向にシフトしても良い時期かな?って思います。

ところが、ジャイロはまだまだ個人のチューニング技術もまだまだだと
今回の関東ツーリングで感じています。
丁度、今日の記事はジャイロエンジンのレストアなのでチューニングに関する
ヒントも折り混ぜて書きますね。

それでは本題です。
今回のジャイロ後期エンジンですが、クランクが終了してところまで書きましたね。
お客様の希望で純正の新品クランクを入れることに成りました。

そうそう!後期純正のクランクですが値上がりしていました。
29,376円(税抜27,200円)です。
在庫数は60強なので、数年で無く成るでしょう。

クランクを組み付ける前にギア部のベアリング・オイルシールを交換してオーバーホール。

P_20170522_192535.jpg

届いたクランクですが、純正の割には精度がイマイチでしたので、
ほんの少し修正して組み付けました。

P_20170523_190821.jpg


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クランク精度は針の振れの半分ですから1/100mmと2.5/100mmぐらいですね。
卓上ではもっと良い数値に成りますが、実際に組み込むとケースの精度や歪みで
クランク精度は落ちます。
大事なのはエンジンに装着した状態。
卓上でどんなに高精度の機器で計って良い数値が出ても意味が無いんです。

ピストンは掃除して再利用。
ピストンピン、エンドベアリング、ピストンリングは新品です。

P_20170523_235154.jpg

そして、装着するシリンダーはこれです。

P_20170516_154946.jpg

今回はシリンダーを修正・装着を特別にやりましょう。
シリンダーもクランクと考え方は一緒です。
事前にバリ取りや面取りしても、あんまり意味がありません。
問題は装着時の状態なんです。

まずはシリンダー内壁に2stオイルをタップリ塗ってシリンダーをかぶせます。
シリンダーヘッドは装着せずにヘッドボルトを入れます。
シリンダーを押さえながらクランクシャフトを回してピストンリングが馴染むまで
ピストンを上下させます。
これで準備は完了です。

次にシリンダーを押さえずにピストンを動かします。

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ピストンリングがポートを通過する時に少しでも抵抗があればシリンダーが浮きますね。
排気フランジ側からリングの位置を確認します。

P_20170524_225648.jpg

赤丸の部分が抵抗に成っている訳ですから、600番ぐらいのペーパーを当てて
引っかからないようにする訳です。
これを繰り返してシリンダーが浮かないようならOKです。

実際にエンジンを始動した時もピストンの首降りは最小限に成りますから、
擦れて温度上昇も無く、焼き付きリスクも減少し高回転までスムーズに回ります。
組み付け前にバリ取りをするよりも、ずっと現実的でしょ?

2stは組み付ける人によってパワーも変わってきます。
競艇は全員同じエンジンで組み付けとプロペラ変更だけでレースをします。
プロペラはスクーターでいうと駆動系にあたります。
組み付ける人が変わっても速さが同じならレースに成りませんからね~

今回はほんの一部、腰上の組み方を紹介しましたが、他にもいろんな工夫をして
エンジンを組み上げているんですよ。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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No title

2017年05月25日 23:54

やんちゃ親父さんmこんばんわ。
今回のブログはのっけから私のことが書かれているのかとドキっとしましたw
40代読者 ディオ そして忙しさの片棒を担いだのは私ですw

こちらでその後のご報告をさせていただきます。
ベルトは純正に変更WR6g×6 MJ105 SJ45 にしました。
これでゆっくりアクセルを開けていくとボコつきながら回転が上がっていく感じです。

が、その後アクセルオフで回転が下がりません。
アイドリング1800rpmからひとたび軽くアクセルをふかすと4000rpmのまま下がってこず、1分ぐらいかけてゆっくり回転が下がる感じです。最初はアクセルワイヤーの固渋を疑い点検しましたが異常なしでした、
これはジェットのセッティングが悪いのか、アイドルスクリューやエアスクリューの調整が悪いのか・・・・。
SJをもっと上げたほうがよいのでしょうか?

Re: No title

2017年05月26日 00:48

せんべいさん、こんばんは。

まず、アイドリングが下がりづらい件ですが、ジェットを変える前に
キャブレターの清掃、油面の確認(油面が低いかも)、二次エアが入っていないか?
の確認をしてください。
これが問題無ければ燃調が合っていないと考えた方が良いですね。

キャブセッティングはガソリンを増やしたり、減らしたりだけでは無く
空気の量も関係してきますから慣れないと難しいですよ。

No title

2017年05月26日 02:35

やんちゃ親父さま、こんばんは。

いや~面白いですね!
組み付ける人によって差が出るのって。
当然、速いに越したことありませんが、
私は達成感が好きなんです。
弄って弄って上手くいかない。
何日もかけて『あれ?なんか変わった!』
楽しくなってきます。
その夜、飲み屋街に出向くのは
言うまでもありません。w

Re: No title

2017年05月29日 20:14

GUCCIさん、こんばんは~

腰上も腰下も組み方一つで差が出ますから面白いですよね。
新品のクランクやシリンダーは特に気を使います。

私は達成感で釣りに出掛けたくなりますw