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ジャイロチューニングエンジンの製作(part3)

2017年 03月16日 01:07 (木)

冬場は上級者向けの記事を中心にブログを書いてきましたが、
温かくなり、チューニング初心者や中級者の読者も増えてきました。
ブログでは難しい加工やチューニングも簡単に書いていますので解からないことは
コメントやメール頂ければ分かり易く説明しますので遠慮しないでくださいね。

前回、銅版で製作したクーリングガスケットですが、
かなり(メチャクチャ)効果があって冷えてくれているようです。
メールで作り方を教えて欲しいとの要望がありましたので少し書きますね。

アルミ板や銅版は柔らかいので加工にコツが要るんです。
使う道具を間違えるとまともに出来ませんw
まずは切断ですが、金切りバサミでは薄い物は反ってしまいますし、
厚ければ切ることが出来ません。
私は「ハンディニプラー」を使います。(1500円ぐらい)

P_20170315_131545.jpg

これでアルミなら1.5mm、銅なら1.2mmの厚さまで反らずにカットできます。
曲線も切れますが、半径の小さい物は難しいですね。
ニプラーでカットした後、リューターで整えて、フラップホイルでバリ取りすれば
綺麗に仕上がります。

中央の穴も上記の方法で作りますが、シリンダーより0.5mm大きく作ってください。
47mmピストン用ならノギスで計って47.5mmで仕上がるようにします。

そしてボルト穴ですが、6mmのドリルで穴あけした後、バリを取るために12~13mmの
ドリルで軽く面取りした後、ヤスリで仕上げます。
ヘッドボルトは6mmなので穴を0.2~0.3mm程度、広げるようにヤスリ掛けすれば
良いでしょう。

コツは各穴の位置を正確にすることです。
慣れれば1時間ほどで作れますが、最初は半日掛かりに成るんじゃないかな?

それでは本題です。
キャブセッティングですが、エアブリード付きに交換してセッティングを煮詰めています。
SJを50番にしたところチョイ薄そうだったので暫定52番にしました。

そして、100番をぶち込んだPJですが、駄目ですね。
どうやら今の位置では負圧が足りず、効いていないようです。

P_20170314_153339.jpg

内径が45mmですから当然かも知れませんね。
そこでキャブ本体にPJを取り付けました。

P_20170314_170654.jpg

ここなら内径が37mmぐらい。
穴を開けて5mmピッチ0.8でタップを立てました。
サイズは使うSJによって異なるので注意が必要です。
今回は前に使っていたディオキャブのSJ用に合わせました。

そして100番で試走したら、見事にボコついてくれました。
60番で高回転まで吹け上がるので70番に変更。
少し回転が重いので65番で試す予定です。

MJは138番。
これでしばらく様子見です。

駆動系はプーリーがステージⅤ、WRは42g、クラッチはKNアッセン改ヘビー仕様、
柔ウインナーSP、KNトルクカム直線、ジャイロ純正センターSPって感じです。
今後は当店のチューニングプーリーに変えてリセッティングしてみて
どちらのプーリーを使うか決めたいと思います。

でも、その前にエンジンをバラしてクランクをバランス取り加工してからですね。
クランクのバランスですが、ピストンの重さに合わせた重量バランスと
回転がスムースに成るようにする回転バランスがあります。
箱出しの台湾クランクはどちらもバランスが崩れています。
重量バランスを合わせるにはタングステンを打ち込むなど高価で
大掛かりに成ってしまいます。

そこで、回転バランスだけ取る方法にしました。
回転バランスを取ったクランクは、アイドリングは無加工のクランクと変わらない振動が出ます。
でも、エンジン回転数が上がると振動がほとんど無くなるんです。

エンジンが低回転時には重量バランスの比重が大きく、高回転に成るに従い
回転バランスの比重が大きく成るんです。
「ハーレー」などがこれにあたりますね。
アイドリングでは「ドッドッドッ」って感じの振動がありますが、走り出して回転が上がると
振動が消えてきます。
まぁ、あの振動が高回転でも体感出来るようじゃ疲れて長距離はきついですからね。

ということでクランク加工の為、エンジンを一度降ろしてクランクを加工、
ベアリングを新品に変えて腰下を仕上げてしまいます。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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2017年03月16日 21:08

やんちゃ親父さん!

ジョルノの4st?用のセンスプが柔らかかったので(チョット大きいので、サンダーで削って)2ヶ月くらい使ってみました。
ベルトが抑えきれないのか?50kmくらいの時にボボボボボっていう音が出だしたので、紫センスプの戻してみました。

こっちの方がフィーリングが良かったのですが、ヘッドの温度が、変える前よりかなり上がった気がします。

そのせいか?今日、ピストンクリップが外れて、ピストンが逝っちゃいました( T_T)

工具取りに帰って道端で直しましたけど、(クリップが無かったのでピアノ線で自作しました(o^^o))で例の新品シリンダーに戻ってしまいました〜〜m(_ _)m って落ちです。

No title

2017年03月18日 02:46

やんちゃ親父さま、こんばんは!

直線カム仕様ですか!
私も2台ともKN直線カムです。
それを落とし込んで使っています。
ハイリバのパワーバンドに合わせてセッティングしていますから、
いつでもアクセルに反応してくれます。

こんばんは~

2017年03月20日 18:39

きゃのあさん

う~ん、駆動系から「ボボボボボ」なんて音は聞いたことが無いので判断が難しいですね。
そして駆動系の不具合でヘッドの温度は急激に変わることは無いのでは???
とりあえず詳しく聞いてみたいですね~

ピストンピンクリップは他の要素はあまり関係ないですよ。
変形したクリップを再利用したり、しっかり装着されていなかったことが
原因だと思います。


GUCCIさん

トルクカムは他の溝形状も試したいのですが時間が無くてww
パワーがあると少しぐらい変速が合っていなくても気に成らないんです。

ボボボボボ

2017年03月21日 20:22

やんちゃ親父さま
ピストンクリップは、僕のミスですね(^_−)−☆
あんまり外さない、キャブ側の方が外れたので、温度が上がり過ぎたのが原因かと勘違いしましたm(_ _)m

ヘッドの温度が上がった原因は、キャブだった様です(*´-`)
キャブ下側の、バイスターター用の小さな穴が詰まってました(^_-)
息継ぎしてたので、キャブを分解して発見!その他の穴もクリーナで綺麗にして組み付けると、ヘッド温度が戻りましたm(_ _)m
他にも何処か詰まってて、混合気の量が減ってたのでしょうか?

ボボボボボは、何となくですけど、センスプが柔らかい→ベルトを抑える力が弱い→ベルトが暴れる→プーリーに負担がかかる→プーリーボスとプーリーのクリアランスが開いてくる→プーリーがブレル→ボボボボボ。

では無いかなと推測しました。
プーリーのボスが入るところの外側と内側に負担がかかった跡が有ったのと、プーリーにボスを入れると、ガタついていたので、コレが原因では無いでしょうか?

紫センスプは若干硬めなので、上手いことベルトを抑えてボボボボボがマシになってる?
と素人推測ですm(_ _)m

文章で説明するのって難しいですね(^_−)−☆

Re: ボボボボボ

2017年03月22日 01:49

きゃのあさん、こんばんは~

プーリーボスが減っているのか、プーリーのカラーが減っているのか分かりませんが
変えた方が良さそうですね。
センターSPはクレアより柔らかくしてしまうと再加速が難しくなるので
そのままでセッティング出した方が良いのでは?

私もヘッド温度計着けようかな?