FC2ブログ

03月 « 2021年04月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  » 05月

私のジャイロの各部見直し

2016年 09月17日 23:51 (土)

今日は3連休の初日ですが、台風16号が近づいています。
家族サービスやツーリングなど予定を組んでいる方も多いと思いますが、
突風や急な雨も予想されますので十分注意してくださいね。

連休前の平日を利用して兵庫県から海を渡って車両持ち込みでお客様が来ていただきました。
中期のジャイロキャノピーで何と片道400kmの自走です。
原付で本州から四国に渡れるのは愛媛の今治と広島の尾道を結ぶ「しまなみ海道」のみです。
10分程度の休憩を3回ほど取り、走り続けて10時間掛かったそうです。

作業は腰下とギア部のオーバーホールでした。
キャノピーで8万kmほどを走った車両ですので、かなりくたびれていると思っていたのですが、
降ろしたエンジンはダメージが少なそうでした。

ところが、プーリーが外れない。
仕方が無いので、普段は使わないインパクトを使用しました。
320Nmの強力インパクトでもナットがやっと緩むぐらい締められていましたよ。
既定の10倍ぐらいのトルクで締めているオーナーさんは怪力ですねw

もちろん、こんなトルクで締められていると各部に支障が出ます。
プーリーボスは潰れて変形してプーリーは変速しづらく成っていましたし、
2枚ほど入っていたアルミのシムは一回り大きく成っていました。
どちらも再利用不可です。
硬いプーリーボスが変形したのを見たのは今回で2度目ですがビックリです。

クランクは15/100mm程度の振れで軽傷かと思われましたが、ベアリング装着部が
摩耗してベアリングがスカスカで終了していました。
ベアリング装着部の摩耗はナットの締め過ぎで駆動系に負担が掛かったことが、
大きいのは確かですが、2stオイルも原因の一つですね。

使用オイルはカストロの「Power1」です。
ジャイロのノーマル車両で使うにはギリギリの性能ですが、車重のあるキャノピーなら
最低でも1ランク上の「Power1Racing」にしたいですね。
チューニングするならカストロの分離給油用は、どれも性能不足です。

誤解されては困るのですが、カストロのオイルが低性能って訳じゃありません。
新車に入れて、普通に使えば普通に寿命を迎えられるでしょう。
でも、20年も前の中古のエンジンを今後、永く使っていくなら、
もっと良いオイルを使うべきってことです。
オイルの性能次第で腰上はもちろん、クランクベアリングや大腿部のダメージが
全然変わってきます。

今回、キャノピーの腰下オーバーホールで感じたことは、重量がある車体に装着されている
エンジンは、ケースにかなり歪みが出ているってことです。
このエンジンに装着した純正クランクの精度は左右とも1/100mm以下の素晴らしい精度でした。
ほぼ完璧に組み込みましたが、駆動系側のクランクの振れが
2~3/100mmぐらい増えてしまいました。
ジャイロXのエンジンは振れが増えても1~2/100mm程度ですから、明らかにケースの
歪みが大きいですね。

私の所では時間が取れればケースの歪みを出来るだけ修正して組みますので、
ジャイロキャノピーやUPなど重量を積んだと思われるエンジンのオーバーホールには
1~2日程度余分に日程をみて頂ければ助かります。

話しは変わって私のジャイロですが、走行中に急にアイドリングが上がりました。
ビッグキャブを着けている方は解かりますよね?
そう二次空気の混入です。

このまま走行を続けると確実に焼いちゃいます。
ですので、すぐにチェック!

160914_132730.jpg

ゴム製のインシュレーターが完全に割れていました。
キャブレターを変えてから2カ月ぐらいですよね。
弱すぎです。

原因の1つはインシュレーターのサイズです。
キットに着いていたインシュレーターゴムの内径は35mm、
PE20・24のインマニ側の外径は30.5mmです。
装着するにはバンドをかなり締めこまなければ成りません。
そこで、今回は内径33mmのインシュレーターを注文しました。

もちろん、装着は問題無しですが、ゴム製のインシュレーターは
物によって劣化が違います。
今回は2社から注文したので今後は耐久性をみていきたいですね。

それでは本題です。
今日は前回の課題の吸気の増大と駆動系のクラッチです。
まずは吸気ですが、純正リードバルブベースを限界まで加工しました。

160914_142712.jpg

真ん中の仕切りを取っただけで無く、上下左右も限界まで広げてあります。
もちろんリードバルブも純正は使えませんので、自作する必要があります。

160914_141029.jpg160914_141111.jpg

KN企画の樹脂製の汎用リード板で作りましたが、厚みが0.5mmと厚いんです。
10年ほど前はキタコやデイトナから良いリード板が出ていたんですけど
現在はこれしか見つからなかったんです。
長さ、幅共に1mmほど大きく加工した物を取り付けました。

装着後の感想ですが、確実に吸気量が増えている感覚がありますが、
もう少し薄いリードバルブならレスポンスも吸気量も上がると思われます。
リード板は探さないといけませんね。

リードバルブの材質ですが、カーボンは公道仕様には向きません。
耐久性に問題があるからです。
マロッシのリードバルブで早ければ200kmぐらい。
品質の良い物でも500km程度での交換は必要に成りますからね。

そうすると選択肢は純正でも使われているステンレスバネ鋼、もしくは樹脂製です。
耐久性のステンレスと追従性の樹脂ってことになります。
加工しやすいのは樹脂ですね。

そして、駆動系は発進時に滑りが大きいクラッチを重量化しました。

160913_130932.jpg

KNアッセンブリーのクラッチは計ってみると1枚127g
これに釣り用の重りを溶かし込んで1枚あたり5gの増量して132gまで増やしました。
3枚で15gの増量です。

160913_151518.jpg

初めてのクラッチ加工で要領が分からず、一番上のクラッチが少し変形してしまいました。
装着してみると、クラッチインのエンジン回転数が300rpmほど下がったので
効果は大きそうです。
次は1枚辺りの重量を10g増量して硬めのクラッチスプリング(純正)でも
ガッチリ繋がるクラッチを作ってみようと思います。

前記事のジャイロの点火時期ですが、どうやら前期と中期は点火時期が後期より
2度ほど早いBTDC20°のようです。
ですので、同じCDIを入れても点火時期が異なりそうですね。
そして、コメントも少ないようなので皆さんの関心度も薄そうでした。
やはり、CDIはリミッターカット以外に興味が薄いようです。
ですので、各CDIをジャイロに入れた場合の点火時期は限定記事で
書くことにしますね。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

こんちわ(^-^)/

2016年09月18日 14:07

先週から風邪でダウンしてます😰
自分のZXは[デイトナ赤CDI]と[KN強化コイル]なんですが、[純正CDI]&[ウオタニ]の方が良いでしょうか?キャビーナ等がリミッターが付いてないらしいですね

あと、重クラッチって商品化されますか?
気になります(´∀`)

あと1つ!最近バッテリーが終わったみたいで、購入考えてるんですが、あちゃら製の安いのにするか、国産のソコソコ値段するのにするかで悩んでます。
また、リチウムイオンってのも見つけたんですが何か情報ありませんか?
質問ばかりですみませんm(*_ _)m

Re: こんちわ(^-^)/

2016年09月18日 15:17

杏さん、こんにちは。

季節外れの風邪はたちが悪いですからね~
しっかり治してくださいね。

デイトナのCDIは特にスパークが弱いって言われていますからね。
今の点火時期が合っているなら、デイトナ+ウオタニで良いのでは?

重クラッチは、まだテスト中ですからね~
効果が確認出来て、良いようなら考えます。

台湾製バッテリーは、出た当時は品質が国産より明らかに悪かったのですが、
今はメーカー製なら、ほとんど変わらないレベルまで来ています(乗用車のバッテリー)
ですので、ユアサの台湾製ぐらいなら問題無いと思いますよ。

リチウムイオンはバッテリー自体のパワーもあるようですので、
後付けの電装品が多いようなら有りかも知れません。
オーディオやLEDイルミなどが着いていなければ普通ので良いと思います。

ありがとうございましたm(._.)m

2016年09月18日 20:21

2日間ありがとうございました。
ボルトの締め具合、オイルチョイス、チューニングの考え方など、本当に勉強になりましたm(._.)m
片道400kmオーバーでしたけど、行かせていただいて良かったです。
これからキャノピーと付き合っていく上ですごく大事な2日でした。
プーリーがダメみたいなので、早速オススメプーリーを手に入れてみたいと思います(*^^*)
純正ブレーキシューも・・・

ベルトは、今使っているのが、調べてみるとキャノピー純正みたいなので、当面これで行こうかと思います(*^^*)

これからも、宜しくお願い致しますm(._.)m

No title

2016年09月18日 20:57

やんちゃ親父さま、こんばんは!

最近は重いパーツのチューニングが主流ですね!
それらのパーツを使いこなせるエンジンであれば
バリバリにトルクが増します!

前回の記事、
私のトルクカムはオイル漏れしませんが、
親父さんやY氏のオイルぶっ飛びは何だったのでしょうかね?
パッキンもズレてませんでしたし…

こんばんは~

2016年09月18日 22:20

きゃのあさん

ロングドライブお疲れ様でした。
無事に到着したようで何よりです。

今後は奥さんの機嫌の取り方次第でチューニング内容が変わりそうですねw
キャノピー大事に乗ってあげてくださいね。


GUCCIさん

パワーが上がれば上がるほど他のパーツが根を上げてきました。
クラッチはKNの幅広クラッチを重量化したいのですが、品切れ中なんですよね~

グリス漏れは精度の個体差だと思います。
特に台湾製の社外パーツは仕方ないですね。
純正以外のパーツは使う方が工夫する必要があります。

重重クラッチ

2016年09月20日 01:32

今は廃盤だったか、違う車種ので手に入ったか
ポリーニでホンダ用2枚クラッチがあったんですよ!
そーすれば1枚の重さは1.5倍近くになります!?

CDIは社外品ありき!な状態ですから
反応は薄くなりますよね… ただ!
ケピさんも書いてましたが
CDIは点火セッティングパーツなんだから
特に社外品に関しては
正確な点火時期等の数値を
パッケージに記載してもらわないと
そもそも正確な点火セッティングできない!ってのが実は本当のところな〜www

バッテリー
自分が使ってみて、わりと安くて良かったのはバッテリー液ではなくジェル(ゲル)タイプのやつ
何故かアンペアもほんの少しだけ高かったり。
リチウムイオンはスカイリッチしか使ってませんが、ジャイロだと特に必要ない気もします
(^_^;)
4ストの圧縮高いのとかだと普通バッテリーではセルの回りが弱いのが、強化セルモーターにしなくてもセルがきちんと回るようになったりしてましたが…

自分はクラッチはKN補修用でいいので
柔ウィナーを探してます!?
前はtoday純正のがジャイロのよりもほんのり細くて良かったんですが部品統合で無くなってしまいました(涙)
エックスはアクセルを微妙に開けていくと3500回転で微速発進できますが、子供を乗せた時用にもう少し下げたいので〜
(^_^;)

今、BW's100のキャブセッティングやってるんですが駆動系を変速しないようにしておいて重たいWRにしてあるので3000超あたりで微速発進できますが、これはノマフ系ではなくウインドジャマーズのフルチャンバーで!ですwww
アイドリング+1000回転ちょいでの微速発進なので面白いです〜♪( ´▽`)

Re: 重重クラッチ

2016年09月20日 14:01

ぇっちんさん、こんにちは~

今回は留守番ですか?
2枚クラッチは魅力ですが、ポリーニじゃ値段も良いのでは?
まあ、少し加工で何とか成らないか頑張ってみます。

社外CDIは昔問い合わせたことがあるんですよ。
詳細は忘れましたが、表記すると販売出来ないようなことを聞きました。
ジャイロは他車種流用ですからね~
ディオは固定点火という噂もあるので、ジャイロに着けた時に
違う点火時期に成るかも知れません。

バッテリーは私もどうしようかと思っているんです。
圧縮が高くてセルがギリギリ回るぐらいなんですよ~
情報は助かります。

クラッチはゆっくり開けた時は静かな走り出し、アクセルワイドオープンで
じゃじゃ馬的なフィーリングが欲しいですね~

Li-Ionバッテリー使用感

2016年09月20日 15:20

杏さん、店主様、横レス失礼します・・・

SHORAIバッテリーを2台に使っています。

確かにセルを勢い良く回してくれます。
そしてその状態が比較的持ちますよ。

但し、いろんな情報を総合すると
充電管理がどうもシビアなようで、
過充電はまずいそうです。

うちでは、老母XにHIDを入れるつもりで
全波整流化した際に投入するので用意はしたのですが、
同時につけた電圧計で実情を監視していると
走行中に最大14.7から8v辺りまで
端子間電圧の変化を示しました。

メーカーにも因るらしいのですが、おおよそ
14.0v以上はかけない方が良いとのことで
搭載を断念しました。

今慣らし中のマイXは、補機類・補助灯の搭載を予定して全波整流を三相の比較的容量が大きなコイルをつけて
実現したため、三相用で14.0vに抑えられる
レギュレーターをたまたま見つけたために
Li-Ionを搭載できました。
走行中の最大圧は14.1vで何とか収まっています。
電力が余り気味なので、当面その吸収のため
バッテリーサイズはキャノピーにも使う
大きなものを載せざるをえませんでした。

使いたいとお考えの方々は、まず先に
電圧計を搭載して日頃の実発電量を把握してから
ご検討なさったほうが無駄にならないと思います。

また、補充電もそれなりにシビアにせねば
ならないとのことで、面倒くさがりな私は
専用の充電器を買ってしまいました。

・・・かように、Li-Ionは何かと
「金食い虫」なヤツであります。
コスパは現状相当悪いような(--;

高圧縮に組んだエンジンを
常に快適に掛けたい方々以外は、
割安で良質のバッテリーを
こまめに交換するほうが
良いような気がします。

老母Xに載せなかったLi-Ionは、昨年から運用中の
下駄乗り白Xにて利用しています。
ノーマル車の半波整流で、しかも電圧計を
未だに付けないまま走っています。
目立ったトラブルはありませんが、やはり
充電力が不足気味なようで、不使用の日が長くなると
補充電したほうが良いみたいです。
そろそろ怖いので、電圧計はつけようと思っています。

バッテリー

2016年09月20日 18:43

自分は必ずセルモーターからフレームアースとは別線でバッテリーのマイナス端子へ直接のアースを取ってます
電気はマイナスから流れますから〜(笑)

普通バッテリーでセルがギリギリならリチウムイオンは良いですよ〜!
♪( ´▽`)

自分はもともと街中では飛ばさないのと、時には子供を乗せますし、信号待ちも車(軽二輪やミニカー)ですから車を左すり抜けしたり追い越してまで先頭に行くなんてことしないので(笑)
発進は車についていければ飛び出なくてもいいので柔柔が好みなんです〜♫

こんばんは~

2016年09月21日 00:19

いっせいさん、レポートありがとうございます。

コメント欄は、そのうち記事に埋もれてしまうので、せっかくの良い内容が勿体ないです。
私がまとめて掲示板に書き直しましょうかね?


ぇっちんさん

パワーに余裕があれば羊の皮を被ったオオカミで良いですからね。

Re: 電圧計

2016年09月21日 11:43

ぇっちんさん

コメント、掲示板に移しました~