ライブディオの駆動系
2016年 03月28日 02:09 (月)
ライブディオのオーバーホール&チューニングも終わり、
昨日納車したので、やっと一息つきました。
髪がだいぶ伸びたので切りに行くか、それとも釣りに行くか迷いましたが、
やっぱり選ぶのは趣味の釣りですね。
頑張った後は癒しが必要でしょ?ってことで、クラブの大会以来の釣行です。
朝7時ごろに家を出て、大会の時に会長が大物を釣り上げたポイントで竿を出したんですが
10時まで一度も当たりが無かったため、ホームグラウンドの北吉田に移動。
14時過ぎまで釣りをしていました。
そろそろ帰ろうかと思っている時に、地元松山のお客様から電話がありました。
最初はライブディオZXのトルクカムの変速拡大加工についての
話しでしたが、良く話しを聞いてみるとプーリーも怪しい。
そこで、駆動系を外して持って来て頂くことに成りました。
そうそう、釣りに行った話は時々ブログに書きますが、釣果はあまり書いてないんです。
自分で書くのも何ですが、去年は散々でしたが今年はかなり好調です。

51cmと48cmのチヌです。
お腹が卵でパンパンで引きが強かったですね。
特に48cmの方は取り込みまで5分ぐらい掛かったかも知れません。
それにしても今の釣竿は性能が良いですね~
前の竿だったら糸を切られて上げられなかった可能性が高いです。
腕が悪くても大きな魚を釣ることが出来るんですから凄い技術です。
話しを元に戻します。
お客様には夕方、駆動系一式を持って来て頂くことに成りました。
早速、プーリーを見てみると国内メーカー製のプーリーでした。
プライマリーフェイスとプーリーを合わせてみると、何とか外周まで来るかな?
もしかしたら、1mm程度使えないかも?ぐらいの感じでしたが、
プーリーボスとランププレートを合わせてみると、WRが最大変速まで移動しても
プライマリーフェイスとプーリーが、くっ付きそうにありません。
つまり、最大変速時にランププレートとプーリーボスの間にクリアランスが出来ないんです。
(解かるかな?)
そして、プーリーボスの長さを計ってみると36.5mm!
つまりロングボスが入っています。
ライブディオZXのプーリーボスは長くても36.3mmまで。
それ以上だとベルトが少し減っただけでボスタッチしてしまうので、
発進時にベルトが滑ってしまいます。
せっかく、95mmの大口径なのに残念なプーリーですね。
ボスを純正に変更すれば、発進時のベルトの滑りは解消されますし、
最大変速時に今よりはプーリーとフェイスが近づきますので多少最高速は
上がりますが、95mmの大口径の恩恵は受けられないですね。
お客様には当店の加工プーリーを購入して頂くことに成りました。
それでは本題です。
昨日納車したので、やっと一息つきました。
髪がだいぶ伸びたので切りに行くか、それとも釣りに行くか迷いましたが、
やっぱり選ぶのは趣味の釣りですね。
頑張った後は癒しが必要でしょ?ってことで、クラブの大会以来の釣行です。
朝7時ごろに家を出て、大会の時に会長が大物を釣り上げたポイントで竿を出したんですが
10時まで一度も当たりが無かったため、ホームグラウンドの北吉田に移動。
14時過ぎまで釣りをしていました。
そろそろ帰ろうかと思っている時に、地元松山のお客様から電話がありました。
最初はライブディオZXのトルクカムの変速拡大加工についての
話しでしたが、良く話しを聞いてみるとプーリーも怪しい。
そこで、駆動系を外して持って来て頂くことに成りました。
そうそう、釣りに行った話は時々ブログに書きますが、釣果はあまり書いてないんです。
自分で書くのも何ですが、去年は散々でしたが今年はかなり好調です。

51cmと48cmのチヌです。
お腹が卵でパンパンで引きが強かったですね。
特に48cmの方は取り込みまで5分ぐらい掛かったかも知れません。
それにしても今の釣竿は性能が良いですね~
前の竿だったら糸を切られて上げられなかった可能性が高いです。
腕が悪くても大きな魚を釣ることが出来るんですから凄い技術です。
話しを元に戻します。
お客様には夕方、駆動系一式を持って来て頂くことに成りました。
早速、プーリーを見てみると国内メーカー製のプーリーでした。
プライマリーフェイスとプーリーを合わせてみると、何とか外周まで来るかな?
もしかしたら、1mm程度使えないかも?ぐらいの感じでしたが、
プーリーボスとランププレートを合わせてみると、WRが最大変速まで移動しても
プライマリーフェイスとプーリーが、くっ付きそうにありません。
つまり、最大変速時にランププレートとプーリーボスの間にクリアランスが出来ないんです。
(解かるかな?)
そして、プーリーボスの長さを計ってみると36.5mm!
つまりロングボスが入っています。
ライブディオZXのプーリーボスは長くても36.3mmまで。
それ以上だとベルトが少し減っただけでボスタッチしてしまうので、
発進時にベルトが滑ってしまいます。
せっかく、95mmの大口径なのに残念なプーリーですね。
ボスを純正に変更すれば、発進時のベルトの滑りは解消されますし、
最大変速時に今よりはプーリーとフェイスが近づきますので多少最高速は
上がりますが、95mmの大口径の恩恵は受けられないですね。
お客様には当店の加工プーリーを購入して頂くことに成りました。
それでは本題です。
当初はエンジンのオーバーホールで入庫した前期ライブディオですが、
クランクを交換することに成りました。
横ディオの純正クランクは廃盤で、選択肢はマロッシ製のレーシングクランクもしくは
台湾製クランクぐらいしか選択肢がありません。
しかも、どちらも各部のサイズがZX用ですので、ライブディオで使用するには
プーリーを装着する前にワッシャーを噛ましてオフセットする必要があるんです。
それなら駆動系を全てZX仕様にして大口径プーリーを組んでしまおう!
ってことに成ったんですが
今までライブディオのエンジンに大口径プーリーを合わせてみたことはあっても
実際に装着して走行したことはありませんでした。
走行時にベルトが接触する所はあるのか?WRはどの位の重さに成るのか?
プーリーを使い切れるのか?そして、どんな走りに成るんだろう?
結論から先に言うと、全く問題無く走れるってことです。
まず、組み上げた時の仕様は、大口径プーリーにWR7g×3+6g×3、
ZXの純正ベルトに変速拡大済みセカンダリー。
センタースプリングをジャイロ純正で走行してみました。
本来ならZXよりもパワーが無いライブディオでは、クレアのセンタースプリングが
合うと思うのですが、ケースに余裕が無いライブディオではベルトが暴れると、
どこかに擦れて切れる可能性があると思い、クレアより硬く、
ライブ純正より柔らかいジャイロバネにしてみました。
上記の構成でケース加工も何もしないでポン付けで取り付けて走ったところ、
ハーフスロットルで純正メーターは振り切りました。
ベルトの慣らしが終わって全開で走れば、80km/hぐらいは出そうです。
ところが、発進がイマイチどん臭い!
そこでWRを6g×6で走行したところ発進は良く成ったものの、
全体的にエンジン回転数が高めに成ってしまう。
WRを最初の39gに戻して、プーリーボスを変えたところ良い感じ。
プーリーボスは、ZX純正の36mmボスに0.3mmのスペーサーシムを追加しました。
たった0.3mmの厚さですが、入れると走行の感じが全然違うんです。
欲を言えば、トルクカムを純正改にするともっと良く成りそうでしたが、
オーナーさんは飛ばして走る方では無いので、これで良しとしました。
私はライブディオに乗ったことが無かったのですが、同じエンジンでも走行特性が
全然違うんですね。
マフラーとファイナルギアでこんなに変わるもんなんですね~
改めて2stは奥が深いと感じましたよ。
まあ、収穫は大きかったですね。
ライブディオでもリミッターカット無し、駆動系チューニングだけで80km/h前後出るんですからね。
実際にはメーターを振り切ってしまうので何km/h出てるか判りませんし、
ベルトの慣らしが終わって、まだ伸びるのかどうかも判りません。
オーナーさん、50kmも走ってベルトが馴染んだら、変速や速度の伸びなどを教えて頂けたら
助かります。
そして、残念なことにデイトナのスーパースプリントウエイトローラーが、
販売終了に成ったそうです。
問い合わせてみると安い商品が出回っているので売れないから
原付一種用を終了したそうです。
確かに3個で1000円以上しますから高いですが、品質は最高だし、
寿命は3倍以上じゃないかな?
何より、モリブデンドライコーティングとの相性が抜群なんです。
変速しやすいので、ノングリスで他社製より0.5gは軽いWRが使えますからね。
在庫無しで、店頭に出ている限りですから、欲しい重さを見かけたら
買っておいても損は無いと思いますよ。
クランクを交換することに成りました。
横ディオの純正クランクは廃盤で、選択肢はマロッシ製のレーシングクランクもしくは
台湾製クランクぐらいしか選択肢がありません。
しかも、どちらも各部のサイズがZX用ですので、ライブディオで使用するには
プーリーを装着する前にワッシャーを噛ましてオフセットする必要があるんです。
それなら駆動系を全てZX仕様にして大口径プーリーを組んでしまおう!
ってことに成ったんですが
今までライブディオのエンジンに大口径プーリーを合わせてみたことはあっても
実際に装着して走行したことはありませんでした。
走行時にベルトが接触する所はあるのか?WRはどの位の重さに成るのか?
プーリーを使い切れるのか?そして、どんな走りに成るんだろう?
結論から先に言うと、全く問題無く走れるってことです。
まず、組み上げた時の仕様は、大口径プーリーにWR7g×3+6g×3、
ZXの純正ベルトに変速拡大済みセカンダリー。
センタースプリングをジャイロ純正で走行してみました。
本来ならZXよりもパワーが無いライブディオでは、クレアのセンタースプリングが
合うと思うのですが、ケースに余裕が無いライブディオではベルトが暴れると、
どこかに擦れて切れる可能性があると思い、クレアより硬く、
ライブ純正より柔らかいジャイロバネにしてみました。
上記の構成でケース加工も何もしないでポン付けで取り付けて走ったところ、
ハーフスロットルで純正メーターは振り切りました。
ベルトの慣らしが終わって全開で走れば、80km/hぐらいは出そうです。
ところが、発進がイマイチどん臭い!
そこでWRを6g×6で走行したところ発進は良く成ったものの、
全体的にエンジン回転数が高めに成ってしまう。
WRを最初の39gに戻して、プーリーボスを変えたところ良い感じ。
プーリーボスは、ZX純正の36mmボスに0.3mmのスペーサーシムを追加しました。
たった0.3mmの厚さですが、入れると走行の感じが全然違うんです。
欲を言えば、トルクカムを純正改にするともっと良く成りそうでしたが、
オーナーさんは飛ばして走る方では無いので、これで良しとしました。
私はライブディオに乗ったことが無かったのですが、同じエンジンでも走行特性が
全然違うんですね。
マフラーとファイナルギアでこんなに変わるもんなんですね~
改めて2stは奥が深いと感じましたよ。
まあ、収穫は大きかったですね。
ライブディオでもリミッターカット無し、駆動系チューニングだけで80km/h前後出るんですからね。
実際にはメーターを振り切ってしまうので何km/h出てるか判りませんし、
ベルトの慣らしが終わって、まだ伸びるのかどうかも判りません。
オーナーさん、50kmも走ってベルトが馴染んだら、変速や速度の伸びなどを教えて頂けたら
助かります。
そして、残念なことにデイトナのスーパースプリントウエイトローラーが、
販売終了に成ったそうです。
問い合わせてみると安い商品が出回っているので売れないから
原付一種用を終了したそうです。
確かに3個で1000円以上しますから高いですが、品質は最高だし、
寿命は3倍以上じゃないかな?
何より、モリブデンドライコーティングとの相性が抜群なんです。
変速しやすいので、ノングリスで他社製より0.5gは軽いWRが使えますからね。
在庫無しで、店頭に出ている限りですから、欲しい重さを見かけたら
買っておいても損は無いと思いますよ。
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ジャイロX 15×××改(後期載せ替え!)
2016年03月28日 12:54
Re: ジャイロX 15×××改(後期載せ替え!)
2016年03月28日 22:36
amedioさん、こんばんは~
一瞬、誰かな?って思っちゃいましたよ。
岩手のamedioさんですね。
50ccのジャイロで、75km/hは立派です。
しかも、8000rpmでは、なかなか出せない速度です。
リバイブのパワーバンドは8000~9000ぐらいなので、WRを少し軽くして
そのパワーバンドで変速させるようにすれば上り坂も最小限の速度ダウンで
登れると思いますよ。
自分のレストアしたエンジンが好調なのは嬉しいですね。
一瞬、誰かな?って思っちゃいましたよ。
岩手のamedioさんですね。
50ccのジャイロで、75km/hは立派です。
しかも、8000rpmでは、なかなか出せない速度です。
リバイブのパワーバンドは8000~9000ぐらいなので、WRを少し軽くして
そのパワーバンドで変速させるようにすれば上り坂も最小限の速度ダウンで
登れると思いますよ。
自分のレストアしたエンジンが好調なのは嬉しいですね。
私のジャイロXですが、75キロ出ちゃいましたよ〜
まだ8千回転までしか回してませんが、reviveのパワーバンドを考えれば もっと回した方がいいのでは?
広高のオイルがもう少しで、なくなりそうなので、2CTに入れ替えてから挑戦してみますね。