FC2ブログ

07月 « 2020年08月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 09月

AF35ライブディオZX前期エンジンのレストア 3

2016年 02月03日 00:41 (水)

今日は、やっとジャイロの試走をしてきましたよ~
記事ではまだ途中ですがZX前期エンジンのレストアも終わって時間が取れたんです。

6000rpmほどに回転を抑えて5kmほど走ったのですが、エンジン付近から少し煙が
出てきました。
どうやら、エキパイの面出しが不十分でオイルが漏れて、高温に成り
くすぶってるようです。
まあ、火事に成る訳じゃないので、そのまま試走。つい先ほど帰宅しました。
また明日、エキパイの面出しをやり直します。

ドライコーティングをするとピストンクリアランスが変わってしまうので、
新車時以上に慣らしは気を使います。

そうそう、ホンダの2st純正部品の供給が再開されるかも知れません。
NSR250Rの部品供給継続して欲しいとのオーナーの方々の呼びかけに
ホンダが応じたようです。
http://alphin.exblog.jp/22802994/
現存ではNSRよりライブディオの方が市場に出回っていますので
当然ライブの部品も作ってくれるのでは無いでしょうか?

部品供給が再開されれば中古の販売も活発化しますし、バイク屋さんも
再度2stバイクの修理やメンテも再開されると思われますので、
私はお払い箱、廃業ですね。

それでは本題です。
前回はクランクのインストール作業までやりましたね。
次はギアボックスを完成させましょう。

160201_142652.jpg

まずは、ギアカバーの方にダウエルピンが着いてきてしまいました。
良く見ると錆びて固着しています。
こんな時はバーナーで炙ってからペンチで抜き取ります。
そのままだと硬くて抜けないんですよ。
ケースのダウエルピンは全てこの方法が使えますから覚えておいてください。

160201_150733.jpg160201_151119.jpg

外してみるとかなり錆びていますね。
リューターにゴムヤスリを付けて磨いて再利用です。
ピン穴も錆びが着いていますからこちらも同様に掃除してくださいね。

ピンが抜ければ古いガスケットを取るのも楽です。
ガスケットはカッターの刃やスクレイパーで落としますが、ケースもカバーも
アルミ製なので柔らかいです。削り過ぎないようにしてくださいね。

次にファイナルシャフトのインストールです。

160201_141848.jpg

写真の上が新品、下が取り外したベアリングです。
この2つは性能が違います。
青い方は高回転性能に優れていますが、耐水性が劣ります。
つまり寿命が短いんです。
赤い方は現在の純正で使われている物です。
高速回転性は青いのより劣りますが、防水性に優れています。
つまり長寿命なんですね。
まあ、詳細はNTNのHPで確認して好きな方を使えば良いと思います。

160201_142518.jpg

インストールは簡単!
掃除してから軽くペーパーを当てて、バーナーで炙ればスポッと入ります。
冷えたら、オイルシールをセットして完成です。

次はドライブシャフトのベアリングです。
こちらは、ギアカバーに付いていますので、ギアカバーを炙ってから、
プレス機、もしくはクランクセパレーターを使って外します。

そうすると、ベアリングはドライブシャフトに付いてきますから、
再度、プレス機で外す訳ですが、今回はシャフトに錆がありました。
普通はオイルが循環していて錆は発生しないのですが、
乗っていない期間が長いと、こんなケースもあります。

160201_153651.jpg160201_154112.jpg

ここは、削ると痩せてしまって使えなくなってしまうので、ヤスリを使ってはいけません。
時間は多少掛かりますが、青棒(コンパウンド)を使って錆だけを落としてから再利用します。

入れるのは、カバーを炙ってベアリングを入れてから、シャフトを引き込みます。
プレス機が無ければクランクインストーラーが代用できます。
シャフトを冷やしておけば、楽に入りますよ。

後はギアを綺麗にしてから変摩耗やカケが無いかをチェックして元通りに組み込み
ガスケットを入れて締めればOKですね。
ギア部は前にブログで記事にしたので、詳しくやらなくても大丈夫ですよね。

さて、次は腰上です、
まずは、シリンダー

160202_130524.jpg160202_130543.jpg

傷も無く、強い当たりもありません。
検証時にも書いたと思いますが、新品交換されてからあまり走っていないと
考えられますので、排気ポート内のカーボンだけ落すことにしました。

次にピストン。
こちらも、検証時に書いた通り、排気がリング下まで漏れています。
リングを外してみると案の定!

160202_115330.jpg

セカンドリング内のエキスパンダが、こんなに痩せていました。
写真左が新品、右が装着されていた物です。
もちろん、ピストンリングはセットで新品交換ですね。

ライブディオのピストンリングはトップリングとセカンドリングで違います。
そして、上下も間違えないようにしてください。
リングに刻印がある方を上に向けて取り付けます。

160202_115556.jpg

写真でリングの色が違うのが判りますか?
銀色がトップリング、黒がセカンドリングです。
ピストンは、重曹で綺麗に掃除済みです。

ピストンピンは思ったほど傷んでいませんでしたので再利用、スモールエンドベアリングは
先ほどファイナルシャフトの錆で説明したように乗っていない期間があったと思われますので
念のため新品に交換して組み付けました。

シリンダーヘッドは、確か排気漏れがありましたね。

160202_122448.jpg160202_123458.jpg

もちろん、綺麗にしてから、歪みが無いかチェックして組み付けます。
他にはシリンダーヘッドガスケットは痛みも少なく再利用、
ベースガスケットはもちろん新品です。

DVC002201.jpg

ベースガスケットですが、黄色い方がエンジン側に成ります。
シリコングリスを薄く塗っておくと綺麗に取れますので次は再利用出来ます。
本当に薄くてOKなので塗り過ぎないようにしてくださいね。

え~次はオイルポンプです。

160201_134622.jpg160201_140533.jpg

これも、検証時に書きましたね。
クランクが大きく歪んでいるのに、ギアが減っていませんでした。
シリンダー交換時に新品交換されたと思われます。
汚れていますが、確認したところオイルシールも傷んでいないので
綺麗に掃除してから組み付けます。
内部まで綺麗に洗ってありますので、エンジン取り付け時には
しっかりエア抜きしてから再装着してくださいね。

う~ん、出来るだけ要点だけ書いてるつもりですが、長く成りますね。
続きは次回、完結させます。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

2サイクル

2016年02月03日 06:36

お疲れ様です。
ライブdioの記事、非常に参考になります。😄
当方の初期ライブdiozxの作業開始も予定より少し早くなりそうです。
ホンダの記事が、現実になれば非常に喜ばしい事ですが、バイク屋さんがまた2サイクルを引き受けるかなぁ〜?中には好きな人もいると思いますが。
ホンダはもしかすると限定で2サイクルモデルをだすかもしれませんね。
あと、アプリオ1号機は、毎日通勤に使用してますが、今のところトラブルはありません☺