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2st原付チューニングの後に残ったもの

2015年 10月11日 04:42 (日)

私が、原付免許を取得したのは16歳、高校に入ってすぐでした。
休みの日には中学の友達と一緒に走り回りましたよ~
10人ぐらいかな~?
半分は原付、残りは250ccや400ccでしたね。
排気量は違っても風を切って走る楽しさと、自転車に乗ってる頃とは
全く違う行動範囲の広さに歓喜し走り回りました。

その時に夢中で読んでいた漫画が少年マガジンの「バリバリ伝説」
読んでいると、ワインディングロードを走りたくなってくるんですが、
東京の街中には、90度の直角カーブばかりで、そんな道無いんです。

朝、暗いうちに待ち合わせして、奥多摩やいろは坂なんかに行くんです。
でも、一緒に行く中型のペースで走るのは、60km/h規制前の車両でも純正じゃ無理なんです。
そこで、原付に乗ってる仲間はチューニングして、何とか中型のペースに付いて走ろうって
頑張ったんです。

みんなボアアップやチャンバー、駆動系など速く走れそうなことは、すぐに飛びつきましたよ。
今のようにインターネットが無い時代ですから、本を読んだり上野まで行ってパーツを観て
店員に聞いたりしながら、みんな工夫してチューニングしてたんです。

中には、私の原付より速い車両もありましたよ。
でも、途中で焼き付いたり、熱ダレでペースが落ちてついて行けなくなったりして
原付乗りはそのメンバーから抜けたり、中型に転向したりしたんです。

気が付くと50ccで残ったのは、私一人でした。
残れたのは、長距離でも70km/hのハイペースで走れ、焼き付かない。熱ダレしない。
そんなチューニングが出来たからで、今のストリートチューニングに生かされてます。

中型なら、高速使って半分の時間で往復出来るところをノートラブルで走る私に合わせて
必ず一般道で走ってくれます。
それから30年の時が経ち、その時のバイクは残っていません。
でも、その時の仲間は私の親友として今でも残っています。

私の場合、チューニングで手に入れた物は、スピードでもスリルでも無く親友でした。
そして、たくさんの出会いと思い出を作ってくれたのも原付チューニングのおかげです。
そんな想いを、お客さんや読者さんにも味わって頂きたく、ブログを書いています。

私のチューニングはレース用では無く、エンジンや駆動系に優しい、
速くて長寿命なストリートチューニングです。
今日はそのチューニングの方向性についてです。
市販の社外改造パーツの中には、レースでは使えても、一般公道で使うと
各部の寿命を縮め、エンジンにも負担が大きいパーツも多く出ています。
皆さんも知っての通り、2stは販売中止になり純正部品も年々価格が高騰しています。
チューニングする際には、寿命を縮めることなく性能を上げるパーツ選びや改造を
する必要があるわけです。

たとえば、ハイスピードプーリーですが、社外品をそのまま取り付けると、
一時的に加速は良くなり最高速はアップします。
でも少し走ると、塗ったグリスは無くなり、WRが変摩耗して気が付くと
速度も純正並みに落ちてしまいます。

そこで、グリスを塗らなくてもスムースに動くようにWRのガイドと
ランププレートのWRが当たる部分を鏡面加工する。
プーリーのWRストッパーをWRが圧着されて潰れないように加工し、
ランププレートもバリ取りしてWRに傷が入らないようにする。

これだけの加工で、プーリーの初期性能を数千キロ持たせることが可能になるんです。
そして、1gでも使うWRを軽く出来れば、駆動系各部への負担が減ります。
負担が減れば、駆動系の熱ダレも軽減されますよね。


レースでは、最高速が出る直線はありませんし、加速と減速の繰り返しです。
アクセルをパーシャルで一定速度で走ることは無い。
でも、一般公道では巡航速度で、いかにエンジンや駆動系に負担無く走れるか、
これが一番の課題です。

最近はジャイロのチューニング依頼も多くなってきているので、
高速道路で75km/hで1時間の巡航走行、一般道で70km/hで5時間の巡航を
想定してチューニングしています。

一時的に90km/h以上可能なチューニングも出来ますが、上記の条件は
なかなかクリア出来る車両って少ないんですよ。
速いだけで長距離を走れなくては行動範囲が狭くなってしまいますからね。
私の若い頃は、東京から日光往復を日帰りツーリングしたものです。

もちろん、加速や最高速もノーマル以上ですが、せっかくチューニングしたなら
住んでる町を出て走らないと意味が無いって私は思いますよ。

そして、せっかくチューニングするなら、ベースエンジンは新車時のポテンシャルを
持っている物を使って頂きたい。
私の作るレストアエンジンは、新車時のポテンシャルを目標に製作しているんです。

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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いつも拝見してます

2015年10月11日 22:47

昔話、自分を思い出しました。

すっかりオジサンになった今、
ふたたび2stイジりしてます。(笑)

最近の社外品パーツの特性もわからないので、
純正品の加工の毎日ですけど(笑)

こんにちは

2015年10月12日 12:59

本日、バイク屋さんにギヤオイルを持ち込んで自分で交換してきました。
前回いつ交換したか忘れてしまったので、記録を取る意味でも交換する事にしました。
抜いたオイルは新しいオイルとほとんど色が一緒で、劣化は皆無でした。
私が使っているギヤオイルはポリマーが入っていないので、普通のオイルよりかなりロングライフです。
しかも、100%エステル化学合成油なので、潤滑性能も申し分ありません、というかむしろスクーターのギヤオイルとして使うにはオーバースペックだと思いますが、私は好んで使っています。

やんちゃ親父さんも東京にいた時は奥多摩行ってたんですね~。
私が働いている職場にもバリバリ伝説、雑誌のバリバリマシン世代の方がいらっしゃいますが、大垂水をしょっちゅう走っていたそうですよ。
周遊道路は一時期二輪車の事故が多過ぎて一方通行にされてしまいました。
数年前に解除されましたが、その効果もあってかだいぶ事故は減りました。

私もバイクと出会って色んな仲間が出来ました。
もし、バイクに出会っていなかったら今頃はつまらない人生を送っていたかもしれません。

Re: こんにちは

2015年10月12日 13:33

エステル100%のオイルなら間違いないですね。
オイル交換は4stの倍ぐらいの走行距離6000~8000kmで交換すれば十分ですね。

大垂水もよく行きましたよ。
高尾山で昼食に、うどんを食べるのが定番でした。

バイク仲間は人生を豊かにしてくれていますよね。
バイクと仲間に感謝です。