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ジャイロのマロッシボアアップキットを高圧縮で組むには

2015年 07月16日 17:26 (木)

いや~台風が近づいていますね。
雨が少ない松山も今日は流石に雨が降っています。
ZXもジャイロも弄れないのでネットで情報集めに徹することにしました。

良いエンジンが無いかとヤフオクを物色していると、見つけました。
「ディオZX(AF35)純正エンジン!部品取りなどにお安く♪」
エンジン番号からだと中期のZXですね。

ヤフオク中期ZXエンジン

4480円でヤマト元払いだと140サイズで岐阜からなら、送料込みで6000円ちょっとですね。
「詳細確認、現物確認など大歓迎」っていうのは好感持てますよね。

でも、この価格じゃ~かなり手ごわいエンジンだと思いますよ。
素人には手に負えないエンジンですね。

クランキングが重いっていうのは、クランクじゃ無くキックペダルのグリス切れじゃないかな?
たまにはレストアしたいので、だれも入札しなかったら落札しようと思います。

そして、こんなエンジンも出ていました。
ライブディオ ZX AF35 DIO エンジン AF34E 中期 レストア用

「ライブディオ ZX AF35 DIO エンジン AF34E 中期 レストア用7.2PS」
ボルト類は全部あるのかなぁ?
分解して時間が経っていると、ケースが歪んでいる可能性や、いろんなリスクがあるので結構ギャンブルですね。
安いので、開始価格で入札してみましたが、その後価格が更新されました。
まだ、価格は上がりそうですが、リスクに見合う価値は無いと判断して止めましたよ。

間違い無さそうなのが、このエンジン!

ライブディオZX前期 AF35-1403xxx

「ライブディオZX前期 AF35-1403xxx の エンジン 難」で消費税や送料入れると18500円ぐらいです。

少し機械音があるってことは、しっかりエンジンを掛けてテストしたってことで、
コイル等の電気系、駆動系は問題ないことが分かっていますからね。
「難」といっても、機械音だけ解決すれば良いだけです。
エンジン本体も、これだけ綺麗にしてあるのは珍しいですよ。
汚れたエンジンを綺麗にするには、思っている以上に手間と時間が掛かるんです。

高くても、程度が良いのを探してるなら、これが良いと思います。
さて、晴れたらZXのキャブセッティングを詰めようかと思っていたのですが、MJ105番が無い。
ジャイロのマロッシ装着の時に使ったのを忘れてましたよ。

ということで、今日はジャイロの話しにしましょう。

前回、私のジャイロにマロッシのボアアップキットを組んだのですが、
元々、私の車両はマロッシを組むことを前提にチューニングしてあったので、ポン付けでも
セッティングが一発で合うようになっていました。

エキパイは社外の太い物に変え、バンテージでさらに排気効率をUPさせていますし、
吸気も、エアクリーナーからリードバルブまで、バランスを考えて加工してあります。
だから、MJも20番手ほど大きいんですね。

今はまだ、慣らしの最中なのでチューニングは出来ないのですが、リスク管理はいつでも出来ます。
そこで、どうしたらボアアップキットを組んで焼き付かなくて安全に使えるかを書きましょう。

ポイントは2stオイルと圧縮圧力、そして燃調の3点だけです。

よく、他の人のブログでボアアップしたから、ポンプの増量やガソリンに混合してオイルの量を増やしていますね。
これは、意味がありません。
オイルは量を増やしても性能が良くなることが無いんです。
だからオイルのアップグレードが一番です。
前にも書きましたが、2stオイルは風邪薬と同じです。多く飲んでも効く訳じゃない!
たくさん飲めば効くような気がするだけです。
風邪が酷ければ、病院に行って点滴してもらった方が利きますよね。

そして、一番大事なのが、圧縮圧力をどのくらいで組むかです。
勘違いしやすいのが、圧縮比ですが、これと圧縮圧力は違います。
圧縮圧力は、燃焼室内の温度管理です。
圧力が高いほど燃焼室の温度は上がり焼付く可能性が大きくなります。

他の人のブログでも、ボアアップしたら焼き付いたって記事が多いですよね。
本人は何故焼き付いたか分かっていない。
ほとんどが、高圧縮で組んでの焼き付きですね。

圧縮圧力をどのくらいで組むかは、ピストンとシリンダーの材質や作り、
クリアランスで決めますが、ある程度経験が必要です。

ちなみに、今回の私のジャイロのマロッシはピストンクリアランスが、他のマロッシよりも
狭いと感じましたので、7.5kg/㎠で組む予定のところ、7kg/㎠まで落として組みました。
組んでみて、マロッシ特有のリング鳴りやピストンの首降り音がしないことから、
ベストな圧縮圧力で組めたと思います。

たとえば、アルミで出来ているピストンですが、鉄で出来ているシリンダーよりも、
熱膨張率が大きいんです。
つまり、温度を上げていくとピストンとシリンダーのクリアランスはドンドン狭くなり、焼き付いてしまう。
逆にクリアランスが大きすぎると、上下するピストンが首を振り、シリンダーに擦れます。
ここで、摩擦熱が発生するので、広すぎても焼き付きリスクが出て来るんですね。

ピストンの肉厚も関係があります。
厚いと膨張率も大きくなるんです。もちろん、薄いと強度が弱くなりますよね。

アルミシリンダーの場合、ピストンとシリンダーは同じ材質なので、膨張率もほとんど一緒。
つまり、焼付きにくいんです。
ところが、焼付かないから圧縮圧力を気にしない・・・
だから、高温に成っても気が付かないので、おかしいと思った時には
ピストンに穴が空いていたり、溶けたりしてるんです。

水冷では、まず出ないトラブルです。
だって、焼付く前に水温計が振りきれてオーバーヒートしますからね。
空冷は、そんな安全装置は付いていないんです。

2stスクーター空冷の冷却はフライホイールに付いているファンとキャブレターから
送られる混合気だけです。
そのため、ボアアップした時にはMJを上げる訳ですが、上げる量が少なければ、当然
冷却が間に合わず焼付きます。

「ボアアップしたから取りあえずMJを5番上げる」これは、低圧縮で組まれた場合なら
何とか大丈夫な程度です。
本来なら、慣らし中でも濃いMJから落としていって安全なMJを探るべきですね。

上記を考慮して組んであれば、普通に慣らしが終わるまでは大丈夫です。
空冷の慣らしは、だいたい500kmぐらい。シリンダーの残留歪力が抜けるまでです。
水冷は鉄が歪む温度まで上がらないので、慣らしはピストンリングが馴染むまででOKなんですが、
空冷は話しが別なんですよ。

問題は、慣らしが終わった後ですね。
圧縮圧力を狙ったところに設定していく訳ですが、ストリートでは圧縮をあまり上げないで
吸気・排気でバランスを取って、駆動系とトータルでセッティングを詰めていくのが王道なんです。

でも、高圧縮のパワーって魅力的なんですよ。
圧縮圧力7.5kg/㎠と9kg/㎠じゃ、パワーが全然違うんですね。
でも、9kg/㎠の圧縮圧力ではジャイロは焼き付きリスクが大きい。
空冷ファンを強化する手もありますが、違いは扇子と団扇ぐらいの違いだと思います。
せめて、クーラーと扇風機ぐらい違えば切り札に成るんですけどね。

そこで、もう一つの選択肢が濃い燃料でピストンの裏などを積極的に冷やしてやることです。
ベストなMJを10~15番上げれば、燃焼室の温度を押さえられるので
オーバーヒートをかなりの確率で抑えられます。
しかし、それだけ燃調が濃ければ、当然カブリが出て走らなくなります。

そこで、今回の秘密兵器導入です。
長くなったので続きは明日~

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

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秘密兵器…?

2015年07月17日 02:01

ピーチジョンっすか(笑)

Re: 秘密兵器…?

2015年07月17日 12:04

PJじゃないっす(笑)