fc2ブログ

04月 « 2020年05月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 06月

ジャイロXデモカー製作 part3

2020年 05月31日 02:38 (日)

先日、誕生日を迎え2月から行っていなかった魚釣りに行くことにしました。
鹿児島に引っ越してからも無駄な外出は控えていたので
気分転換に成れば良いな~って思っていたのですが・・・・・

いつものように釣り道具をジャイロに積んで走っていたら
急にハンドルが取られました。
「パンク?まじかー」
路肩にジャイロを止めてトランポで迎えをお願いしてから
前輪をチェックすると・・・・・何も刺さっていない!
何故???
よく見るとエアバルブが取れ掛かっている。
軽く引っ張るとポロっと取れました。

P_20200528_061759_vHDR_On.jpg

原因はゴムの劣化ですが、ふつうはこんな状態に成る前に
駐車中にエアーが少しずつ抜けたりするので気が付くんです。
それが突然の破綻。
こんなことは初体験でした。

バルブを新品に交換すれば良いだけの簡単な作業ですが
ホイールも綺麗に塗り直すことにしました。

P_20200528_085846_vHDR_On.jpg

この写真はタイヤのビートを落としているところです。
両端にゴムが着いているバイスで挟んで締めていき
ビートとタイヤの間に潤滑剤を噴いて、増し締めすれば簡単にビートが落ちます。

P_20200528_103541_vHDR_On.jpg

どんな色に塗ったか?は次回のブログで。
撒き餌のオキアミを解凍して混ぜてしまったので翌日
リベンジ釣行することにしました。

ホイールは塗装中なので軽自動車で行くことに。
桜島を眺めながら、のんびり釣りたいと思い選んだ釣り場は「加治木港」
釣具屋から教えてもらった釣り場です。
6時前に到着して仕掛けを作っていると「ドン!バシャ!」と音が。
桜島の噴火かと思いました。
実は鹿児島に来てからまだ噴火の瞬間を見たことが無いんです。

前方に目をやると、桜島は変化なし。
ただ、視界の隅で「ブクブク」と泡と空気を吹きながら沈んでいく車が・・・・
ビックリして上着と靴を脱いで飛び込もうとしたら
隣で釣りをしている人に止められました。
深さが15mあるから止めた方が良いって。

僅か20m隣で起こった事件で地元のTVニュースでも取り上げられました。
自殺ではないか?との報道でした。
きっとコロナが関係しているのでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。

誕生日から僅か2日で人生で体験したことが無い2つのことが起こり
しばらくは仕事に集中しようかと思います。

今取り組んでいるのが、ジャイロのエンジンコーディネートです。
今までブログでジャイロのチューニングに関する記事を
かなり書いて来ましたが、読者さんの声で多いのが
「ジャイロキャノピーやXのエンジンカバーを取りたくない」っていう声です。

ハイパーリバイブやチャンバーを入れたいけど、
エンジンカバーを取るのが・・・・・
初心者・中級者の半数以上にきかれる意見です。
シンコーメタルではそんな声に応えるようにフェンダーインの
ハイパーリバイブを発売しました。

そこで私の所では違ったアプローチが出来るようにしたい。
4miniではエンジンを磨いたりパーツを取り付けてカスタムしています。
ジャイロはエンジンカバーを取るとファンカバーやエアクリが
むき出し状態でかっこ悪い。
じゃ~綺麗に塗れば良いじゃんってことで
今回、エアクリとファンカバーを塗ってみることにしました。

ただ普通に塗装しても面白くない。
そこで一番不人気な色でチャレンジすることにしました。
ブログでも「良かったら一緒に黄色に塗りますよ」って呼びかけましたが
1人も手が挙がらなかった。
よっぽどエンジンに黄色はイメージが悪いようですw

まずはパーツクリーナーで汚れを落として、シリコンオフで脱脂。
ミッチャクロンを噴いてから、2液ウレタンのプラサフを塗る。
800番のペーパーで下地を整えて、2液ウレタンのシルバーを噴きました。

P_20200514_131036.jpg

この上から2液ウレタンのサハライエローというキャンディーカラーを重ねました。
2液ウレタンを選んだのはキャンディーカラーって缶スプレーだと
綺麗に塗れても1年もすれば紫外線で色が抜けてしまうそうです。
車のウインドフィルムなどもそうですよね。
どうせ塗るなら何年も良い状態にしたいので少々高価でも
いい塗料を使いました。

P_20200514_130857.jpg

金色に近い黄色です。
色は凄く良いんですが、このまま取り付けると派手過ぎ。
まるでチンドン屋ですよね。

そこで、この上から水圧転写フィルムを貼って2液ウレタンのクリアで仕上げました。



この水圧転写フィルムですが、メリットは360度全ての方向に転写可能なこと。
デメリットは複雑な形状の物に転写するのはかなり難しく
練習する必要があることです。
実際に10回以上失敗して泣きそうに成りましたよ。

P_20200519_153246_vHDR_On.jpg

これは練習で使ったライブディオの駆動カバーです。
後日Yahooオークションに出そうかと思っています。

そしてファンカバーですが、装着した方がイメージが湧きやすいのでは?
と思い装着したところを撮ってみました。



この他、キャンディーレッドの塗装もしてみました。

P_20200514_150023.jpg

今後はエンジンのOHと同様にエンジンも含めた周りのパーツ塗装を
メニューに加えてやっていきたいと思っています。

それでは本題です。

続きを読む

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

ジャイロXデモカー製作 part2

2020年 05月17日 01:19 (日)

昨日、緊急事態宣言が一部地域を除いて解除されました。
私の所も5月18日の月曜日から営業を再開しようと思います。
入庫でのエンジンOHやチューニングについては、もう少し様子見です。
腰上ガンコートの特別価格での施工も17日の日曜日で締め切ります。

緊急事態宣言解除までの間、普段は出来ないことをやっています。
例えば、駆動系。

P_20200429_105527.jpg

マスキング(自分のジャイロのは本当に適当)してからサンドブラストで足付け。
ガンコートを塗装しました。
セカンダリーをバラすのが面倒でそのままガンコートして焼いたのですが・・・・
トルクカムのグリスは焦げて、オイルシールもダメになって
結局バラしてOHしました。

P_20200430_101745.jpg

色は艶消しブラックです。
走行した感じですが、思った以上に効果がありそうです。
私のジャイロはフリクションロスを出来るだけ抑えるために
柔センタースプリングと角度が急なトルクカムを組み合わせてあります。
欠点は冷えている時の変速回転数と温まった時の変速回転数の
格差が大きいんです。
それがかなり改善されています。

どういうことかと言うと、駆動系が冷えた状態で8500rpmで変速するように
WRの重さを調節してセッティングすると、温まってくると8000rpmそこそこ
で変速するように成る。
そして峠の登りのように負荷が掛かって温度がさらに上がると
変速回転数がパワーバンドに入らず速度を保てない。
こんな状態に成りやすいんです。

今回、ガンコートで放熱性能が上がって駆動系に負荷が掛かった時の
温度上昇が緩和されているようです。
今度、ツーリングでデータを取って良ければチューニングメニューに加える予定です。

前々回のブログで紹介したエアクリ&ファンカバー塗装も進めていますが
雨で塗装が出来ない日が続いています。
もう少しで完成するので次回のブログで紹介出来そうです。

それでは本題です。

続きを読む

テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク

ジャイロXデモカー製作

2020年 05月02日 22:16 (土)

早々と鹿児島に引っ越してきたものの新型コロナの緊急事態宣言で、
好きな釣りも封印して、殆ど外出しないで過ごしています。
店舗のオープンですが、予定ではゴールデンウィーク明けからと考えていましたが
緊急事態宣言が解除されてからと思っています。
今は開店準備で通常の業務は一切行っておりません。
長引くようなら通販部門だけでも先に行うかも知れませんが、今のところ様子見です。

そんな時にはコツコツ原チャ弄りしかないです。
私のジャイロも最近はリング鳴りが酷く成ってきました。
2度3度、外しては装着を繰り返していますからね。
ピストンリングも、そろそろ1万kmなので交換時期ですので
ついでにドライコーティングもやり直してリフレッシュすることにしました。

P_20200501_151214.jpg

リフレッシュ後、組みなおしたら二次圧縮が1k高く成って12kg/㎠です。
ドライコーティングすると面倒なのが馴らしです。
最低1時間はアイドリングで初期馴染みをつけないといけないんです。
そうだ!ファンカバーを外してみよう!

以前、(確か)伊丹の磨き屋Tさんが「ファンカバー外してエンジン掛けたら
アイドリングで200℃超えてしまった」と聞いていたのを思い出しました。
私のシリンダーとヘッドはガンコートを塗ってありますから比較実験には丁度良い。
TさんのジャイロキャノピーはミクニのTM24キャブ、68マロッシ、
ISOリバイブで二次圧縮10kちょい?だったと思います。
私のXはPWKタイプ24、68マロッシ、ハイパーリバイブですから
仕様はほぼ変わらない。
二次圧縮が高い分、発熱量は多いかも。



動画は1時間ほど経って温度が安定した時のものです。
12kg/㎠のマロッシでこの温度なら、ノーマルだったら冬なら
カバーとファン無しで走行出来るかも?知れませんね。
この温度はかなりビックリしました。

このガンコートですが、中級者やライトチューニングまでの人は不要です。
上級者やモアパワーを求めるヘビーチューンの人向けに成ります。

それでは本題です。

続きを読む

テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク