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ライブディオZXエンジンのSP仕様part3

2018年 12月03日 14:23 (月)

21世紀に成って一番進化したものと言えばコンピューターだと思います。
この進化によって、身の回りのいろんなものが急激に変わってきました。
たとえば携帯電話。

原付2stスクーター全盛期の1990年代に普及が始まった携帯電話ですが、
性能も悪く、各自が工夫して使っていました。
そう!チューニングです。
流行ったのは、アンテナを長い物に交換することかな?
電波の入りを少しでも良くするために行ったチューニングですが
効果はフラシーボ程度でしたね。

はたして、このチューニングは正しかったのか?
調べてみました。
携帯のアンテナを伸ばすのって、意味あったの?
まあ、これが現実です。
みんなが行っているから効果が有るとは限らないのがチューニングです。
でも、その当時は効果が有ると信じて行っていた訳です。

2stエンジンも同じですが、1997年以降はメーカーが開発を行っていません。
正しくはエンジンの性能から、クリーンな排気ガスにするための開発にシフトしてしまった。
ですので、これ以降は2stエンジンは進化していないんです。
皆さんの乗っている2stは、アンテナ付きの携帯電話と同じ性能、同じ考え方の
チューニングが行われている物が多い。

たとえばポート加工。
1970年代のカワサキのマッハは純正でも排気ポートが限界まで大きく作られていました。
各ポートは面取りされていました。
これがパワーが出るポートだと信じられていたころです。
現にこの当時のマッハは世界最速のオートバイでしたからね。

これが大きく変わってきたのが1980年代。
ヤマハのRZが出た頃からです。
排気ポートが小さく成り始めたんです。
もちろん、パワーが落ちた訳ではありませんよ。

当店はシリンダーのレストアで様々な年代の2stシリンダーを見ているので
年代によってどんなポートに成っているのか?診る機会が多いんです。
そして、最終の1990年代は更に排気ポートは小さく成り、ポートの面取りは
行われなくなりました。

でもポート加工といえば、排気ポートを大きくして面取りを行う人が多いんです。
1970年代のポートに近づけるようにポート加工するんです。
時代を逆行しているチューニングですね。
スマホに長いアンテナを着けているようなものなんです。

じゃ~現在のポート加工は?
コンピューターの進化で変わった部品に合わせれば良い。
今の4stは、みんなFI車ですよね。
キャブに変わって吸気はコンピューターが行っています。
私達の2stはキャブレターですから吸気は関係ありませんね。
2stで大きく変わったのはマフラーです。

排圧マフラーは、どの位の排圧を掛ければ良いのか?
形状や各部の寸法は?これらは全てコンピューターが行ってくれます。
チャンバーも同じです。
反転波の返ってくるタイミングも全てコンピューターで行って
それに合わせて職人が組み立てるだけです。

ポート加工はこのマフラーの性能をどうしたら引き出せるか?を考えて行えば良い。
今回はシリンダーのポート加工を例に上げましたが、他の部分も一緒です。
時代を逆行するようなチューニングは私はあまり行いません。
今回の話題は少し難しいかも知れませんね。

それでは本題です。

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テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク