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走行動画比較

2017年 10月30日 17:00 (月)

なぜか今年の台風は必ず週末に来る気がします。
おかげで釣りにも行けないです。
釣りもバイクも考え方が似ている点が多いんです。
どちらも楽しむためには安全が最優先です。

ところが、勘違いしている部分も多い気がします。
たとえば、原付のチューニングをするとスピードレンジが上がります。
ブレーキやサスペンションなど足回りを強化するのは良いのですが、
ブレーキー練習はする人が少ないんです。
皆さんは高速域でパニックブレーキを掛けた時に車両がどんな挙動をするのか、
体感していますか?

私のジャイロは60km/h以上ではフロントがロックすると転ぶ危険が増すので
タイヤも変えましたし、サスも交換しました。
今は80km/hからのブレーキロックでも車体は横に流れますが、転倒はしません。
ジャイロはエンジンのバランスの関係で必ずリアが右に出るんです。

釣りも同じでライフジャケットを身に着ける人が増えました。
ところが、万一海に落ちた時にどうするか?考えていない人が多いんです。
ライフジャケットが有るから大丈夫は、ブレーキを強化したから大丈夫と一緒で
ライフジャケットの3倍以上の浮力があるボードを持ったサーファーでも時には命を落とします。
釣り場に入ったら落ちた時の対処を頭に入れてから釣りを始めることが大事なんですね。

よくニュースで観るのが、子供が海に落ちて父親が助けに飛び込んだが、
親子共に亡くなるケースです。
泳げない方は、まず飛び込んだりしません。
泳げる父親が何故、亡くなってしまったのか?
亡くなった方の殆どが、積んであるテトラポットから上がろうとした結果なんです。

サーファーの方はご存じだと思いますが、テトラは高波を止めるものであって
潮はテトラの中を流れるんです。
その流れは強力でライフジャケット程度の浮力では簡単に吸い込まれてしまいます。
でも、釣り人は意外に知らない人が多いんですね。

バイクでも釣りでも、原理を知ることは大事だと思います。
それでは本題です。

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テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

センタースプリングとトルクカム

2017年 10月28日 00:02 (土)

台風が来て秋の停滞前線がやっと居なくなりました。
これで秋の長雨が終われば良いですね。
やっと晴れたので釣りにも行けます。

私のジャイロもやっと400km走ってセッティングもかなり進んできました。
後半にもセンタースプリングとトルクカムについて書きますが、
ここでもやりますね。

P_20171019_163144.jpg

結局、トルクカムは純正改、センターSPはクレアバネにしました。
ジャイロ純正も試したんですが、やっぱりフリクションロスが大きく
70km/hから上は加速が鈍るんです。

今の仕様とセッティングは腰上は68ccマロッシ改のプロト、マフラーはハイパーリバイブ、
KNビッグマニにカーボンリードバルブ、キャブレターはPE20、デイトナパワーフィルターに
自作カバー、大口径チューニングプーリー、ステージ6クラッチ、2丁アップハイギア、
8インチの165のデカタイヤ、ダグラスブルーラベル8インチ6Jのホイールって感じの仕様です。
セッティングはレスポンスを活かす為に駆動系はフライプレートは350g、WRは36g。
キャブはSJ52番、MJ92番、PJ50番って感じです。
まだまだ暫定セッティングなので駆動系やキャブセッティングは変わりそうです。

P_20171027_124005.jpg

クラッチもごらんの通り400kmぐらいじゃ全然当たりも着いていない状態ですからね。

今回のエンジンは腰上にマロッシベースのチューニングシリンダーを使っています。
このシリンダーですが、75マロと比べると排気量が少ないのでトルクは75マロが上ですが
パワーバンドのレスポンスと馬力は上、2丁UPのハイギアを問題無く引っ張れます。
もう少しセッティングが煮詰まってきたら、どんな感じか一度動画でも撮りますね。

それでは本題です。

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センタースプリングとクラッチの関係

2017年 10月19日 02:24 (木)

私のジャイロXですが、天気が悪くて殆ど走っていません。
雨の止んだタイミングで近所に買い物に行くぐらいですが、何となく解かった所だけでも
修正していくことにしました。

まず片方のスプリングを抜いたフロントサスですが、少し柔らかく成った分
伸び側の減衰力が弱いことが判りました。
マイナスドライバー1本で出来るので今後、乗りながら調整出来るので
少しづつ詰めていく予定です。

そしてセカンダリーを直線カムに変えたのですが、全くダメ!
やはりホンダのスプリングはへの字もしくは、曲線じゃないと駄目そうです。
前回は峠の上り坂で回転上がりが出たと書いたのですが、
これはベルトの熱ダレの可能性が高いですね。
今回、Lカバーには冷却用の穴を空けないで装着したことを忘れていました。

まぁ、街乗り用のエンジンを作るって言ったのに100km以上のテスト走行を行えば
熱ダレしますよね。
ジャイロは車重が有るので登坂時はモロに駆動系に負担が掛かりますからね。
次回はLカバーだけ、外したメインエンジンの穴あきの物に変えて
同じコースを走行して違いを確認してみたいと思います。

トルクカムは前回装着していたKNセカンダリー付属の曲線カムを再加工して
取付けることにしました。
トルクカムの溝形状を変更する時は、エンジン回転が下がる部分は寝かして
エンジン回転が上がる部分は立てるように加工します。
今回は最大変速手前から回転上がりを起こしていたので
こんなふうに加工しました。

P_20171017_182719.jpg
P_20171018_134115.jpg
上が加工前、下が加工後の写真ですが判りますかね?
今回は0.3mmほど左の方に削ったのですが、これで試乗してみます。
1回に削るのは0.2~0.5mmぐらいで納得のいく変速が出来るまで加工を繰り返します。

ついでにクラッチSPを硬いオレンジのに変えてみました。

P_20171018_144852.jpg

今までのSPだとクラッチインが4300rpmぐらい。
これで、どう変わるのかお試しですw

それでは本題です。

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ジャイロ低圧縮でのセッティング2

2017年 10月14日 04:47 (土)

本題に入る前にお知らせです。
整備やチューニングに関する質問が増えています。
私も出来るだけ多くの方に2stスクーターを楽しんで頂くために
判る範囲で答えていきたいと考えていますが、ブログのコメント欄に書くのでは無く
質問ののために用意してある、掲示板を使用して頂きたいと思います。
掲示板はリンク集の中にある「2st原付スクーター掲示板」です。

久しぶりに時間が取れたのでジャイロの慣らしで120kmほど走ってきました。
一般道を120km走るには、4時間前後は走らないといけないので
少し着込んで家を出ましたが、そんな心配は無用でした。
逆に暑いぐらいでしたよ。

今回のエンジンは新しい68マロのテストの為に仕様ですが、考えていた物と
違う物に成る可能性が出てきてしまいました。
というのも、予想していたよりもパワーがあるんです。
今まで着けていた75マロは駆動系の構成こそ違いますが、二次圧縮8kg/㎠で組んだ時には
こんなに走らなかったんです。
つまり、今まで着いていた75マロよりパワーが有るかも知れない・・・・・

というのも、慣らしが中盤に掛かってきたので、一度だけフルスロットルで
パワーバンドに入れてみたんです。そしたら・・・・

P_20171010_220807.jpg

カーボンリードバルブが、ぶっ飛びました。
以前、高速を1時間走行した時のリードバルブなので傷んでいた可能性はありますが、
こんなぶっ飛び方は初めてです。
今は樹脂製に戻して様子を見ていますが、折を見て新品のカーボンリードに変えて
再度テストする予定です。

念のため腰下もチェックしてみましたが問題無し。
以前、動画で観ていただいたように燃えてしまったと思われます。

慣らしが終わり二次圧縮8kg/㎠のセッティングを煮詰めた後は
中上級者向けの10kg/㎠まで上げてエンジンを仕上げる予定でしたが、
このパワーだとスモールエンドベアリングが持たない可能性が出てきました。

ジャイロ純正のスモールエンドベアリングの限界って実は試したことがありません。
昔から行ってきたディオ系のスモールエンドベアリングは12mmピン用ですし、
高圧縮チューニングが出来るように成ったのはここ2~3年ですからね。

一応、二次圧縮10kg/㎠まで試してみますが、エンドベアリングが持たなかったら
シリンダーをデチューンするか、強化ベアリングを入れるかのどちらかに成ります。
デチューンするのは簡単ですが、皆さんが嫌がるかな?
強化ベアリングを使うならベアリングを別途に発注して、ピストンも加工する必要があります。

P_20171010_215404.jpg

今まで使っていた75マロの強化ワイドベアリングと68マロのピストンを合わせてみました。
ベアリングの幅が広いので無加工では入らないことが判りますよね。
もし、強化ベアリングを入れるならベアリング装着部を広げる加工が必要に成ります。
う~ん、考えてしまいますね。

そして車両の方ですが、峠を走った時に怖かったです。
やはり取付けたモンキーサスが硬いんですね。
路面が荒れているとフロントタイヤが跳ねます。
それがコーナーリング中だったら外側に持って行かれます。
ハイグリップタイヤなので転倒することはありませんが、運転中に冷汗は掻きたく無いので
片方のスプリングを抜くことにしました。

P_20171012_134506.jpg

これでも、まだ純正よりも硬いですね。
リアサスはドライバーの体重+車体の重さも加わりますからフロントに使うなら
スプリングは片方抜かないと駄目ですね。
手頃な柔バネがあれば交換するのですが・・・・・

後半に続く

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3500kmほど走行後の75マロエンジンの検証

2017年 10月09日 21:18 (月)

前回のステップボードの取付けです。
ネットで調べてみると、取付け用の穴が空いていたり、ネジも付属している物もあるようです。
私のはデジタコのついでに調べもしないで購入したので取付けボルトも穴も無し。
ステップのサイドに穴あけしてボルト止めが一般的みたいです。

どうせ取り付けるなら取外ししやすく、綺麗に着けば良いですよね。
そこで、純正の取付け位置にしました。

P_20171005_123025.jpg

用意したのはステンレスのボルトと15mmのスペーサーです。
ボルトを純正のステップより高く成るように仮付けします。

P_20171005_123425.jpg

そしてアルミステップボードを置いて、位置が決まったらボルトの辺りをプラハンマーで
軽く叩いておきます。

P_20171005_123721.jpg

アルミは柔らかいので+ネジの跡がクッキリ残りますから、穴あけの位置決めで
苦労することはありませんね。
ドリルで穴を空けたら、ステップとアルミボードの間にスペーサーを入れて固定すればOK。

P_20171005_130622.jpg

汚かったステップが隠れて満足ですw
それでは本題です。

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