FC2ブログ

06月 « 2017年07月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 08月

ドライコーティングの効果とチューニングについて

2017年 07月15日 04:23 (土)

松山は、まだ梅雨明けは先に成りそうですが、すでにクーラーをかけています。
これじゃ~先が思いやられますぇ~
今年は暑く成りそうですから熱中症や夏バテには注意しないといけませんね。

夏場のトラブルと言えば駆動系の熱ダレですが、ブログでフリクションロスを
低減する記事を散々、書いてきたためか熱ダレに関する質問はかなり減ってきました。
代わりに増えてきたのがシリンダーの焼き付きについてです。
特にボアアップシリンダーの焼き付きが多いのですが、
焼き付きの原因は大きく分けて3つあります。

1つは、シリンダーの造りが悪い場合。
各部のクリアランスやギャップ、ポートタイミングなどが適切で無いシリンダーです。
中華や台湾製の安いシリンダーに多いですね。
この前、3個ぐらいKN企画さんで仕入れたシリンダーもクリアランスはバラバラでした。
ポン付けする人にとってはロシアンルーレットですw

2つ目は、使う人のミスによって焼き付く場合。
サークリップが外れたり、傷んでいるエンドベアリングを再利用したり。
2stオイルを切らしたり、ポンプにエアーが噛んだりの、ポンプ不良も多いようです。

最後はパワーアップによる焼き付きです。
パワーはエネルギーが増えればUPします。
エネルギー熱ですから、増えた熱量の対応が出来ていなければ焼付く訳です。
海外のレース向けや、排気量が大きいシリンダーに多いです。
大半のショップは圧縮を落とすなど熱量を純正に近づけることで
焼き付きを回避していますが、その分パワーも小さく成ります。
特に冷却性能の弱い縦型エンジンの場合、圧縮を落とさずに組むのは
上級者でも難しいですね。

ジャイロの場合、私のマシーンはマロッシで慣らし時に圧縮12kg/㎠、
通常時は14kg/㎠でテストしていますので、お客様の車両の場合
吸排気の仕様によっても異なりますが、テストの2kg/㎠ダウンで組みますから
慣らしで10kg/㎠、通常時12kg/㎠ぐらいですね。

エンジンって不思議なもので、同じ仕様の車両でも速さが全く異なります。
4月に阿波三輪會の方々の車両に乗らせていただいたのですが、
ほぼ皆、同じ仕様なのに速さが違うんですよ。
車両もUP・X・キャノピーとさまざまでしたが、特に感じたのが
ギアボックスとタイヤでかなり変わってくるような気がします。

ジャイロは三輪車ですからリア部分のフリクションロスを低減すると
かなり変わってきます。
タイヤは皆さん、好みで選択が変わってきますが、トランスミッションの
当たり外れは速度に大きく影響しますね。
最高速で10kmぐらいは変わると思います。

私のサブエンジンも、ギア鳴りが出ていてメインエンジンよりフリクションロスが大きい。
今回のチューニングではギアボックスのフリクションロス低減がテーマです。
これは、そのうちブログで紹介しますね。

それでは本題です。

続きを読む

テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク