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中期ジャイロXのレストア

2016年 10月17日 22:30 (月)

ここ一週間ぐらいで急に過ごし易く成ってきましたね。
私は寒いの苦手ですから、もうこれ以上は寒く成らなくていいよ~って感じです。

ピストンが来るまでに排気ポートを掘ることにしました。

P_20161014_113037.jpg

結構、ガッツリ掘ったのですが、写真で観ると解からないな~

シリンダーも補修しましょうね。
シリンダーの補修は凸凹を無くすことです。
腰上の焼き付きは溶けたピストンが付着する凸と、シリンダーが削れる凹があります。

まずは凸を修正します。

161011_130801.jpgP_20161014_113023.jpg

左の写真は車体からシリンダーを外したばかりの状態です。
これだと凸が解かりませんよね。
1000番のペーパーで撫でれば凸が判るように成ります。
それが右の画像です。

アルミは鉄より柔らかいのでペーパー掛けで取り除きます。
私は400番ぐらいでやりますね。
凸が取れたら、ホーニングして凹をハッキリさせます。

P_20161014_115305.jpg

次は凹を埋めるためにドライコーティングをします。
凹にしっかりコーティング剤が入るよう、シリコンオフでしっかり脱脂してからです。
コーティング後、軽くホーニング。

P_20161015_105820.jpg

凹が埋まっているのを確認して、届いたピストンと共に再度コーティングで完成です。

161015_164948.jpg

ピストンクリアランスが均等に成るまで、しばらく慣らしが必要です。

私の所には、いろんな相談があります。
外車やバギー、そして旧車ですね。
今回はポート加工の依頼でした。
少しでも今より最高速を伸ばしたいそうです。

161017_143448.jpg

これはホンダのスカイのシリンダーですが、4ポートです。
やっぱり設計が古いですよね。
排気ポートを拡大すると、6ポートと違って掃気ポートからの吸気が
そのまま排気ポートから出て行きやすいんです。
だから、横には拡大できないし、上に広げる以外無いんです。

でもね~ピストンはこれ。

161017_143606.jpg

ピストントップが凹んでいるんです。
排気ポートを上に削ると圧縮が下がる分、通常ならヘッドを面研して調整しますが、
スカイはヘッドを削るとピストンがヘッドにぶつかります。
つまり上にポートを広げられない。

P_20161008_210018.jpg

ポート内部を樽状加工が排気ポート加工の限界でした。
そして、少しでも吸気が良くなるように第一掃気ポートを小加工。
これで少しでもよく成れば良いのですが・・・・
スカイは駆動系も無段階変速じゃないですからね~

基本設計が古いエンジンはお金を掛けてもなかなか速く成らないんです。
スカイのエンジンに20万掛けても、5万で購入したディオのエンジンに
載せ替えた方が数倍速い。

でも、気持ちは解ります。
私も怪物級の魚を釣るために年に何回釣行することか。
そのためにいくら使ったか解かりません。
宇和島まで足を延ばせば、同等の魚は釣れると思いますが、
地元でそれを釣ることに拘っているんです。

旧車のレストアには拘りが有る人が多いので、出来るだけサポートしたいですね。

それでは本題です。

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テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク