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ジャイロX後期エンジンのレストア 5

2016年 04月04日 22:33 (月)

昨日、今日と松山は雨模様。
何とかジャイロのタイヤは取付けたんですが、まだ走っていないので
次の記事でインプレしますね。

最近問い合わせが多いのが駆動系です。
その中で一番多いのは、「プーリーを外側まで使えない」、次が「ベルトが滑る」です。
でもね、外側まで使えないプーリーや、取り付けると滑るドライブベルトって普通に売ってます。
今回はお客様から外側まで変速しないプーリーをお借りしたので紹介します。

160404_190506.jpg

プーリー、ランププレート、スライドピース、プーリーボスのセットです。
説明書を読むと15mmのWR仕様とのこと。
スライドピースの形状からもヤマハ用に作ったのでは?って思います。

160404_190605.jpg

95mmとプーリー本体は大きいのですが、外側が実測で5mmほど使えていませんので、
これじゃ~85mmのプーリー入れているようなものです。

160404_190640.jpg

プーリーボスは0.5mmロングボスですね。
早速、新品のベルトを合わせてみます。

160404_190906.jpg160404_190837.jpg

ほう~、プーリーピッタリ、95mmまでベルトがきます。
続いて落とし込みです。

160404_191633.jpg

新品ベルトで、この程度なら1mmベルトが減ってもボスタッチしませんね。
プーリー変速面は、しっかり設計されていますね。

それでは実際の変速を見てみましょう。

160404_192723.jpg160404_192911.jpg

いつものように、WRを最大変速ポイントに両面テープで固定して、
プライマリーフェイス、プーリーボス、プーリー、ランププレートの順に重ねていきます。

160404_192940.jpg160404_193022.jpg

う~ん、これじゃ~最大変速しませんね。
プーリーボスとランププレートに隙間がありません。
ランププレートとWRに間は、1mm以上隙間がありますね。
これじゃ~せっかくのロングボスも、プーリーの大きさも無意味です。
解かりますか?

解からない方の為に実際にどうなるか?見てみましょう。

160404_193749.jpg

WRを外側固定のまま、クランクに組んでみました。

160404_193854.jpg160404_193918.jpg

左の画像が実際の最大変速です。
WRがランププレートにしっかり接触していますよね。
右の画像が上記で検証した状態。
WRとランププレートの間に隙間があります。
これで、上記のテーブル上で説明した意味が分かりましたよね。

実際の変速は左側で、プーリーとプライマリーフェイスに1mm以上の隙間がありますから、
最大変速なんてしないプーリーです。
プーリーボスは0.5mm短い純正を使っても、フェイスは閉じません。

今回の検証はジャイロ後期のフェイスを使って行いましたが、
ライブディオZXでも同様です。

このプーリー、ネットでの評判は良いんですよね~
WRガイドの形状が良いので変速はスムーズですから、セッティングも出しやすい。
初心者には良いプーリーだと思います。
でもベルトが外まで回らないからといってセカンダリーを拡大加工しても無意味です。

ドライブベルトも検証すれば何故滑るのか?説明することは出来ますが、
現物が無いことと、商品の批判記事みたいに成ってしまいますので止めておきます。

大事なのは、取り付ける前に検証して、どんなパーツなのか確認することです。
ただ付け替えるだけではチューニングでは無く交換です。

それでは本題です。

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テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク