2016年 03月23日 00:57 (水)
みなさん連休は、どう過ごされましたか?
だいぶ暖かく成って来たので、愛車を弄ったり、家族サービスした人も多いのでは?
私はジャイロが動かず、パーツ加工ばかりの地味な作業を淡々とやってましたよ。
まず、お客様から要望の多いKN企画さんのセカンダリーアッセンブリーの加工です。

相変わらず、センターナットが上下逆に付いています。
このまま長期使用するとナットが外れなくなることがありますので
必ず平らに成っている面を上にして取り付けてくださいね。

そして、下のOリングの位置も違います。
このまま使用すると最大変速時にピンが当たりOリングが切れることがあります。
切れると中のグリスが漏れ出てベルトが滑ったり、ピンの潤滑不足でトルクカムが
変摩耗しますので、所定の位置に直してから使う方が良いですね。
そして、トルクカムの台座の厚さが変わっていますね。
写真では赤いOリングの下の厚みです。
これはセカンダリーフェイスのピン穴の位置が高い分、それに合わせて調整されたものだと
思われます。
組み付け時はタップリとグリスアップして組み付けます。
KNアッセンブリーのグリスは元々、純正の1/3程度しか塗られていません。
トルクカムのピンには想像以上の圧力が掛かりますから、
出来るだけ緩和してあげるべきです。
入っているセンタースプリングはライブディオ純正より若干柔らかい物が
使われていました。
そして、ジャイロも今日やっと復活しました。

急遽、純正のクランクシャフトを耐オイル・耐ガソリンのパテで埋めて
入れ替えようと腰上を開けてみたら・・・・・

あれ?溶けて無いし、大丈夫そうです。
じゃ~何故、エンジンが止まったの?ってことです。
7kg/㎠だった二次圧縮を8kg/㎠まで上げてみても駄目。
エアクリを外して負圧を確認したら負圧はあるけど、吹き返しがある。
もしかして、加工したリードバルブが割れた?と思って確認してみたら
それも無事。でも、片方だけ0.5mmほどの隙間を発見!
良く見ると小さな砂利がリードバルブとベースの間に挟まっている。
写真を撮ろうと思っても小さすぎて映らないほどの大きさでした。
取り除いたら難なくエンジン始動しましたよ。
アイドリングを低くすると止まってしまったり、始動時に
数十回キックしないとエンジンが掛からないなんてケースは
リードバルブの隙間を確認した方が良いかも知れませんね。
10分ほどアイドリングしてオイルポンプの動作確認などを
終わらせた後、アクセルを開けてみるとカブって走らない。
完全にMJが濃いんですね。
MJを外してみると125番が着いていました。
110番、100番と落としていって、やっとまともに走るように成りました。
でも、まだ濃いようなので95番を探すと見つからない。
ライブディオに着けていたのをスッカリ忘れてました。
仕方ないので90番を着けました。
ちょっと薄い感じですが、純正シリンダーなので長距離走らなければ大丈夫でしょう。
それと同時にエンジンの振動が出てきました。
まあ、バランス用の穴を埋めた訳ですから当然ですね。
とりあえずフライプレートに6.5mmの穴を空けてバランス取りしましたが
まだ穴が小さいようです。
私のフライプレートは50cc用に購入した175gなので抜いた重量が足りていないんですね。
8~10mmぐらいで丁度良いかも知れませんね。
お客様の作業もあるので、自車は今日はここまでです。
それでは本題です。
だいぶ暖かく成って来たので、愛車を弄ったり、家族サービスした人も多いのでは?
私はジャイロが動かず、パーツ加工ばかりの地味な作業を淡々とやってましたよ。
まず、お客様から要望の多いKN企画さんのセカンダリーアッセンブリーの加工です。

相変わらず、センターナットが上下逆に付いています。
このまま長期使用するとナットが外れなくなることがありますので
必ず平らに成っている面を上にして取り付けてくださいね。

そして、下のOリングの位置も違います。
このまま使用すると最大変速時にピンが当たりOリングが切れることがあります。
切れると中のグリスが漏れ出てベルトが滑ったり、ピンの潤滑不足でトルクカムが
変摩耗しますので、所定の位置に直してから使う方が良いですね。
そして、トルクカムの台座の厚さが変わっていますね。
写真では赤いOリングの下の厚みです。
これはセカンダリーフェイスのピン穴の位置が高い分、それに合わせて調整されたものだと
思われます。
組み付け時はタップリとグリスアップして組み付けます。
KNアッセンブリーのグリスは元々、純正の1/3程度しか塗られていません。
トルクカムのピンには想像以上の圧力が掛かりますから、
出来るだけ緩和してあげるべきです。
入っているセンタースプリングはライブディオ純正より若干柔らかい物が
使われていました。
そして、ジャイロも今日やっと復活しました。

急遽、純正のクランクシャフトを耐オイル・耐ガソリンのパテで埋めて
入れ替えようと腰上を開けてみたら・・・・・

あれ?溶けて無いし、大丈夫そうです。
じゃ~何故、エンジンが止まったの?ってことです。
7kg/㎠だった二次圧縮を8kg/㎠まで上げてみても駄目。
エアクリを外して負圧を確認したら負圧はあるけど、吹き返しがある。
もしかして、加工したリードバルブが割れた?と思って確認してみたら
それも無事。でも、片方だけ0.5mmほどの隙間を発見!
良く見ると小さな砂利がリードバルブとベースの間に挟まっている。
写真を撮ろうと思っても小さすぎて映らないほどの大きさでした。
取り除いたら難なくエンジン始動しましたよ。
アイドリングを低くすると止まってしまったり、始動時に
数十回キックしないとエンジンが掛からないなんてケースは
リードバルブの隙間を確認した方が良いかも知れませんね。
10分ほどアイドリングしてオイルポンプの動作確認などを
終わらせた後、アクセルを開けてみるとカブって走らない。
完全にMJが濃いんですね。
MJを外してみると125番が着いていました。
110番、100番と落としていって、やっとまともに走るように成りました。
でも、まだ濃いようなので95番を探すと見つからない。
ライブディオに着けていたのをスッカリ忘れてました。
仕方ないので90番を着けました。
ちょっと薄い感じですが、純正シリンダーなので長距離走らなければ大丈夫でしょう。
それと同時にエンジンの振動が出てきました。
まあ、バランス用の穴を埋めた訳ですから当然ですね。
とりあえずフライプレートに6.5mmの穴を空けてバランス取りしましたが
まだ穴が小さいようです。
私のフライプレートは50cc用に購入した175gなので抜いた重量が足りていないんですね。
8~10mmぐらいで丁度良いかも知れませんね。
お客様の作業もあるので、自車は今日はここまでです。
それでは本題です。