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ジャイロ純正シリンダーのポート加工

2015年 10月24日 01:42 (土)

今日、井上ボーリングさんから電話が来て「クランクが出来たので夕方の便で送る」とのことです。
やっと作業に入れそうです。

え~、初心者講座は変速の仕組みでしたね。
まず、みんなも変えているプーリーから行きましょうか。

プーリーの変速の仕組みですが、WRが遠心力でプーリー裏側のWRガイドを外側に移動します。
すると、ランププレートとプーリーの間を広げて、プーリー本体をドライブフェイスに押し付けます。
すると挟まれたVベルトが外側に移動して変速するって仕組みです。

このあたりは、皆さんほとんどの人が知っていますよね。
でも、見た目はほとんど変わらない社外プーリーが何故、違う変速特性を持っているのか?
これが一番の問題です。

よく聞く話では、キタコは発進加速は良いけど最高速が伸びない、デイトナは発進は
キタコに及ばないけど、全体的に速くて最高速が伸びるって噂です。
これは、変速特性が違うからなんです。

キタコは変速前半は変速しやすく、後半は変速しづらい。
デイトナは全体的に変速が一定に成るように作られたプーリーってことです。

実は、ベルトの接する部分は、ほとんど変速の特性に影響しません。
表側を見ても何処のメーカーか見分けがつかないでしょ。
プーリーの表側は角度が14~15度の傾斜で各メーカーでプーリーの大きさは違っても、ほぼ一緒です。

違うのは裏側とランププレート。
ここで、最大変速や変速特性が決まってくるんです。
変速特性については後日やろうと思います。

変速特性が一定のプーリーは、素直でセッティングしやすいので好まれる傾向にあります。
でも、ここで考えてください。
2stのパワー特性と言うのは、ある一定の回転数から急激にトルクとパワーが出てきます。
4stなら、トルクやパワーも回転数に比例して出て来るので変速特性が一定で良いのですが、
2stの特性を考えると、セッティングさえ上手く出来れば、キタコの変速特性の方が合っているのでは?
これ、私の個人的な考えも入っています。

もう一つ、プーリーの変速のタイミングを決めるのが、WRの重さです。
プーリーが回転し遠心力でWRガイドを移動するWRは重いほど早くベルトを押し広げ
変速が早くなります。
そして、WRが軽いほど変速が遅くなる。

変速タイミングは早ければエンジンの回転数が上がらず、パワーバンドに乗りません。
遅ければ、エンジン回転ばかり上がって変速が進まない、つまりエンジンは唸っていても
速度は出ていないんです。
適切な変速タイミングは、エンジン回転数と速度の関係を考えながら決めていく。
それがWRのセッティングです。

次回はセカンダリーの変速の仕組みです。

さて、本題です。

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テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク