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タカオカ アビーキャロットのOH&チューニングpart2

2019年 03月23日 02:11 (土)

前記事のハイギアに高性能オイルを使った方が良いと書いたところ
問い合わせが多かったので少し補足します。
私のジャイロも春のスリミに向けてギアオイルの交換をしたのでそれを紹介しますね。

P_20190316_122159.jpg

ジャイロの場合、14mm頭のボルトがドレンボルトに成っていて400ccのオイルが入っています。
ドレンボルトから抜けるオイルは380~390ccです。
車でも同じですが、入れた量を全部抜くにはギアボックスを割る必要があります。
つまり、前のオイルが少し残ってしまうってことです。
ディオ系はこのドレンボルトがありません。
オイルを抜くには車の上抜きと同じでオイル注入口からチューブを入れて注射器で
吸い出す必要があります。

P_20190322_233923.jpg

ここが注入口です。
チューブはここから斜め左下方向に入れてあげる。

P_20190322_233941.jpg

ファイナルギアがあるので鋭角にチューブを曲げる必要があります。
そして今回入れたオイルはこれ!

P_20190316_122208.jpg

BEL-RAYのシンセティックハイポイドギアオイル75W-90です。
100%化学合成のハイポイドギアオイルで3000円ぐらいでした。

P_20190316_123159.jpg

サイドが半透明に成っていて、メモリが付いているので使いやすかったです。
このオイルですが、日本では取扱いが少ないようで購入は難しいです。
amazonでは1万円以上しています。(ボッタクリですねw)
みなさんは手に入れ易いMOTULあたりのギアオイルが良いでしょう。
そして、オイル注入が横向きなのでピストル型のオイラーが便利です。

P_20190316_123230.jpg

私が使っているのがこれです。
トリガーを何度も引かないといけないのが欠点です。

それでは本題です。

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テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク

タカオカ アビーキャロットのOH&チューニング

2019年 03月15日 01:39 (金)

まずはお知らせです。
スリーターミーティング2019の日程が決まりました。
4月28日です。
詳細については公式サイトでご確認ください。
もちろん、私も参加予定です。
4月24日から30日まで神奈川県大和市のビジネスホテルを予約したのですが、
作業の要望が多ければ20日ごろから行くかも知れません。
作業は事前予約制です。
内容によって持っていく工具やセッティングパーツがあるのでご理解くださいね。

合いに来てくれるお客様も増えてきました。
夕方はシンコーメタルさんに居ることが多いですが、日中は私用で走り回る予定ですので
電話を頂く際は夕方以降だと出られると思います。

私のジャイロもそろそろツーリング仕様に変えないといけませんね。
今の街乗り仕様は出足から気持ち良い加速で気に入っているのですが、
ファンネル仕様なので吸気が安定せずアクセルパーシャルで走るのは苦手なんです。
エアクリを着ければ吸気は安定するのですが、加速は鈍くなります。
メリットとデメリットが必ずあるので、何を重視するかですね。

そうそう!マロッシの日本総代理店が4月から6%値上げするそうです。
私の所は常備しているのはピストンリングぐらいですからあまり影響がありませんが
マロッシパーツを購入するなら早めの方が良いかも知れません。

それでは本題です。

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ノーメンテ松山キャノピー

2019年 02月26日 04:37 (火)

F1のマシーンテストが始まりました。
毎年これが始まると、春に成った気がしますw
ホンダはトロロッソに加えてレッドブルにもエンジン供給するので今年が正念場でしょう。
テストでは調子が良いみたいですが・・・・・
「エンジンレギュレーションのグレーゾーン廃止を望む」なんて言っているようでは
まだまだメルセデスやフェラーリには追い付いていないのでは?って思ってます。

というのも、このグレーゾーンとはパワーを得るためにオイルを燃焼させることなのです。
これって2stバイクの技術で過去にホンダが世界中で一番だったはずですよね。
2st開発を20世紀でスッパリ止めてしまったことが原因です。
最先端の技術も15年経てば通用しないのが今の時代です。

以前、オイルポンプの引きしろ拡大のことを少し書きましたが、ブログで詳細を
書いて欲しいとの要望がありました。
私も出来れば詳しく書きたいところですが、車種や年式によってオイルポンプの構造が
異なり、引きしろ拡大が出来ないポンプもあるので書きませんでした。

今回ジャイロXの中期エンジンのオイルポンプがOHで入ってきたので少し取り上げます。
中期のオイルポンプの特徴はオイルシール装着部に脱落防止の蓋が着いたことです。
前期のオイルポンプはこの蓋が無く、オイルシールが脱落してクランクケースが
オイルまみれに成ることが多発したんです。
そこで蓋が着くように成って、後期では蓋の代わりに脱落防止のCリングが装着されています。

そして、前期・中期と後期では互換性が無いんです。
ポンプ装着部の径が違うんです。
形も違います。

オイルポンプには噴出量を調整するための合わせマークが入っています。
今回の中期ポンプは凄く分かりづらいので写真で説明しますね。

SnapShot.jpg

この+ネジの所にある印とレバーの印が直線に成るようにするとオイルが最大に
成るように出来ています。
ですので、アクセル全開にした時にこの位置に引けるようポンプワイヤーを
調節する訳ですが、実際は見えづらい。

そしてレバーの可動域が大きいので間違った調整に成り易いんです。
レバーの可動域ですが、このぐらいあります。

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こんなに引きしろは大きいんです。
じゃ~合わせマークより少し大きめに引くようにすればオイルが多く出るのでは?
って思うでしょ。
でも実際は違うんですよ。
大きく引くほどオイルの出る量は減ってしまいます。
それは内部の構造によるものです。

オイルポンプの可動部はカムに繋がっていて、そのカムでオイルの出る量を
調整しています。

SnapShot1.jpg

この中期ポンプの場合は、合わせマークの位置でカムが平面に成るように出来ています。
それでは実際に大きく引いた場合はどうなるのか?観てみましょう。

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観て解る通り、ワイヤを引き過ぎるとカムで内部を押してしまいオイルが出る量が
減ってしまいます。
引きしろを拡大するには、このカムを削るわけですが、カムの強度を考えると
これ以上削るわけにはいかない。
つまり、中期は多少の増量加工は出来ても、引きしろ拡大は出来ないんです。

このカムの形状などが年式や車種で異なりますので、車種と年式を調べてから
相談してくださいね。
そして、取り付け時にはエア抜きを忘れないように。

それでは本題です。

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チューニングベースのジャイロUPのエンジンOH

2019年 02月11日 19:10 (月)

まだまだ寒いですね。
松山では先日、愛媛マラソンが開催されました。
が、私は年寄りなので家でヌクヌクしています。

そうそう!不要パーツが溜まってきたので少しづつ処分しています。
そこで、前に私のジャイロで使っていたフロントサスがあるのですが、
欲しい方がいましたら格安でお譲りします。
ジャイロXの前期~後期までポン付け出来ます。
私のジャイロはリード足に変えてしまったので使えないんですよ。
申し出が無ければヤフオク行きに成りますのでご了承くださいね。

ジャイロのチューニングパーツの中で一番のお勧めがギア比を上げることなのですが、
皆さんが一番敬遠するパーツがハイギアなんです。
理由は高価だからなのでしょうが、ジャイロのハイギアってメチャメチャ安いんです。
これは皆さんの感覚と私の価値観がズレているものだと思われます。

このズレを修正するためにギアの製作動画を見つけたので観てください。



この動画では11工程でした。
切断
焼き入れ
焼きさまし
旋盤加工
歯切り
二次焼き入れ
面研削
歯車研削
曲線処理
検査工程
最終仕上げ

ご覧頂いたら解る通り、どの機械もコンピューター制御の精密加工機械で
数千万円~数億円はする加工機械ですね。
材料もただの鉄では無く、ハガネです。
これで小ロッドのハイギアを制作してもらうと20~30万円が普通の金額です。

ね!ジャイロのハイギアが5万円以下ならメチャ安なんですよ。
恐らく工程を2~3省いていると思いますが、それでもかなりお買い得です。
乗用車のクロスミッションのギアを1つ、ワンオフで作って頂くと50万円は当たり前ですからね。

この工場は一般的な歯車工場です。
精密度が要求されるF1マシーンなどのギアは、もっと精密な機械で作ります。
何せ現代F1はレブリミット19000rpmですからね。
ギアの精度は千分の1mm単位です。
ギア1つで数百万円に成るのは当たり前ですね。

それでは本題です。

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ライブディオZXエンジンのSP仕様part5

2018年 12月13日 14:10 (木)

前回の事故の話しですが、ジャイロの事故についての相談が多くなっています。
それで記事で取り上げたのですが、事故の記事って読者さんの反応が薄いんです。
きっと事故に会って初めてどうしようって成るんですね。

多い相談が「ミニカー登録をしているのでバイク屋で見積もりを出してもらえない」
なんて相談です。
ミニカーは保険でもファミリー特約で簡単に入れるので安心している人が多いようです。
でもね、バイク屋さんで見積もりが取れないと自分のバイクは自費で直さないといけないんです。
私は「ジャイロはオークションで購入しないように」ってブログにも書いているのですが、
それでもオークションで仕入れて事故の時に困る人が多いようです。

私のジャイロは側車付き軽二輪で登録してありますから
バイク屋さんで見積もりが取れます。
陸運局の登録ですから、政府機関が安全を確認してナンバーを出しているので
ミニカー拒否の近所のバイク屋さんでも拒否されたことは無いんです。
ミニカーは地元の役所が事務的に出しているナンバーですからね~
メーカーからの圧力も大きいですよね。

ネット上ではミニカー登録のメリットだけを強調して書いてありますが、
デメリットも考えないといけません。

話しは変わって私のジャイロの話題です。
夏場に2stオイルの焼き付きテストで使用したクランクシャフトをバラしてみました。

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クランクの大腿部のダメージを確認したのですが、思ったほど酷くは無かったです。
「大腿部のベアリングを交換して欲しい」という相談をされることがあります。
このニードルベアリングは傷む時にはコンロッドとクランクピンも同時に摩耗してしまいます。
だから、交換する時にはベアリングだけってわけにはいかないんです。
大腿部にガタが有る場合は基本的にはクランク交換に成ります。

私のエンジンは普段から良い2stオイルを使っていますので、あまり傷みませんが
純正オイルを使用していたらノーマル車両でも2万kmも走れば、
クランクはかなり傷んでしまいます。
純正オイルを使っていたクランク大腿部の傷みはこんなものじゃないです。

それでは本題です。

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テーマ : カスタム
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