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ホイールベアリングのインストール

2021年 02月01日 23:30 (月)

本当はリード90足をジャイロXに取り付ける内容のブログに
成る予定でしたが、ドジを踏んでしまい、パーツ待ちの状態です。
じゃ~ちょっと内容を変えてホイールベアリングの取り付けについて
書いてみることにしました。

ここ最近はローフリクションベアリングがヤフオクでも売っているぐらい
注目度も高いですよね。
普通のベアリングと何が違うのか?
正直、私も分からないんですよ。
なので、私もいろいろ調べてみました。



ボールベアリングの鋼球ってベアリングメーカーが作っているんじゃなくて
鋼球専門のメーカーから購入しているんですね。
しかも大きさの誤差は0.1マイクロメートル以下だって!
1マイクロメートルは1/1000mmだから、0.1マイクロは0.0001mmですよ~
日本のベアリングメーカーで作っているベアリングには殆ど性能差は
無いのでは?って思います。(もちろん精密度のランクはあります)
じゃ~違いは何なのか?
使っているグリスかな???

一般に手に入るグリスで私が知っているのはワコーズのWR-959です。
バイクレースをやっている人も愛用者が多いですね。
あの赤いグリスです。

160227_172843.jpg

私もベアリングやトルクカムに使ってみたいのですが何せ高い!
ネットで税込み18,000円ぐらいするんです。
100gぐらいあれば当分は足りるのですが、1kg単位じゃ~ねぇ~
お客様で希望があれば、1kg買って100gづつに分けて
小売りも考えますが・・・・・
欲しい人いますか?

純正のホイールベアリングは1個税抜き650円×2で1台分1,300円です。
6201Uという片側シールのグリス入りベアリングです。
私が使っているベアリングはNTNの6201LBっていうベアリング。
同じ片側シールベアリングですが、回転抵抗が開放型のベアリングと一緒。
つまりローフリクション型です。

P_20210201_133417.jpg
P_20210201_133442.jpg

デメリットは外部からの水や埃に弱い。
4~5年で交換しないとダメってことです。(交換した方が良い)
でも、このベアリングを正しく装着できれば、加速も最高速も燃費も
実感出来るぐらい良くなるんです。
価格は税抜き230円。
いかに純正部品が高いか解りますね。
差額はグリス代以上ですよね。
これにシンコーメタルから頂いたグリスを塗って装着します。

それでは本題です。

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エンジンオイル雑談

2019年 09月16日 13:11 (月)

まずはお知らせです。
ご存じの通り、10月から消費税が10%に上がります。
それに伴いましてショッピングサイトも現状の8%から10%に変更いたします。
当店ショッピングサイトは9月25日で一度全品売り切れにして
10月より新料金表示で開始いたします。

たった2%の値上げですが、商品代金の10%ですから大きいですよね~
出来れば高額な買い物は9月中に購入しておいた方が良いです。
ってことで、私も2つだけ買い物しました。
1つは前回のブログでパッケージだけ写真を載せたドラレコです。

P_20190913_111228.jpg

取付けに苦労しそうなのは前後のカメラとモニター部です。
そこで車体のどこに取付けるのが良いのか?実際に車体に合わせてみました。
まずはフロントカメラ。

P_20190913_111347.jpg

別に真ん中じゃなくても良いのですが、フロントカウルへの取付けです。
でもこのカウルはペラペラに薄くて走行中にブレてしまうのでは?って不安です。

P_20190913_111433.jpg

次に試したのはフロントアームです。
ここなら雨でも濡れても最小限ですが、カメラの台座はプラスチック製ですので
振動で台座が割れてカメラが外れたら・・・・・
それに両面テープでの固定ですから、剥がれてもカメラがヤバそうですね。

P_20190913_111638.jpg

次はスクリーンの内側です。
ここなら台座のトラブルがあっても気が付かないで走行している
なんてことは無いですね。
必ず対処出来ます。
ただ、スクリーン越しでクリアな映像に成るのかな~?なんて思います。

次にリアカメラです。

P_20190913_111825.jpg

ここぐらいしか考えつかないのですが、ジャイロのテールランプって
常時点灯なんです。
走行後に触ってみると結構、熱を持っています。
両面テープじゃ剥がれそうな気がするし、ビス止めだとヒビが入らないかなぁ~?

とりあえずフロントカメラはスクリーンの所に決めました。
スクリーンには穴を空けてレンズを出すことにします。
カメラの直径は25mmなので27mmの穴を空けてみました。

P_20190913_162324.jpg

これなら良さそうでしょ。
ちなみにモニター、カメラともに防水仕様です。
そのモニターですが、裏側はこんな感じです。

P_20190913_111937.jpg

何かガッチリと取り付けって感じじゃないですよね。

P_20190913_112211.jpg

一応、こんな取付けベースが付いていましたが、モニター部の大きさと重さを
考えると、すぐにベースが駄目に成りそう。
本体をそのまま両面テープで止めた方が良さそうです。
メーター類と違って観ながら運転することは無いので邪魔に成らない所に
貼り付けようかな?

もう一つの買い物はヘルメットです。
これについては、次回かな?
それでは本題です。

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テーマ : カスタム
ジャンル : 車・バイク

サービスマニュアルに頼らないメンテナンス

2019年 04月17日 20:19 (水)

本題に入る前にチョコっと宣伝です。
いつもお世話になっているシンコーメタルさんの代理店が増えました。
ジャイロベース越後屋」さんです。
たまにブログコメントを頂く「ぇっちんさん」のお店です。
本業は酒屋さんで日本全国のお酒を販売しています。
多摩ピットでは販売していないパーツも取り扱っているそうです。

越後屋
(写真はGoogleMapより)

新元号「令和」に決まりましたね。
昭和生まれの私はそれだけ齢を感じますが、せっかくの新元号ですので
私も今年は新しい試みをしてみたいと思っています。
この新元号は5月1日からですので、今月行われる「スリーターミーティング」は
平成最後のスリミに成ります。

私のジャイロは普段は街乗り用にチューニングしてあります。
今回は帰りのフェリーが取れなかったので1500kmぐらいは走行しないといけません。
多い日には1日300kmぐらい走ると思いますのでノーメンテで帰って来られるように
変更しました。

何を変更したのか?というと、主に吸気系です。
今まではPWKタイプのキャブレターにファンネルの組み合わせでした。
それをPEキャブレターにエアクリBOXの組み合わせに変更しました。

PWKタイプのキャブレターはレスポンスが良いキャブレターです。
発進加速が良いので街乗りには最適なんです。
でもセッティングが難しく、高回転域で焼き付きを起こす人も多いです。
PEキャブはフラットな特性のキャブレターです。
純正キャブのようにセッティングが出来ますし、安心感がありますね。

組み合わせるエアクリーンシステムですが、大きく分けて3種類あります。
ファンネル・パワーフィルター・エアクリーナーBOXです。

ファンネルはラッパ形状で、より多くの空気をかき集めてキャブレターに送れるので
パワーはかなり上がります。
デメリットは音が大きいことです。
ラッパ形状なので吸気音も増大されてしまうのでしょうね。
そして直に大気に触れているので横風や走行風の影響を受けます。
速度が上がると走行乱流が起きるので高速での巡航は無理ですね。
雨は問題ありませんし、ネット着きの物を選べばシリンダーを傷つけるような
ゴミも入りません。

パワフィルはエアクリ+αぐらいの空気をキャブレターに送ることが出来ます。
でも全天候型のカバー付はエアクリよりもキャブレターに送れる空気が減ってしまいます。
エアクリよりも容量が小さく成ってしまうからです。
ですので全天候型のエアクリを使うのはエアクリBOXのスペースが無い時ぐらいです。
デメリットは雨に弱いことです。
強い雨が降る日はエンジンが止まってしまいますので乗れません。
音量ですが、スポンジタイプは比較的静かです。
ペーパータイプはファンネルと変わらないぐらい五月蝿いです。
太鼓のように響いてしまうからでしょうね。

最後にエアクリーナーBOXですが、純正でも使われるように音が静かで
天候にも左右されません。
速度に関係無く安定した空気を送れます。
デメリットはキャブレターに送れる空気が少ないことです。
BOXに吸気穴を増やしても思ったほどの効果が無いんです。

どれもメリットとデメリットが有りますよね。
去年のスリミはファンネルにエアクリBOXを被せた物を自作したんです。
音量を抑えて、ファンネルの吸気量を確保出来るのでは?と思ったからです。
それなりに効果はありましたよ。
エアクリBOXよりもパワーアップしたので吸気量は多くなったはずです。
でもファンネル単体のようなパワー感には成りませんでした。
そこで今回は更なる工夫をしました。
内容はスリミから帰ってから書きますね。

それでは本題です。

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テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク

駆動系メンテナンス part2

2018年 06月24日 01:51 (日)

シンコーメタルから発売された「RRカム」ですが、ブログでインプレを書いて欲しいと
要望がありましたので、近いうちにやりたいと思います。
テストはステージⅤプーリーと当店の大口径プーリーの2種類で2~3種類の
センタースプリングの組み合わせで行う予定です。

そして当店で販売を開始した2stオイルもお客様からインプレが届いています。
好評なのは良いことですが、「効果が体感出来なかった」などの批判的なインプレが
今のところ来ていません。
私はお客様の生の声を聴きたいので、遠慮無くインプレしてくださいね。

シンコーメタルは大企業ではありませんので、商品を全国の有名店舗に
卸すことは出来ませんが小企業だから出来ることがあります。
お客様の声を聞いて、それをすぐに商品にフィードバック出来ることです。
プーリーも月日を重ねてステージⅤまでバージョンが上がりました。
実はこの2stオイルも発売当時と内容が変わっています。
初期バージョンは沈殿物があったんです。

その沈殿物も今は全く無いです。
そして現バージョンは焼き付き時のダメージを最小限に抑えることに重点をおいた
添加剤配合に成っているとのこと。
じゃ~今までのオイルとどう違うのか?
これもテストしてブログで公開する予定です。

そして、最近は台湾製のキャブレターが販売されています。

SWR.jpg

ケイヒンのPWKのコピーですね。
これを今度製作するエンジンに着けてテストしたいと思っています。

っていうことで今年の夏はテスト三昧に成りそうです。
もちろん全てブログで公開しますし、動画は今までのFC2に加えて
YouTubuでも公開する予定です。

それでは本題です。

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テーマ : バイクの修理・整備
ジャンル : 車・バイク

駆動系メンテナンス

2018年 06月19日 02:06 (火)

梅雨の中休みで天気が良いとグッと気温が上がります。
今年も暑く成りそうですが皆さんは、どうお過ごしですか?
私の方は仕事の合間に私用でバタバタです。
とりあえず梅雨明けに親父の一周忌で東京に行けば落ち着くと思います。

記事を書くのが久しぶりのような気がします。
私のジャイロは小変更で夏仕様にしました。

P_20180617_140646.jpg

って言ってもクーリングファンをKOSOからUPSに変えただけですけどね。
前回、高速走行をした時に気が付いたのですが、今の仕様ではシリンダーヘッドに着けてある
ヘッド温度計の温度が180℃を超えないんです。
今までのテストで200℃オーバーでも焼付かないことが判っていますから
温度に余裕があるなら回転抵抗の少ないファンに変えればフリクションロス低減に成ります。
そして、結果はすぐに出ました。
エンジンを温めるために一回りしてきたらアイドリングが3000rpmを超えてました。
へ~こんなに効果があるものなんだ!って感じです。

P_20180617_140700.jpg

そしてファン交換の時に気が付いたのですが、シリンダーベース部からオイルが滲んでいます。
ベースガスケットはアルミ板から切り出した自作なのですが、横着して前回の使い回し。
紙ガスケットなら問題無いのですが、次回は作り直しましょう。
まあこのくらいなら一時圧縮にも影響が無いのでそのままにしました。

ヘッドボルトの締め付け不足ならシリンダーヘッドガスケットから先に
圧縮漏れが起こります。
特に私の車両は高圧縮で組んでありますから、その傾向は強いですね。

そろそろ次のエンジン製作を考えています。
春のスリミではサーキットを楽しめるような状態では無かったですから、
秋のイベントに向けて新しい仕様で走りたいですからね。
今決まっているのは50ccの純正シリンダーを使うことぐらいですね。

それでは本題です。

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